人間牧場

〇島根県西ノ島からアワビが届く

 島根県のはるか沖合いに浮かぶ隠岐諸島の一つに西ノ島があります。この島へは40年も前に新婚旅行に出かけた、私たち夫婦にとっては忘れられない淡い淡い思い出の島なのです。そしてその後この島に住む、牧畑の保存に取り組んでいる角市さんという人と知り合って、急速に交流が深まり何度か講演に出かけた島なのです。角市さんは現在西ノ島町の町会議員をしていますが、とても多彩な方で絵は描けるし、素潜りはするし、また最近はブログ発信、陶芸にも触手を伸ばし新境地を開いていて、無芸な私にはとても真似のできない人なのです。
 前回西ノ島に講演で招かれた時、角市さんの娘さんや役場に勤める若いリーダー南さんとも親しくなり、その後南さんは出向職員として島根県庁で活躍していて、先日も年輪塾の修学旅行で高知県馬路村へ塾生と行った折も同行して、木下さんたちとご縁を深めているのです。

 そんな出会いの元となっている角市さんから一昨年、昨年に引き続き今年も立派なアワビとサザエが沢山届きました。あいにく私が留守をしていたため、生きたまま宅配便で届いたアワビやサザエの姿は料理されて見ず終いでしたが、庭先にはその残骸とでも言うべきアワビの殻が鈍い真珠色を朝日に輝かせて置いてありました。
 昨日の夜は妻がこのアワビを料理して、アワビ三昧とでもいうべき贅沢な味を、堪能させてもらいました。天然アワビ独特の緑色のアワビ肝は昔から目にいいと言われていて、私は刺身はアワビが届いたという言葉に吊られて帰ってきた次男、それに妻や長男、長男嫁に食べさせ、肝をひとり占めのような形で食べました。今朝はそのせいでしょうか目がパッチリして良く見えるような気がするのです。(笑い)

 

身を食べたアワビの殻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サザエは本当は壷焼きにして食べるのが一番いいのでしょうが、昨日は塩茹でにして食べました。西ノ島の潮の香りが口の中いっぱいに広がり、角市さんのことを思い出しました。瀬戸内海のサザエはツノがありませんが、西ノ島のサザエはツノがあるのです。日本海の荒波で育つサザエは波の力が強いので転げないようにツノで支えているからだからとも聞きました。
 それにしても、友人といいつつアワビやサザエを送ってくれた角市さんには毎年のことゆえ、すまない気持ちでいっぱいです。間もなく伊予路にはみかんの稔る秋が来ます。お返しにみかんを送ろうと妻と話しながら食べました。

  「島根県 はるか沖合い 西ノ島 宅配便にて アワビが届く」

  「西ノ島 新婚旅行 訪ねたり 淡い思い出 消えることなく」

  「アワビ肝 食べたらお目々 良く見える 聞いて育った 諺どおり」

  「アワビ殻 朝日輝き 美しい 三日前まで 海底暮らし」

 

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