shin-1さんの日記

○久しぶりに夕日パークを訪ねる

 雪に見舞われた昨日とはうって変わって、今朝は穏やかな朝日が眩しく感じられる島根県益田駅裏のホテルで朝を迎えました。寺戸一朗さんの迎えの車が9時という約束だったので、朝シャンならぬ朝風呂に入ったりテレビを見たりして、久しぶりにゆったりとした朝の」時の流れの中で迎えを待ちました。

 やがて館長さんも一緒に広島まで送ってくれるといって、二人があの超豪華なジープタイプの外車に乗ってホテルの玄関までやってきました。

 昨日来る時に通った道は、7人のスキー客が遭難している恐羅漢周りの峠道のため、帰りは別の道を通ろうと、浜田市経由を選びました。浜田に通じる道沿いには私の町と同じように日本水仙の花があちらこちらに、今を盛りと咲いていました。「弁当を忘れても傘を忘れるな」と言われるとおり、浜田に差し掛かった頃には小雪交じりの雨が降り出し始めました。

 途中トイレ休憩のため道の駅の浜田パークへ立ち寄りました。この道の駅関係者とは昔、夕日が縁で何度か行ったり来たりしていましたが、その後は途絶えて何となく気になっていました。赤字が膨らんで経営が立ち行かなくなったというニュースを風の便りに聞いていたためどうしても立ち寄りたかったのです。道の駅はかつての面影は殆どないほどにリニュアールされ、海沿いに面した場所は若者向きのファーストフードの店になり、外観もまるで中国系のお店と見紛うほどど派手な朱塗りに変身していました。

 村おこしやまちづくりという目的で始めた全国の道の駅も、個性を見い出せないまま経営不振に陥ったり、指定管理者制度という訳の分らない法律で迷走を繰り返しています。どの道の駅も出来て10年から15年が過ぎると施設そのものが老朽化し、ましてや市町村合併という大きなうねりの中で人の思いも消え失せて、このままだと道の駅の半分以上が倒産や消える運命にあるようです。

 夕日パークは浜田の港町が一望できる絶好の位置にあり、道路も整備されているのに経営が苦しいとは、一般人から見れば不思議な話のようです。やがて高速道路が西に延伸して行くと、ここも単なる通過地点となる運命にあるのかも知れません。

 寺戸一朗さんの車は優れもので衛星放送テレビが受信できるようで、私の車などはカーナビについているテレビは見れたものではありませんが、凄く鮮明な画像が見えました。その画像に突然、行方不明になっていた7人のスキー客が恐羅漢の反対側である益田の林道で、全員生存が確認されたという朗報が飛び込んできました。2日間の捜索も空しく過ぎ、冬山の厳しい寒さを考えると諦めかけていただけに、わがことのように嬉しくなり、思わず車の中で拍手を送りました。昨日の昼過ぎ広島まで迎えに来てもらった寺戸一朗さんの車でその恐羅漢スキー場の横を通っただけに、気になって仕方がありませんでした。

 益田のホテルを出発してから3時間で高速道路を走り、無事船着場まで到着し、山陰の寒さと違った山陽の穏やかな日差しを三人で楽しみ、別れを惜しみつつ12時30分の高速船に乗り込みました。今日の海は強風波浪注意報の出ていた昨日とはうって変わって穏やかで、立春を過ぎた束の間の春を感じさせました。

 島根への旅も随分重ね、殆どの町や村にお邪魔し、多くの知人友人がいますが、遠い地でありながら思いが深いだけに近く感じています。近いうち益田市真砂地区の人たちが双海町へ遊びにやって来るようです。その日を楽しみにしながら、春を待ちたいものです。

  「雪山で 二日も過ごし 無事帰還 幸運不屈 ただただ驚く」

  「久しぶり 訪ねし陰の 道の駅 まるで中国 ここは中国」

  「その昔 夕日競った 間柄 今は出会いも 途絶えてしまい」

  「港まで 送りし友の あり難さ 山と海とへ 分かれて去りぬ」


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