人間牧場

〇秋の夕焼け鎌を研げ
 昨日は暑かった今年の夏にようやく別れを告げ、秋の訪れを感じさせるようなかなり強い北東の風が吹いて、海は白波が立っていました。夕方は気温が20度までぐっと下がり短パンや半袖では少し肌寒く感じました。

 「夫婦喧嘩と下り(東寄り)の風は宵には凪ぐ」という諺があるように、夕方になると下りの風が幾分収まったので、畑に出て用意していた白菜のセル苗を苗箱から丁寧に引き抜き、3日前に立てた畝に等間隔で植え終えました。

 見上げた西の空が赤く焼けて小焼けになりました。昔から「秋の夕焼け鎌を研げ」と言われているので、あくる日の今日は雨も降らずまずまずの天気のようです。今日は来客がある予定なので、近づく20周年記念事業の準備を少ししようと思っています。

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〇夕日夕焼けこぼれ話・懐かしきかな夕日の時刻表
 昨日夕日を観る会を一緒に企画運営した元双海町役場職員の大森さんが、私が在職中作った世にも珍しい「夕日の時刻表」を保管していたらしく、持参してくれました。A4版の用紙を3つ折りにした細長いタイプの表面には(2005年版)と書いているから今から19年前の平成17年に作ったものです。

 裏面には1年365日の日没の時間が書かれています。今のようにインターネットが普及していな時代でもあったので、松山地方気象台へ出かけ許しを得てデーターを書き写して帰り印刷したものです。また中には夕日夕焼け一口メモとして、「夕日は旅人」「双海の有配はどこの国の朝日」「夕日の沈む時間」「日没状況」「夕日は何秒で沈むといった豆知識が書かれています。

 記憶を辿れば当時シーサイド公園内には珍しい「夕日のミュージアム」があってこの夕日の時刻表もその資料として発行されました。年間1万人の集客を誇っていたので、当時千枚を印刷しましたが、珍しいこともあって新聞で紹介されたため1週間であっという間に完売しました。多分増刷した物が残っていたようです。

 ちなみに地域振興課長から教育長になったため、当時の町長さんから「夕日のミュージアム名誉館長」という辞令をいただきましたが、平成の合併のどさくさで、夕日のミュージアムがなくなった今も役職を解かれていないので、「夕日のミュージアム名誉館長」のままなのです。

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〇明日秋分の日(9月22日)は雨でも「夕日を観る会」をやります
 自称強運「晴れ男」の私ですが、天気予報によると明日はどうやら雨のようです。本当は恋人岬突端に設えている高さ4mのモニュメントの60㎝の穴の中へ夕日がすっぽり入る予定ですが、残念ながらその夕日は見れないかも知れませんが、雨の場合はイベントホールに場所を移してやる予定です。

 明日は午前10時に開会し17時ころまで海辺のライブコンサートをやりながら、17時から本番です。笑いヨガティーチャーティーチャー玉井千恵さんたちによる笑いヨガ、越智万里さん・柿並陽子さんによる「みんなで歌おう~夕日とともに~」、吉野英樹さんによる「ジャンボシャボン玉LIVE」の3本立てです。

 ところで明日の夕日がしずむ時間は、私が2005年に日本で初めて作った「夕日の時刻表」によると18時06分です。多分この日に自転と公転を繰り返す地球の裏側ブラジル国ブラジリヤでは、同じ時間に朝日となって太陽が昇るのが見えるはずです。この日は雨で夕日が観れなくても、柿並さんの名前が「陽子さん」なので、楽しみにしています。お暇な人はシーサイド公園に来てください。待っていま~す。

 

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〇庭に咲く花二題
 暦の上では秋だというのに、連日35度ほどの猛暑日が続き熱中症アラートが出たりして、汗だくの毎日が続いています。したがって私の服装も半ズボンや半袖の簡単な姿で外出したりしていますが、他の人も夏の服装なので、別に変った服装だとも思われず、「暑いねえ」を連発してお茶を濁しています。

 

自然界も同じで、わが家では夏の花の部類の百日紅の花が満開で、私たち家族の目を楽しませています。しかし一方ではどちらかと言うと秋の野の花の部類で秋の訪れを告げる彼岸花が裏庭に咲いていて、昨日訪れた松山の田んぼの畦には真っ赤な彼岸花が帯をなして咲いていてとても綺麗でした。

 今日公民館に出かけましたが、公民館長さんの話によるとJR下灘駅では夏の花のひまわり畑の跡地に子どもと老人会が集まって、コスモスと菜の花の種を蒔いたそうです。コスモスは秋の花、菜種は春の花ですが、同時に蒔いてどちらも楽しむそうですが、初めての試みゆえ上手く行くかどうか・・・です。

 

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〇隣町松前町の「松前いいとこ見つけ隊」との交流
 元伊予市立翠小学校の校長で、今は矢田前会長から引き継ぎ第2代め隊長をしている和田由美子さんの紹介でこの5~6年顧問という肩書役職を頼まれていますが、私もあれこれ忙しく、カラスが石を投げる程度の時々出かけて役員会や定例会に参加しています。

 私のようなロートルなど何の役にも立たないと思うのですが、特にこの4年間「子ども夢会議」のサポートを頼まれ、私なりにお手伝いをさせてもらっています。今日はそんなこんなの打ち合わせがあるので是非ともと「出席をと和田さんから頼まれ、午後2時から会議に加わりました。主な季題は11月16日に予定されている史談会がやろうとしている「キッズ道中」について意見を出し合いました。

