shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年10月30日

○届いた500枚のはがき

 正月までまだ2カ月もあるというのに、早くもお正月商戦がスタートしています。デパートはおせち料理やお歳暮の販売促進に熱を上げ、政権交替で政府の要らぬ人事介入によって、その行方が混とんとしている民営化した郵政会社は、これまた早くも年賀状を発売し始め、どうも日本中が速さを競って世の中のあくせくに拍車をかけているような気がしてならないのです。一方ではスローライフなんて言いながらも「そんなに急いで何処へ行く」と言いたくなるような昨今なのです。

 そんな中私の元へ年賀状ならぬ普通のはがきが500枚も届きました。「何で?」とお思いでしょうが、実を言うと私はもう20年を超えて一日に3枚のはがきを書いていますが、役所を辞めてからもその凡事は止めることなく続いているのです。今は殆ど失敗はしませんが、草創期には書き損じたり、またパソコンで写真などを入れる慣れなかった頃はプリントアウトを逆さまにしたりして、ハガキを随分無駄にしてきました。加えて年賀状も毎年何枚か各時期を逸したものも会ったのです。それらを書棚の一角に無造作に積み上げてしまっていたのです。


若松進一ブログ

 時々わが家へやって来る娘は、時間があれば私の書斎に入りパソコンを使ってインターネットを楽しんでいますが、たまたまそのはがきが目にとまったようです。また名刺入れのナイロン製の名刺箱に、返信用として同封してきたものの使わなかった切手類が二箱も集められていたのも見つけ、「勿体ないから郵便局で変えて来てあげる」と提案され持ち帰っていたようです。

 娘は切手を風呂のお湯につけて封筒台紙からはがし、新聞の上で水分を取って乾燥し、書き損じはがきとともに松山中央郵便局へ持っていったようです。何とその数ははがきだけでも500枚にもなったのです。一枚のはがきに5円程度の手数料が差し引かれるそうなので、実際の枚数はもっと多かったに違いないのです。またはがした切手はまだ全てではないので、そのうちよく使う50円の切手に変わって手元に戻って来るのでしょうが、50円切手80円切手も沢山帰ってきました。

 今回手に入れたはがきはインクジェット式、つまりパソコン対応ができる官製はがきで、普通のはがきに比べれば紙面が白くてきめ細かくプリンターのインクの乗りが格段にいいようで、同じ金額ですから大助かりなのです。

毎日はがきを書くため私には必需品になっているこれらのはがきは多分これから半年くらいは使える量なので、何か得したような、まるで年賀状の当たりくじに当たったようなささやかな嬉しさでした。これも娘のお陰と感謝しています。娘も私に似て字はへたくそながらはがきを書いています。特に懸賞応募には再々チャレンジして、子ども用三輪車も無償でゲットしたようで、そのしたたかさはやはり親譲りなのでしょうか。

 「年賀状の注文をお願いします」と、早くも年賀状でさえノルマ達成のための分捕り合戦が巷では行われています。比較的枚数の多い私は毎年ターゲットにされて頼み込まれますが、売る方も買う方も大変です。「ああまた年賀状を出す時期がやってきた」、忙しい日々を過ごしながら少し憂鬱な気持ちになりました。


  「五百枚 何にするの?と 妻が言う はがきの束見 札束ならばと」

  「ありがとう 娘の機転 捨てられる 運命はがき 再び命」

  「さあ書くぞ 腕をまくりて プリントし 二十枚もの はがき出したる」

  「郵政省 俺を表彰 するべきだ 毎日三枚 二十五年も」