人間牧場

〇久しぶりに県庁と地方局へ行きました

 現職を退くと県庁や地方局のような官公庁に行く機会が減り、余程のことがない限り前を通っても、「何かご用」と言われそうで顔を覗かせません。そういえば今年度に入ってから、県庁や地方局へはまだ一度も足を踏み入れてないなあと気がつき、昨日は仕事がらみもあって、あいさつのつもりで県庁と地方局へ行きました。かつての友人たちもそれ相応の年齢になって、それ相応の重職についているため、権力の象徴として個室が与えられている人も沢山いますが、格式の嫌いな私はどうも敷居が高くて、ついついドアの前で入るのを躊躇してしまうのです。
 昨日は中予地方局の7階大会議室で開かれた、松山地区生活研究協議会のリーダー研修会の講演を頼まれ出かけました。少し早く到着したので、この春地方局長に就任した松森さんを訪ねました。松森さんはまちづくりセンターで主任研究員をしていた頃知り合いましたが、今は私などとは格の違いとでもいうのでしょうか、会うことすら躊躇するのです。昨日は出張中だったようなので秘書の方に名刺をお渡しして出ようとすると、隣の部長室から「若松さんお元気ですか。どうぞ中へ」と勝田部長さんから気軽に声がかかり、お茶を飲みながらお話をさせてもらいました。いやはや驚きました。

 リーダー研修会は午後2時からでしたが、会場の入口付近のソファーに腰をかけ、産業振興課長の藤田さんと久しぶりにお話をすることができました。藤田さんもかつて、まちづくりセンターの主任研究員だった頃知り合いましたが、藤田さんには特別親しくしてもらい、双海町の山の上で開いたフロンティア塾に毎回参加し、特に私が執筆し21世紀えひめニューフロンティアグループが出版した、「今やれる青春」という本には巻末へ寄稿までしてもらっているのです。今も変わらぬ謙虚さに、ただただ感心しながらお話をさせてもらいました。
 研修会にはかつて私が愛媛県青年団連合会の会長をしていた頃、副会長として活動をともにしたことのある、東温市の藤井由紀恵さんも参加されていて、懐かしく話をさせてもらいました。藤井さんは生活研究協議会の県の会長を永らく務めたり、どぶろく特区で地域づくりをやっている立派な方で、何年か前県政発足記念の表彰を一緒に受賞して以来の出会いなので、懐かしさ一入でした。帰りにはどぶろく特区で造ったどぶろくをお土産にまでいただきました。

どぶろく由紀っ娘物語

どぶろく由紀っ娘物語

 講演は「心豊かに生きる」と題した話をしましたが、参加者の中には顔見知りも多く、アドリブながら楽しい話をすることができました。昨日のように、失礼ながら田舎のおばちゃんに話をするくらい楽しい事はありません。生き方を共有し、話に共感・共鳴してくれるのです。時には笑い転げ、時には吹くハーモニカの音色に合わせて口ずさんで歌ってまでくれるのです。
 世の中が混沌とし、田舎に生きる人たちは、足腰が痛い、年金が減る、過疎だ高齢化だ、学校がなくなるなどと、不満をタラタラいいながら人生を過ごしていますが、そんなに今を嘆き将来を不安がっても、何にも変わらないのです。どうせだったら田舎暮らしに満足し、田舎を見せびらかせて生きる方が得策なのです。私はその見本のような生き方をしていると、自負し生きています。空気は美味い、食べ物は美味い、水も空気も美味い。安全で安心な野菜は作って美味しく食べているし、魚だって沢山貰うのです。夫婦や家族や近所や友人といった、人間関係もすこぶるよく、たまに都会へ出かけれる、これ以上何の不足があるでしょうか。
 今日も朝が待ち遠しく、いつものように早朝4時に目覚めて一日がスタートしました。間もなく朝日が昇ります。

  「久方に 県庁訪ね 人に会う それぞれ出世 個室いただき」

  「何をしに 来たのと問われ 後ずさり しそう心に わだかまり持つ」

  「久方に 会った女性に どぶろくを 土産に貰い 在りし日思う」

  「水美味く 空気も美味い 食べ物の 田舎暮らしに 満足しつつ」

 

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