 また「子ども夢会議」をどうするかも話し合われ、私も協力することになりました。私は目下週末の秋分の日には夕日を観る会、10月5日には人間牧場と年輪塾20周年セミナー、10月27日には子ども体験塾の収穫祭、11月3日と10日には双海町の公民館祭り、12月7日~8日には地域教育実践交流集会などが目白押しで予定されていて、中々です。

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〇ネズミと弁慶ガニ
1日1万歩を目指して毎日歩いていると、毎日同じような道でも足元に目をやれば色々な発見があって何となく楽しいものですが、動物の世界の喜怒哀楽にもよく出会います。今朝は珍し色のネズミと思われる動物の死骸に出会いました。既にアリが群がり始め有機質から無機質に変わり始めようとしていました。動物学者でもないので詳しいことはよく分かりませんが、これが動物の世界の輪廻なのかも知れず、人間の世界に悪さをする嫌われ者のネズミでも少し可哀想になりました。

 少し歩くと今度は親指が真っ赤な弁慶ガニに出会いました。カニには水の中に生息するカニと陸で生活するカニがいますが、弁慶ガニは陸に住むカニで、普通人間様は見つけても食べないので、わがもの顔に親指を立てて道を元気よく横切っていました。この場所付近はよく車が通るので、心の中で「交通事故に遭わないようにしなさいよ」と声をかけてやりましたが、カニ語の離せない私ゆえ通じたかどうかは不明でした。昔子どもの頃は弁慶ガニを追っかけて捕まえ遊び道具にしましたが、弁慶ガニを捕まえ損ねて親指の爪で噛まれたこともありました。

 今はバッタのシーズンで草むらから何匹も飛び出してきました。また空中ではアキアカネトンボが気持ちよさそうに飛び交っていました。いやはや忙しさの余りそこここを見る余裕など殆どありませんでしたが、こうしてみると私たち?、いや私の回りは自然いっぱいで楽しいものです。路上観察で明日の朝はどんな生き物に出会えるでしょうか?。楽しみです。

 

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〇夕日を観る会のお誘い
 オンリーワンながら自称日本一と思う双海町の夕日を観る会を今年の春3月20日に夕日のメッカふたみシーサイド公園でこじんまりと開きました。あいにくの天気で外ですることが出来ず、イベントホールを片付けてにわか作りでやりましたが、参加した人たちから「秋にもやって」とオファーがかかりました。

 シーサイド公園の中川所長さんからも協力来があって何人かに声をかけやることが決まりました。ところが中川所長さんが間もなくおめでた産休で戦列から離れることが決まり、また週間天気予報によると怪しい雲行きで、先が読めない状況が続いていますが、大森さんにも協力していただき、何とか乗り切ろうと思っています。

 10月5日には人間牧場や年輪塾の20周年を控えていて、気の揉める日々が続いていますが、私の持ち分だけはしっかりこなそうと、連日準備に追われています。大番頭松本さんとも連絡を取り合い乗り切ろうと思っています。暑異常気象と思える暑い日が続いていますが、その内涼しくなるものと思われます。秋の夕日を是非見に来てください。

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〇わが家の野良時計
 わが家の敷地内に東屋があります。雨天の時でも屋根があるため、色々細々した作業などには便利で、重宝に使っていますが、夏場はもっぱら息子がカブトムシや蜜蜂の巣箱、朝顔の世話などに使うため、足の踏み込む場所もないほど乱雑になっています。

 お客さんが来るとゲストハウスにしている私設公民館煙会所内へ案内しますが、日常的には東屋の机と椅子の前に座り談笑したり、時には料理を並べて飲食もしますが、最近はすっかり遠のいているようです、その東屋の大きな4本の柱の一本に、農作業中や雑事の時間を知るため、木製の木枠で手作りした野良時計と丸い温度計を掛けています。

 昨日農作業中に妻がお菓子とお茶を用意して持って来てくれ、椅子に座って「今何時?」と野良時計を見上げると、とんでもない時間で止まっていました。どうやら電池切れのようでした。早速取り外して妻が持って来てくれた電池を入れ、時間を合わせると動き始めましたが、農作業や打ち合わせなどの時にはこの野良時計はすこぶる重宝で、これからも大切にして行きたいと思っています。

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〇忘れられない熱心な若者たち
 いきなりワーキングホリデーでワーキングを受け入れている顔見知りの農家のお父さんから、「学生がまちづくりの話を聞きたいようなので、明日訪ねてもいいか」と電話が入りました。わが家は日常的に人が訪れオープンにしているので、断る理由もなくむしろ好意的に歓待することにしました。

 まずやって来たのは埼玉から来た栃木宇都宮大学の女学生で、大学の本棚で私の出版している「昇る夕日でまちづくり」が目に留まり読破しての来宅なので、話は微細に及び、再度人間牧場までやって来て、帰る前心温まる感想を書いたお礼状やお土産までいただきました。

 最初にやって来た時2人の青年は一緒でしたが、若い女性に目が向き男子学生とは余り会話を交わしていませんでしたが、夕焼けコンサート会場でお会いしてスケジュールを確認し、またワーキング先の息子さん同伴でわが家へやって来ました。この息子さんは子どもの頃から知っていて、色々を経て農業を志ざしている好青年です。

 大学生とも将来のことについて熱心に会話をしましたが、今は起業して農業を営んでいる同伴で訪れた好青年とあれこれ学びの多い会話となりました。ワーキングホリデーで出会った青年2人と、久しぶりに会話を交わしたワーキング受け入れ親子との出会いは、私にも少なからずカルチャーショックを与えたようでした。

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