人間牧場

〇何がどうなっているのか、とにかく忙しい

 「あなたの行動を見ていたらこっちまで目がまわりそう」と、昨日の夕方妻が私に言うとおり、確かにこの一週間だけを取ってみても、講演あり、梅の実の収穫あり、天草の晒しあり、来客ありと、まあ休む暇もないほどの忙しさです。最近は講演をほどほどにして、農作業や人と会うことに軸足を置いているため、田舎のオープンカーもフル回転で、妻に買ってもらった庇の大きな麦藁帽子を被って、いかにも田舎のおじさんって感じで働いています。お陰様で顔も首根っこも両手も、初夏の太陽に焼かれかなり日焼けが進んでいるようです。

 それもこれも今のところ体調が良く、食欲旺盛、睡眠(一日4時間)熟睡、20キロの梅の実の入ったキャリーも軽々とまではいきませんが難なく持ち上げ、朝晩のストレッチ体操のお陰で、腰痛も陰を潜めているのです。人間にとって体調がいいくらい幸せなことはありません。明くる日の予定を頭に入れ、朝の目覚めを楽しみに床に就く、そして夜明けを待たずに目覚めて起床し、ストレッチ体操やブログを書いて一日が始まるのです。何げないことですがこの何げないことの積み重ねと、何げないことへの感謝が、日々の暮らしを幸せだと実感させてくれるのです。

 今朝親父が5時ごろ、「雨がポロポロ降り出した」と声を掛けてくれました。急いで外に出て、干している天草を間一髪で雨に濡らさず取り込みました。降り出した雨が小降りだったので畑に出て、昨日の夕方ジャガイモを掘った後、耕運機を掛けていた畑に平鍬で畝を作り、そこへトウモロコシの種をまきました。トウモロコシは既に市中に出回っていて、「今頃?」と思われるかも知れませんが、今からでも結構間に合うのです。蒔いた種はこの恵みの雨で発芽が促されるものと思われます。
 朝食を取った後、収穫した梅の実を選別して水洗いし、梅干しと梅酒に加工する作業を妻と二人で始めます。これも根気のいる仕事ですが、一年に一度の作業なので心を込めて、失敗しないようにやりたいと思います。

  「何となく ただ何となく 忙しい だから元気で 病気にならず」

  「さあ今日も 元気で朝を 迎えたり いつもの通り やることいっぱい」

  「手と顔と 首筋辺り 日焼けして 会う人毎に お元気そうね」

  「小雨降り 人は休むが 私には 雨には雨の 仕事がありて」

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