人間牧場

〇目に青葉山ホトトギス初ガツオ
 わが町は海に面しているといっても太平洋の黒潮のような温かい海水が流れ込む海域ではないため、カツオやマグロといった表層を泳ぐ魚は獲れません。ゆえにカツオのたたきはスーパーなどで買うしかかりません。

 しかし毎年カツオの本場愛南町に住む友人の元内海村の村長だった加幡さんから、カツオが送られてきます。今年も今日丸々と太ったカツオが2本宅配便で送られてきました。早速発泡スチロールを開け氷詰めしたカツオを取り出し、粗調理することになりました。

 予定ではカツオの刺身と、ワラを燃やして火であぶり、氷水でしめて素人ながらカツオのたたきを作りたいと思っていますが、はてさて上手く行くかどうかです。この頃は年齢を重ねたものの、何にでも挑戦して見たくて、一昨日もスモモのジャムを作ってみたりしています。

今晩はカツオの刺身とたたきを家族に振る舞う予定で、さあこれから外の調理台に向かいます。今晩の夕食が楽しみです。

「目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ 知ってはいるが これが中々」
「宅配で 本場深浦 初ガツオ 届いて早速 粗調理よ~し」
「今晩は カツオの刺身と たたきだと 家族に言ったが 美味く出来るか」
「全国に 仲間が沢山 名物を 送ってくれる 幸せですな~」

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人間牧場

〇今日は昼間の時間が一年中で一番長い日
 週間天気予報によると夏至の日の今日は朝から雨とのことでしたが、予報通り雨の一日となりました。夕日に拘って生きている私としては、とりわけ春分の日・夏至の日・秋分の日・冬至は季節の変わり目なので、願わくば好天をと期待していましたが、少し残念な気もしています。

 夏至の日に雨がるると分かっていたので、2日前の6月19日にシーサイド公園へ出かけ、夏至の日の頃の夕日を写真に収めました。夏至の日は双海町から見える日没の太陽が一年中で一番北寄りのコースを通り、青島周辺の島陰に消えて行くので、感慨も一入でした。

今日の双海町の日の出は5時00分、日の入りは19時24分でした。まだ本格的な夏も来ないのに、日没の時間が段々早くなって行くのですから不思議と言えば不思議で、そんなことをみんなに話しても「えっ、本当?」とか「嘘?」とか言う言葉しか帰って来ないようです。

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人間牧場

〇シーサイド公園運営会議
 シーサイド公園がリニュアールしたのを機に、2年前第3セクター「有限会社シーサイドふたみ」から、フジトラベルに管理運営主体が代わり、第3セクターは残念ながら廃業しました。私は25年近くも前に施設を造る時役場のまちづくり担当者として、また出来た後の運営を任されて粉骨砕身努力したつもりです。

 観光客ゼロの町からスタートでしたが、①1万人の住めるまちづくり(定住)と②12万人が訪ねるまちづくり(交流)を目標に掲げてやった結果多い年にはシーサイド公園だけで55万人の集客を誇り、少なくとも私の担当した12年間は一度も赤字になることもなく、出資した7団体に5%の配当をするなど、手前味噌ながらそれなりに双海町の地域振興に貢献し、町を元気にした優良事例となりました。

 ところがリニュアールして管理運営主体が代わると、地域とのかかわりが殆どなくなり、多くの心ある人から「あれは道の駅ではなくエミフルの小型だ」と悪評を叩かれるようになりました。確かに道の駅全体は綺麗になりましたが、地元の人の姿は殆ど見られず、「これでいいのか若松進一」と手厳しいお叱りも受けています。

 驚いたことに、新型コロナの影響もあったのでしょうがこの2年間、地元の人と管理運営会社との協議の場も一度も開かれることなく今日に至っていました。先日私が外出していた留守中に担当者がわが家へ案内状を持って見えられ、運営に関して意見が聞きたいので出席してくださいと言われたそうです。

昨日の夕方6時からと聞き及んでいましたが、所用があり少し遅れ会議室からレストランに場所が変更していたトラブルもあって、遅れての出席となりました。説明の後意見交換になりましたが、いきなり意見を求められたので、思いつくまま少し辛口の意見を述べさせてもらいました。

