shin-1さんの日記

○水ぬるむ春

 昨日の夕方、陽気につられて久しぶりに家の近所を散歩しました。自然の力とは偉いもので、それまで朝の気温が5度を下回っていたのに、たった1日で10度以上、しかも昨日の日中は15度を越えて少し急ぎ足で歩けば汗ばむほどに上昇しているのです。

 年齢を重ねたからそう思うのか、今年の冬の寒さは南国といいながら骨身に堪え、これまで殆ど履かなかったズボン下はすっかり手放せなくなったし、日ごろ家にいる時でも、ズボンの上にウインドブレーカーのズボンまで履く始末です。

 見渡す遠望も春近しを感じさせるような雰囲気になってきました。昨日は変わり易い天気だったため雨が降ったり、太陽が顔を覗かせたりする変化の多い一日でしたが、日脚の長くなった夕日に町のシンボルである本尊山が映えて、まるで赤富士のように見えました。

若松進一ブログ

(夕日に映える町のシンボル本尊山)

 山道を出て川沿いの道を歩くと、川のせせらぎが聞こえてきました。瀬戸内に面したわが町では、冬は降水量が極端に少なく、川は水無し川のようなのが普通ですが、このところの雨で幾分増水して、瀬音かせせらぎの音か、どっちの表現をしたらいいのか迷うほどでした。

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(水の流れにも春を感じます)

 ふと、子どものころに習った「どこかで春が」という歌が思い出され、思わず口ずさみました。「♭どこかで春が生まれてる どこかで木の芽の音がする 春三月~♭」と続くので、もう少し先の季節を歌った歌でしょうが、確実に春は近づいていると実感しました。

 水面を悠然と鴨が4~5羽泳いでいました。合鴨農法で使われた後川に捨てられたものだそうですが、合鴨は川の掃除屋なので色々なものを食べて過ごしているようです。夜は野犬に襲われる心配があるので、水面で休むのだそうです。

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(水面に茂るクレソン)

 水面に緑の水草を見つけました。和名はていれぎ、洋名クレソンだと思うのですが、最近はかわのあちこちに沢山生えているようです。何年か前までは水のきれいな場所に生えているクレソンを摘んできて刺身のつまや肉料理の添え物にしていましたが、今はそんな暇や野趣もなくただ見るだけでしたが、川へ降りる石段を降りて4~5本摘んで持ち帰り夕餉の膳に乗せました。昨晩の夕食には太刀魚の刺身があって、クレソンのピリッとした触感が春を感じさせてくれました。

 待ち遠しかった春が近づいてきました。多分三寒四温の繰り返しで、また寒さがぶり返すものと思われますが、風邪を引かないように気をつけて、元気に春と出会いたいものです。


  「春近し そんな気がする 散歩道 山色夕日 照り映え赤く」

  「川水に 手を差し伸べて 一・二本 クレソン摘みて 刺身に添える」

  「歳重ね ゆえに寒さが 身にしみる 重ね着重く 歳を感じつ」

  「今日温く 明日は寒い 日替わりの 三寒四温 体に堪え」 

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