人間牧場

〇蜂の巣を利用した蜜蝋づくり

 先日蜜蜂の巣箱から巣を取り出し、採蜜作業を行いました。お陰様で2升5合の蜂蜜を採集することができました。採蜜後の蜂の巣はこれまでゴミ袋に入れて処分していましたが、昨日は4連休で休みだった息子と孫が、何を思ったのか巣を鍋に入れてガスコンロにかけ、蜜蝋を採る作業をし始めました。

蜜蝋を採る作業をする親子
鍋に浮かんだ薄い蜜蝋の膜を丁寧に掬い取る孫
掬い取った綺麗な蜜蝋

 巣を煮ると蜜蝋が溶けだすことは知っていましたが、蜂蜜を採ることにだけ心が動き、蜜蝋を採る作業など余りしないので、その様子を傍で見る程度でした。孫奏心はこんな理科の実験が大好きで、煮たてば鍋の上に浮いてくる蜜蝋の薄い膜をお玉で少しずつ救い上げ、水を張った発泡スチロールの箱に入れると、純度の高い綺麗な蜜蝋ができるのです。

 出来た蜜蝋を容器に取り、最後は蜜蝋を溶かして牛乳パックを切った中に流し込み固まらせると出来上がりです。蜜蜂を誘引するため春になると巣箱に蜜蝋を塗って準備をしますが、これまで蜜蝋の殆どは貰ったりネット販売で購入していましたが、これが上手くいけば自給できると、息子はその成果を喜んでいました。

 商魂たくましい孫奏心は、兄希心とこの春設立した「なんでも屋カンパニー」で、出来た蜜蝋を買って欲しいとねだりました。材料の蜜蜂の巣は私が提供するので原価は蜜蝋を採る作業だけです。またまた孫たちのしたたかな子ども会社の作戦にはまりそうです。蜜蝋はローソクにもなるし床や柱磨くワックスにもなります。

「蜂蜜を 取った蜂の巣 利用して 蜜蝋作る 親子の作業」

「蜜蝋は これまでネットで 注文し 買っていたけど 自給のめどが」

「採集した 蜜蝋牛乳 パック入れ 固めて保存 商品となる」

「この蜜蝋 買ってください カンパニー 孫の作戦 知らぬふりして」

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