人間牧場

〇進化しつつあるオンライン会議

 昨日は今年第4回目となる、地域教育ネットワークえひめの実行委員会をやるため、午後2時30分に中尾先生にわが家まで迎えに来てもらい、地域事務所で合流した平岡さんと3人でキー局となる八幡浜市向灘のコダテルに向かいました。海岸国道夕やけこやけラインを走り、保内経由で八幡浜に1時間ほどで到着しました。

まるで下灘駅から中継しているよな雰囲気でした
コダテルの会議室はにわかテレビスタジオのようでした
今回もオンライン会議に沢山の人が参加してくれました

 会議は午後5時からなので、コダテル入りした平岡さんと中尾さんは早速会場の机を移動したり、持参した機材類を慣れた手つきでセッティングしていましたが、メカに弱い私は付き添い程度なので横目で見ながら、いつものように時を過ごしました。それにしても二人のコンビネーションはバッチリで、傍目から見てもかなり進化の速度が速いように見えました。

 今回は松山市青少年センターにサテライト会場を作ったり、グループに分かれて討議するなど、12月の本番に向けて実証実験を行うなど、今までにない緊張感がありました。私は開会あいさつ程度でしたが、平岡さんのご配慮で夕暮れ時の下灘駅の風景や、中尾さんのご配慮で私が持参したUSBメモリー内臓の画像をタイムリーに流してもらうなど、大助かりでした。

 次回第5回はオンライン会議本番前の11月にリアル会議を開いて最後の詰めをする予定です。昨日のオンライン会議で発表や議論、討論などの役割もほぼ決まり、いよいよ200人の参加者を集める作業が始まります。成功に向け気を引き締めてみんなで取り組みたいものです。

「4回目 3人一緒に コダテルへ 夕暮れの道 親ベリしながら」

「日々進化 蚊帳の外から 目を細め 羨望眼差し 手出しも出来ず」

「オンライン 会議も回を 重ねると 要領よくなり 会議スムーズ」

「内容も 役割担う 人たちも どうにか決まり いよいよ船出」

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人間牧場

〇ミョウガの収穫

 毎年赤い彼岸花が咲く頃になると、わが家の裏山の杉林に自生しているミョウガの根元に、秋ミョウガが出ます。今年は夏の渇水で少し遅れ気味のようですが、よーく見るとミョウガの茎の根元に乳白色の可憐な花が咲いて、ミョウガが沢山出ていました。

収穫したミョウガ

 昔から「親に似ないはミョウガの子」と言われるようにミョウガの子は、親茎とは似ても似つかぬ形をしています。早速ミョウガを沢山収穫することができました。その後ゴミや花柄を丁寧に取りながら、清水の流水で洗い妻に渡しました。

 妻は早速ミョウガの水気を切って8ℓの広口瓶に入れ、砂糖と米酢で二杯酢を沸かし、熱々の酢をミョウガの上に注ぎました。こうして2~3日置くとあらあら不思議、ミョウガからピンクのポリフェノールが染み出し、ミョウガは鮮やかなピンク色の漬物となるのです。

 冷蔵庫に入れて保存すれば1ヶ月は持つので、白いご飯のお供に最適で食が進みます。昔から「ミョウガを食べると忘れ状がよくなる」そうですが、科学的には何の根拠もないそうです。昔落語のネタにミョウガにまつわる話があって、宿屋の夫婦がお客にミョウガを沢山食べさせ、懐の財布をせしめてやろうと相談して実行しましたが、お客はお金を払うのを忘れて帰ったという落ち話です。私が忘れ状が良いのは認知症のせいではなく、どやらミョウガの食べ過ぎかも知れません。お後がよろしいようで・・・。

「杉林 自生のミョウガ 茎根元 ミョウガの花を 美しきかな」

「昔から 親に似ぬのは ミョウガの子 言われているが 私誰の子」

「忘れ状 良いのは多分 ミョウガのせい 認知症では どうやらないよう」

「落伍ネタ 最後の落ちは 金払う 忘れた客の おもろい話」

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〇昨日も今日も雨・雨・雨

 北上を続けていた台風12号は、心配していた関東地方を直撃することもなく、沖合を通って温帯低気圧になりましたが、西から前線を伴った低気圧が近づき、昨日かから今朝にかけてかなり強い雨が降り、今もかなり激しい雨が降っています。雨が降ると何か得をした気分になるのは、私が口癖のように言っている、「天に向かってブツブツ言うな、雨の日には雨の日の仕事がる」をモットーにポジティブに生きる生き方のせいかも知れません。