「シーサイド 公園運営 この2年 地元の意見 聞かずに運営」
「心ある 人から悪評 いただくが なすすべもなく 今日至る」
「元町長 生きていたなら 何という? あの世旅立ち
聞くことできず」
「求められ 辛口意見 述べました どうする進一 これから先は?」

 

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人間牧場

〇はびこるドクダミ
 最近わが家の庭や畑にドクダミの花が沢山咲くようになりました。毎日のように楽しみにして見ている連続テレビ番組「らんまん」に、主人公して出てくる植物学者牧野富太郎こと牧野万太郎の生き方を見ると、雑草という植物はなく、それぞれの植物にはそれぞれの生き方があるようです。

 それでもあちこちに生えた雑草と思えるドクダミを引き抜いていますが、このドクダミの白くて細長い地下茎は根強く土中に残り、引いても引いても周囲に勢力を伸ばしてはびこります。草引きや草刈りに疲れて草の上に腰を下ろして休みながらドクダミの花を見ると、素朴な白い花に何だか癒されます。

 ドクダミは方言で「ジュウヤク」と呼んで薬草だと聞いています。私の知人はドクダミを刈り取って乾燥させて、ジュウヤク茶として利用したり、お風呂に入れて薬湯にするとあせもなどに効果があると教えてくれましたが、そこまではまだやっていませんが、いつかやってみたい気持ちもあるようです。

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人間牧場

〇スモモの収穫とお裾分け
 人間牧場に植えている3種類のスモモの内早生系は既に収穫して、お裾分けしたり私たち家族の胃袋に納まりましたが、今度は普通系のスモモの収穫が始まりました。

大豊作で鈴なりの普通系スモモ
収穫したスモモ

 木が太くなったため登って収穫しなければならないため、加えて今年は大豊作の鈴なりで、加えて小玉なため収穫に手間がかかって仕方がありません。昨日20キロほど初収穫をしましたが、少々骨が折れました。

 若嫁は早速このスモモを使ってヨーグルト用のジャムを炊いて瓶詰めにしていて、今朝試食をさせてもらいましたが中々の味のようなので、妻もジャムを炊く計画です。

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人間牧場

今夜は一人寝です
 わが家のいつもの夜は、同じ部屋の同じ布団に妻と私が寝る「夫婦同床」です。結婚以来それが当たり前だと思ってごく自然に違和感もなくやって来ました。

 ところが今晩は松山市道後に住む長女の招待で、妻と2人で道後のホテルに母と娘の2人で泊まるため、私が松山の娘宅まで連れて行き、私一人で自宅へ帰りました。

 あれこれやった後風呂に入り、身の回りの細々を終えてさて午後11時近くになったので寝ようかと思うと、いつもは妻が敷いてくれる布団を自分で敷かねばならないことに気がつきました。

「そうか今晩は一人で寝るのか」、大の字になって寝るぞ」と意気込んでは見たもののやはり落ち着きません。2人が同時にあの世へ行く事はできないので、いずれどちらかが先に旅立ちますが、「一人になったらどうしよう?」と思いました。

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〇高野川のアジサイ
 高野川と言えばJR高野川駅のツツジが有名ですが、最近高野川の国道378号の緑地帯に植えられているアジサイが綺麗だとちょっとした話題になっています。昨日公民館の奥村館長さんと出海主事さんと私の3人でジュニアリーダーの作ったベンチの設置のため、現地に出向いたついでにアジサイの花見をしました。

 アジサイも綺麗に手入れがされていて今が見ごろのようでした。アジサイの傍には濃い水色の花や芙蓉も植えられていて、これから季節が進むにつれてこれらの花が咲くものと思われます。間もなくベンチも設置される予定で、数少ない天然の小石砂浜を持つ高野川海岸もあって、いい雰囲気の地域づくりが行われているようです。

 偶然高野川海岸でシーグラスを拾うデカムラさんにばったり出会いました。ツゥクツクなどで今はすっかり有名になっているデカムラさんは双海町にはないキャラの持ち主の楽しい方で、また出会いたいものです。

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人間牧場

〇魚が沢山届きました
 昨日は行方不明になっていた自称幸福の鐘が見つかり、その鐘をウキウキしながら磨いていましたが、夕方シーサイド公園に設置している幸福の鐘の写真を撮るため少しの間出かけていたその留守に、白い発泡スチールのトロ箱に、大きな鯛と新鮮な鯖、それに選り海老やイカが届いていました。

