人間牧場

投稿者: | 2013年5月23日

〇愛媛県警察少年サポーター研修会

 私はボランティア活動の経歴がそうするのか、色々な役職を頼まれます。年齢的にはそろそろ役職を頼まれても、固辞しなければならないのですが、お金や責任を伴わない本当のボランティアの役職であれば、社会への貢献でもあるので「まあいいか」と、断わる理由も見つからず引き受けています。そのひとつに愛媛県警察少年サポーターというのがあり、再任されたこともあって昨日はその研修会に出かけて行きました。
 午後2時から愛媛県警察本部10回大会議室で行なわれた研修会には、「駐車スペースがありませんので、お車の乗り入れはご遠慮いただきますようお願いいたします」と、案内状に書いていたので、近くの有料パーキングに止めて歩いて出かけました。

 2年前に親しかった県警本部長だった岸本さんが東京へ帰ったため、県警本部には知り人もいなくなり、立ち寄る部署もなく一階で受付を済ませ、エレベーターで10階まで一気に上がりました。出席者は各警察署毎の少年サポーター17名と、警察側から7人が参加していました。会議が始まる前、隣に座った水沼さんは元学校の先生で親しくお話をしました。また大洲の山口さんも2年前に顔見知りとなっていたので声を掛け合いました。伯方の馬越さんは観光推進協議会の会長をされていて、息子が伯方署勤務の時のことを覚えていて、名刺交換しながら観光の話をしました。察するに参加したどの人も、私と五十歩百歩といった感じの立場のようで、少し安心して研修に入りました。

 少年課長のあいさつや犯罪被害者支援室長の被害者支援についての説明があった後、愛媛県児童相談所の田井野牧子さんの「人生はパズル」という講演を聞きました。「相談所や施設から見る少年及び家庭の問題点」という副題がついていて、一時間の話は参考になる話でした。田井野さんの話を聞きながら、ふと児童相談所に永らく勤めていた、親友の大野哲治さんのことを思い出しました。大野さんとは21世紀えひめニューフロンティアグループを結成して、もうかれこれ30年ほど一緒に活動していますが、大野さんから何度も田井野さんが話していたことと、同じようなことを聞かされました。社会や時代の歪に翻弄されながら生きなければならない青少年のことや、親としての素養を身につけないまま生きている親たちのことを思うと、少し空しい気持ちになるのです。

 「子どもは身近な大人をモデルとして成長する」と言われていますが、私たち大人は果たして「信頼できる大人なのか?」と尋ねられたら、どう答えられるだろうと思いました。
 愛媛県内の少年犯罪は数字の上では減少傾向にあるし、少年サポートーの出番も殆どないことは、むしろ喜ばしいことかも知れません。しかし少年サポーターという役職をいただいた限りは、その役職の名に恥じない切磋をしなければなりません。今年もふるさと双海町の子どもたちに、子ども体験塾の活動を通じてふるさと教育をしっかりやりたいし、請われればサポーターとしてお役に立ちたいと思った研修会でした。

  「子どもらは 身近な大人 見習って 生きるのですから しっかりせねば」

  「研修会 話聞きつつ 友思う 同じ話を 幾度か聞いた」

  「出番なし これに越したる ことはない 少年犯罪 減少傾向」

  「今の子が やがて大人に なるのです 因果は巡る 社会の法則」