大根も本葉が出始め今のところ順調に育っています

 今年の夏は1ヶ月余りほとんど雨が降らず、庭の井戸も底水が枯れるほどの渇水で、その後も大した雨も降らず秋蒔きや秋植えの野菜に、毎朝晩水を遣るのが日課となったいましたが、これでやっと水遣り作業から解放され、井戸水も多分復活するものと思われます。雨が振ったら降ったで心配し、降らなかったら降らなかったで心配するもので、丁度いい具合には中々いかないものです。

 この時期は台風や低気圧がらみの大風に見舞われ、折角伸び始めた大根や白菜などの苗が、風で吹き飛ばされることが多いのですが、今年は今のところ順調に育っているようで、毎朝畑を見回りながら、特に本葉の出始めた大根は草を引いたりして、少しばかり手入れをしています。

 今のところ畑にはナスやピーマンといった夏野菜も残っていて、畑は空いた土地がないほど満席となっていますが、間もなくそれらの夏野菜を片付け、サツマイモを掘った後へ11月初旬に玉ネギを植えれば一段落です。こんな四季の巡りの中で一年を繰り返しながら、私も少しずつ老いの坂道をブレーキをかけながら下っています。

「長梅雨の 後は晴天 渇水で 難儀したけど 昨日今日雨」

「台風が 去ったと思えば 低気圧 前線伴い 風が心配」

「お天気を 気にしながらの 毎日だ 思い通りに ならぬがゆえに」

「四季巡る 一日一日 老いの坂 ブレーキ踏みつつ 下っています」

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〇孫と息子が作った新商品蜜蝋

 一昨日、私が蜂蜜を搾った搾りカスを使って息子と孫奏心が、裏の台所で蜜蝋づくりに挑戦していました。私も1~2度やっては見たものの上手く行かず諦めて、毎年蜂蜜を搾った搾りカスはゴミ袋に入れ、生ゴミとして廃棄処分をしていましたが、これが上手くできると蜜蝋を買わなくても済むのです。

1個3千円の市販蜜蝋と遜色ない孫と息子が作った蜜蝋

 昨日の朝息子が朝食を食べている私の所へ、「結構上手くできた」と、固形した蜜蝋をジップロックのビニール袋に入れて見せにきました。形は四角形、丸型、握り飯風と様々ですが、息子が昨年ネット販売で買った、1個3千円の日本蜜蜂蜜蝋と比較しても、純度も高そうな黄色い色合いをしていて、先ずはいい出来だと褒めてやりました。

 昨日学校から帰ってきた蜜蝋づくりをした孫奏心にそのことを話すと、「蜜蝋は苦労して作ったので、1個300円の値打ちがあるので買って欲しい」と早速商談となりました。孫奏心は兄希心と「なんでも屋カンパニー」という子ども会社を設立していて、何でも1件300円で受注して小遣いを荒稼ぎ?しています。

 妻と相談して3個購入しようと相談しましたが、商品の見栄えをもっと良くするよう注文をつけたいと思っています。孫奏心に「蜜蝋づくりの原材料となる蜂の巣代や、作るために使いガス代はどうするの?」と聞くと、蜂の巣代は100円おじいちゃんに、ガス代は100円おばあちゃんにキャッシュバックする」と、頼もしい答えが返って来ました。面白い発想の経済学です。

「搾りカス 今まで捨てて いたけれど 孫と息子が 利用考え」

「搾りカス 見事に変身 蜜蝋に これを買ってと 早速商談」

「なんでも屋 孫が作った カンパニー 経済学の 基本学ばせ」

「ネットだと 三千円も する蜜蝋 三百円は 安い買い物」

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〇蜂の巣を利用した蜜蝋づくり

 先日蜜蜂の巣箱から巣を取り出し、採蜜作業を行いました。お陰様で2升5合の蜂蜜を採集することができました。採蜜後の蜂の巣はこれまでゴミ袋に入れて処分していましたが、昨日は4連休で休みだった息子と孫が、何を思ったのか巣を鍋に入れてガスコンロにかけ、蜜蝋を採る作業をし始めました。

蜜蝋を採る作業をする親子
鍋に浮かんだ薄い蜜蝋の膜を丁寧に掬い取る孫
掬い取った綺麗な蜜蝋

 巣を煮ると蜜蝋が溶けだすことは知っていましたが、蜂蜜を採ることにだけ心が動き、蜜蝋を採る作業など余りしないので、その様子を傍で見る程度でした。孫奏心はこんな理科の実験が大好きで、煮たてば鍋の上に浮いてくる蜜蝋の薄い膜をお玉で少しずつ救い上げ、水を張った発泡スチロールの箱に入れると、純度の高い綺麗な蜜蝋ができるのです。

