人間牧場

〇人は何故私の所へ集まって来るのでしょう

 このところ私が冬休みモードとなっているのを察知してのことでしょうか、私の元へは頻繁に来客があって、家の横にある私設公民館「煙会所」と海の資料館「海舟館」、家から10キロほど離れた場所にある「人間牧場」の間を、忙しく往復しています。来客の殆どはわが家の位置が分からないため、シーサイド公園で待ち合わせをするのですが、最近は携帯電話で連絡を取り合うため、「今、伊予インターを降りた」とか、「後10分で着きます」とか近況が入るのですが、中にはカーナビでわが家に直接やって来るものの、結局わが家への入り口が分からず迎えに出なかればならない羽目になったりして、何かと造作を煩わせてくれるのです。

デカデカコンビの米田(左)さんと吉岡(右)さん
デカデカコンビの米田(左)さんと吉岡(右)さん

 チョイトのつもりが話に花が咲き、半日も手間を取られる日もあって、私の年末までのスケジュールに入っている年賀状書きや注連飾り作りの作業が大幅に遅れ、今年も昨年と同じように尻に火がついたような感じのするこの頃なのですが、昨日も今日も明日も来客予定がひっきりなしで、はてさてどうしたものかと、内心迷っています。
 一昨日はみずほ情報総研の吉岡さんが、愛媛大学法文学部の米田先生と一緒にやって来ました。吉岡さんとは過疎坂知り合いで、人間牧場が出来て間もない頃人間牧場で開催した、移動逆手塾の折やって来ていますし、逆手塾30周年の今年6月に開かれた逆手塾でもお会いしましたが、今回は由布院の観光協会事務局長から愛媛大学へ転進した米田先生を誘っての来訪でした。

 聞けば米田先生は法文学部ですから娘婿と同僚で、住んでいる場所も直ぐ近くの道後緑台だそうで、また逆手塾知り合いの熊本大学徳野先生ともご縁が深く、再会の余韻を残しました。自由人となって7年半が過ぎていますが、私設公民館「煙会所」と「人間牧場」という私的施設を造っているお陰で、全国の多くの方々と出会いを深めることができていて、その輪は益々全国に深くなり広がりつつあるようで、老いる暇のない日々が続いています。
 「人でも仕事でも愛する所に集まって来る」が私の持論モットーですが、出会いの場所と機会は今後も益々広がりそうな雲行きです。結局人間は楽しくて値打ちのある所に集まって来るのですから、楽しさと値打ちのレベルアップを図らなければならないと思っています。
 この日は、地域事務所の松本さんも同じ友人として煙会所へ同席してくれました。

  「人は何故 人を求めて うごめくか 理由簡単 楽しい値打ち」

  「冬休み 当て込み人が 訪ね来る 断わる理由 なくて受け入れ」

  「煙会所 人間牧場 行き戻り 手間暇かけて 出会い重ねる」

  「さあ今日は どんな顔して 対峙する 相手に合わせ 好みの顔で」

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