漁師さんが届けてくれた新鮮な魚

居合わせた若嫁が受け取ったようでしたが、いつも魚をいただく漁師さんは魚大好き人間の私にとっては、まさに健康の源のような人で、早速家の裏の流し台に持ち込んで、粗調理をしました。大きい鯛は鱗が堅く、また頭が太いため、真半分に割るのは中々大変で、金槌まで登場し大格闘となりました。

 鯛も鯖も半分に分けて若嫁と古嫁に渡し、わが家の分は古嫁の妻が刺身や煮つけにして夕食の食卓に出してくれました。鯛の刺身は飛び切り旨く、食が進みました。いつも思うのですが新鮮な刺身を食べると何か元気が出るような幸福感があります。菜園では雑草にもめげず、無農薬の安心安全な夏野菜が沢山獲れるようになりました。いい季節です。

「新鮮な 魚沢山 届きたる 早速私 粗調理する」
「鯛鱗 頭ままっぷたつ 骨折れる 出刃包丁に 金槌出番」
「2等分 魚を分けて 二人いる 鬼嫁渡し 役目を終える」
「昨晩は 飛び切りご馳走 食進む 元気の源 食が一番」

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人間牧場

〇この竹の子誰がくれたのだろう?
 昨日外出先から帰ってみると、玄関先に破竹のタケノコがたくさん置いていました。「誰がくれたのだろう」と思い当たる友人に電話をすると、「私ではない」と言われました。もう一人の人も「私じゃない」でした。

 まずお礼を言わなくてはならないのに、相手が分からない。加えてこれを湯がくべきかどうか迷いましたが、日回しすると竹の子は固くなるので、「えぃやっちまえ」てな調子で、今朝起きると早速庭にブリキ缶を切って作ったオクドさんと羽釜を出し、茹でる準備をしました。

 竹の子は固くなった元と先っぽを切り取り、包丁で切れ目を入れて竹の皮を剥ぎ次々と羽釜の中へ投入し水を入れ、薪に着火して茹で始めました。30分ほどで沸騰し始め、それから延々火を焚き続け1時間半ほどで火を止め、残り火の余熱と熱湯で夕方までそのまま蒸しました。

 その後所用で松山へ出かけ3時過ぎに帰宅して羽釜から茹で上がった竹の子を取り出し、若嫁にもお裾分けしてやりました。若嫁は今晩竹の子ご飯だそうで、わが家は竹の子の煮つけのようです。そのうち竹の子を持って来てくれた人が判明したので、コーヒの粉を持ってお礼に伺いました。田舎のお裾分けはこんなもんです。

「玄関に 竹の子どっさり 置かれてた 色々聞くが みんな違って」
「まあいいか 気楽な気持ちで 茹で始め 1時間半かけ 私の仕事」
「今晩は 若い鬼嫁 竹の子飯 わが鬼嫁は 竹の子煮つけ」
「田舎では 良くある話 だからいい お陰で旬を 満喫してる」

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人間牧場

〇エコラブスイカを買いました
 毎年この時期になると、友人の小西千鶴子さんから、「エコラブスイカ」注文の話が持ち込まれます。聞けば小西さんの妹の嫁ぎ先は大洲の大西さんという農家で、この時期ハウスで「エコラブスイカ」を栽培していて、「姉の小西さんが妹の大西さんのスイカ販売を手助け」と、まるで笑い話のような話が面白くて私も毎年注文をしています。

エコラブスイカ

 味は抜群なので、わが家では今年も5個注文しました。早速昨日の昼頃小西さんに宅配してもらい、毎年楽しみにしている息子や娘、知人宅へ軽四トラックに積んで宅配してやりました。早速夜それぞれの家から「甘くて美味しかった」とお礼の電話が架かり、贈った私たちも嬉しくなりました。

 昨晩はわが家でもスイカを間半分に切り分けて、半分は若い鬼嫁(息子の嫁)に、残りの半分は老いた鬼嫁(私の妻)に渡し、私たちも食後のデザートとして味わいました。私はスイカが大好物です。露地栽培の双海特産東峰の山スイカが出回るのはまだ1ヶ月後だし、私の作っているスイカもまだ8月にならないと収穫できないので、一足早くいただきました。ごちそう様でした。

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