 出来た蜜蝋を容器に取り、最後は蜜蝋を溶かして牛乳パックを切った中に流し込み固まらせると出来上がりです。蜜蜂を誘引するため春になると巣箱に蜜蝋を塗って準備をしますが、これまで蜜蝋の殆どは貰ったりネット販売で購入していましたが、これが上手くいけば自給できると、息子はその成果を喜んでいました。

 商魂たくましい孫奏心は、兄希心とこの春設立した「なんでも屋カンパニー」で、出来た蜜蝋を買って欲しいとねだりました。材料の蜜蜂の巣は私が提供するので原価は蜜蝋を採る作業だけです。またまた孫たちのしたたかな子ども会社の作戦にはまりそうです。蜜蝋はローソクにもなるし床や柱磨くワックスにもなります。

「蜂蜜を 取った蜂の巣 利用して 蜜蝋作る 親子の作業」

「蜜蝋は これまでネットで 注文し 買っていたけど 自給のめどが」

「採集した 蜜蝋牛乳 パック入れ 固めて保存 商品となる」

「この蜜蝋 買ってください カンパニー 孫の作戦 知らぬふりして」

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〇お彼岸のお墓参り

 例年春と秋の彼岸が来ると、彼岸に入る前にわが家と妻の実家のお墓に妻と二人で出かけ、お墓の掃除やシキビを供えるのですが、今年は妻の高齢者運転免許更新が入り、お墓へ行く機会を逸してしまいました。昔から「入り花を立てるな」と言われていて、つまり彼岸に入ってからはシキビを供えないように、祖母や父母から言われていたことが気になっていました。

 昨日は妻の運転免許証更新も無事終わり、仕事も3連休中日で休みだったので、人間牧場までシキビを取りに行ったその足で妻の実家の八幡浜まで走り、お寺の境内のお墓に登りました。お墓は八幡浜湾が一望できる絶景の場所にありますが、お墓のあちこちには少し夏草が生え、二人で大汗をかきながら草引きや落ち葉を集めて大掃除をしました。妻の実家の長男は東京暮らしをしているので、妻は長女ゆえ出来る範囲でこれまでもこれからも、手助けをしたりしようと思っています。

 墓地のあちこちに目をやると、墓地の事情にも少しずつ変化が見られ、お彼岸でも掃除が行き届かずシキビを供えていないお墓も年々目立つようになっています。日本では高齢化の波やお墓そのものに対する畏敬の念が薄れつつあるようで、少々心が痛みました。かく言うわが家も、そろそろ墓守の代替わりを考えなければなりません。わが家には仏壇と神棚が2つあって、毎日の様にご飯を供え手を合わせたり柏手を打ったりして祈っているし、家の入口に祀っているお地蔵様も、毎月21日には赤飯を炊いて供えたりお接待配りをしていますが、長男夫婦ゆえに当たり前と思っているこれらも、これからどう長男夫婦に引き継ぐか・・・、中々難しい問題のようです。

「今年は 少し遅れて 墓掃除 お許しください 先祖に詫びる」

「妻実家 跡取り東京 墓守も 中々大変 これからどうする」

「墓地見ると 荒れたりシキビ 供えない お墓次第に 増えているよう」

「長男に どう引き継ぐか 色々と 考えてるが そろそろ潮時」

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人間牧場

〇第5回地域教育南予ブロック集会(その1)

 昨日は忙しい一日でした。午前中町内の翠小学校運動会に出席し、少し早めの9時30分に自宅に戻り、佐田岬突端の伊方町三崎で行われる第五回地域教育南予ブロック集会に出席するため、同行予定の友人浜田さんに自宅まで迎えに来てもらい、浜田さんの車で海岸国道378号を保内まで走り、その後三崎半島の頂上線国道197号を通って瀬戸町塩成の木嶋水産に立ち寄りましたが、あいにくお休みでした。近所に住む友人の緒方さんに電話を入れたところ在宅とのこと、訪問してしらす丼とトコロテンまでお御馳走になりました。緒方さんは私の誕生日に毎年花束をいただく特別な友人です。建築業を営むご主人は所用であいにく留守でしたが浜田さんを交えた3人で、楽しいお喋りをしました。

