shin-1さんの日記

○野菜の収穫

 わが家の家庭菜園は家のすぐ横にあるため、「お父さん、ネギを取ってきて」と妻が言うと、私が畑へちょいと走っただけで間に合うのです。今朝も味噌汁が出来上がって食べようとするとネギがないことに気づいて取りにゆきました。家庭菜園はそろそろ夏秋野菜を終わりを告げ、冬の根菜類に変わりつつあるようです。それでも夏の渇水ですっかりあきらめていたピーマンやシシトウ、それに長ナスがここにきて豊作になり、毎日そんな野菜を沢山食べているのです。

 今日は久し振りの休みなので庭の草削りをしました。わが家の庭は広過ぎるほど広く、草削りも私一人が一生懸命やっても半日は十分かかるのです。今日は夕方から雨と予報が出ていたので、無風、しかも温度がかなり高かったため汗をいっぱいかきました。加えて厄介なやぶ蚊もいてきつい作業でしたが、かなり綺麗になりました。今日は宵祭り、明日は双海町の地方祭なので子ども神輿がやってくるので、庭が見苦しいと妻が言うもので草削りと相成ったのです。

 滅多にしない私の姿を見て親父が「雨でも降らなければいいが」といったことが的中し、作業を終わった午後5時に雨がぱらぱらと降り始めました。私たちの地域では滅多に仕事をしない人が仕事をすると「雨が降る」ということわざがあるようで、親父の言葉の敵中に思わず一人苦笑してしまいました。

 草削りの中休みに家庭菜園に行きました。見るとこの2~3日家を留守にして収穫していなかったナスやシシトウ、ピーマンなどが食べごろになっていました。発泡スチロールのトロ箱と鋏をを持って畑に入り野菜を沢山収穫しました。

 9月に種を播いた大根も葉っぱは青々としてもう大人の大根のようですが、一番太いのでもまだ蛍光灯の大きさくらいで、後一週間しないと大根の用をなさないようです。今年も大根は昨年に続いて方策の予感がしています。今年はこれ以外にもカブとチンゲンサイ、それにブロッコリーやキャベツの苗を沢山いただいたので、その苗が日増しに大きくなってすくすくと育っているのです。

 今日はカブとチンゲンサイの間引きをしました。二種類のカブとチンゲンサイはまだそれほど大きくはありませんが、もう料理には使えそなのです。今晩はその野菜を使ったナスの煮物、チンゲンサイ・ピーマン・シシトウの炒め物、ネギをまぶした変わり刺身などの料理が食卓を賑わせました。

 わが家は子ども4人がそれぞれ独立して家を出てからは、野菜と魚中心の食事に変わりました。特に私が胆のうを患ってからは、妻も料理に気を使うようになり、極力油物を控えているようです。昨日の友人の葬式があったばかりで、少々気が滅入っていましたが、友人の分まで長生きしなければと気持ちを切り替えました。新鮮な野菜を作ってくれる親父に代わって少しずつ野菜の手入れもしなければならに歳になったようです。

  「菜園の 野菜収穫 早速に 食卓並び 味を楽しむ」

  「大根は 今年も豊作 予感する 数日すれば 大根三昧」

  「無農薬 自慢をしても どれ程に 体にいいか 分からず終い」

  「中国の 野菜農薬 残留を いいつ国内 消毒野菜」


 

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shin-1さんの日記

○季節の便り第一便

 青い国四国にも遅い秋がやってきて、県内各地から秋の便りが届くようになりました。特に紅葉の便りと秋の味覚、それに秋祭は新聞もテレビも毎日のように報道しているのです。伊予路では松山祭りや西条・新居浜の大きな祭りも一応終わりましたが、これからは地方の祭りへと移って行くのです。先日八幡浜へ友人を送って行った帰り道、八幡浜舌田の海沿いで獅子舞を見ました。長閑な漁村のお旅所に近所の人が集まって、笛や太鼓に合わせ賑やかに獅子舞が舞っていました。

 このころになるとみかん産地の愛媛では、極早生品種に代わって早生品種の取り入れが始まり、にわかに忙しくなるようです。昔はわが家でもみかんをたくさん作っていたので、母がミカン畑でミカンの収穫作業に追われ、私も暇を見つけては手伝いましたが、母が亡くなる前から私の忙しさもあって荒れ放題となり、残念ながら今は皆無となってしまいました。

 でも、愛媛といえばみかんと連想されるほど知名度の高い特産品なので、わが家では日ごろお世話になっている全国の仲間に愛媛の味、若松の味としてみかんを送らなければならないのです。春先の晩柑類や甘夏みかん、夏のハウスみかん、この頃の極早生、わせみかん、正月用のみかんを合わせると一年間に送るみかんの量は数えきれないほどなのですが、これらの箱詰めは主に郵便局を介して全国に発送しているのです。

 昨日は頼んでおいた友人からみかんが10箱届きました。今年は天候も良く味も良いようですが、今回届いたみかんはマルチ栽培といって、地面に銀色のシートを敷いて極力水分を抑え、銀色シートの反射によって味を濃くするような栽培方法で育てたものなので、先日松山市で開かれた総理府派遣第10回青年の船班長会でお世話になった方々にまず第一便を送るべく、昨晩あて名書きして今朝郵便局の窓口に持って行き発送を完了しました。郵便局の話だとすべて明日中に届くようなので安心しているところです。

 郵便局も民営化になって小荷物や宅配事業のノルマがあるようで、郵便局の駐車場に軽四トラックで積んで行くと局員がわざわざ運んでくれたりするサービスぶりでした。

 世の中は便利になったもので、このみかんが明日には全国の家庭に届くのですから驚きです。私がまちづくりの仕事や講演行脚をしていることもあって、わが家には郵便局員や宅配員が驚くほど全国各地の友人知人から特産品が送られてきます。その対応はもっぱら妻が細かく対応してくれているのですが、これも人間関係を大切にする手立てなのです。

 先日は新潟県に行く途中、ほくとう総研の清水さんの案内でぶらり立ち寄った、越後湯沢ぽんしゅ館の高村秀夫さんからは美味しい魚沼産のこしひかりが届きました。週末にやってきた娘はこのお米を食べて「今まで食べたお米の中で一番おいしいご飯だ」と驚き、おすそ分けをして取って帰りました。妻は中山町産の栗を手に入れ送ったようですが、「四国から栗を送るの?」と思いましたが、高村さんからは喜びのハガキが届きました。

 まるで物々交換ののようなこうしたお付き合いも嬉しいもので、みかんを食べながら私のつまらない顔でも思い出してほしいと願っています。

  「秋便り みかんに託し 郵便で 明日の夜には みかん囲んで」

  「あの顔や この顔思い あて名書く 宅配ラベル 行先示す」

  「送り賃 高いといつも 思いつつ 自分が持って 行けぬジレンマ」

  「愛媛では みかん稔ると 秋深く 空にイワシの 雲が浮かんで」  

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