 その後堀切に架かったアーチ橋の下をくぐり、三机地区に住む元瀬戸町商工会経営指導員の奥山さん宅を訪ねました。三机は戦時下極秘で真珠湾攻撃のための潜水艦訓練の地となった場所です。毎年終戦記念日が近づくと尊い命を落とした9軍神のことが話題に上りますが、戦後75年経っていることもあって、日常はすっかり忘れ去られたような存在です。奥山さんの奥さんと私の妻が八幡浜高校時代同級生だったことや、奥山さんの先祖が網元をしていた頃、私の先祖と相計ってアメリカ式巾着網を導入した因縁があったことを私もおぼろげながら知っているので、出会いはその後も続いているのです。また私の祖父は瀬戸町小島の出身、妻の母親は瀬戸町大久出身ということもあり、深いご縁の土地なので、時々顔を見せています。

南予ブロック集会のプログラム

 そうこうしているうちに、12時近くとなり、この日の本題である第5回地域教育南予ブロック集会の会場である伊方町役場三崎支所に向かいました。支所前の三崎中学校運動所に車を駐車し、予定通り30分前に2階会議室に到着しました。東・中・南予に分かれてブロック集会を開くようになって5年目を迎えていますが、集会はこれまで東予は西条市、中予は松山市、南予は西予市で開かれていましたが、今回初めて南予ブロックでは伊方町三崎で開かれました。三崎といえば最近は三崎高校がユニークな活動をしていて、ワークショップではそのことをテーマに、面白い集会がスタートしました。実行委員長を務めた浅野さんと、主催者であるネットワークえひめ代表の思いは、当日の資料表紙裏に綴られています。

表紙裏の浅野さんと私の文章

「ブロックの 集会前に あちこちへ 立ち寄り旧交 温めながら」

「先々で 心のこもった おもてなし 南予の人の 変わらぬ愛顧」

「佐田岬 先端離れて いるけれど やること先端 興味津々」

「高校生 中々やるな 感心し 黒子の先生 ここにもしっかり」

目標
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〇一年分の牛糞

 定年退職した60歳ころは親父もそれなりに元気だったし、私もそれなりに講演などで忙しかったため、家庭菜園での野菜作りは耕運機や草刈り機を使う仕事以外は、もっぱら親父に任せきりでした。その後親父の足腰と気力がなくなってからは、私が家庭菜園の主導権を握るようになり、親父亡き後の家庭菜園は私の専権事項となりました。

庭先の届いた完熟牛糞

 私は「安心安全な野菜作り」をモットーに、農薬を一切使わず牛糞や豚糞などの有機肥料で土づくりをしていますが、これが中々手ごわく毎年リベンジは誓うものの失敗の連続です。それでも色々な人の助言もあって、最近では少し自信のようなものもついてきて、お裾分けする知人や友人、親類から喜ばれています。

 昨日頼んでいた牛糞が届きました。この牛糞は大洲市八多喜の業者さんから毎年30袋ずつ購入するため、10袋に1袋おまけがつきますが、諸般の事情でこれまで1袋300円だったのに、1袋30円値上げとなりました。自宅まで運んでくれる労力を思うと30円の値上げなどほとんど気になりませんが、昨日は1万円でもう1袋、合計34袋が届きました。

 庭の隅に下ろしてもらった牛糞の袋を、納谷倉庫まで1輪車で運び積み上げました、あいにく手伝ってもらうはずだった息子が外出していて、私一人での作業となり、すっかり大汗をかきましたが無事運び終えました。この完熟牛糞を使って今年も来年も美味しい野菜を作りたいと思っています。

「今年も 34袋の 牛糞が 自宅に届き 倉庫にしまう」

「完熟の 牛糞使い 菜園で 野菜を作る 有機栽培」

「安全と 安心モットー しているが これが中々 思うに任せず」

「収穫の 野菜は全て 金にせず 知人友人 親類配る」

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〇古い切手収集

 1ヶ月ほど前長男息子が私の書斎へ小瓶とプラスチック容器を持って来て、「古い切手を集めているので協力して欲しい」と頼まれました。私は若い頃未使用の記念切手を集めていました。当時は郵便局員さんには保険、年賀状、切手、郵便小包など色々なノルマがあったようで、青年団活動で行動を共にしていた若い局員さんの頼み事ゆえ、切手くらいなら自分の小遣い銭程度でできると思い始めていました。

 今はその取集した切手類も書棚の奥にしまったままなので、暇ができたらどのくらいあるのか調べてみたいと思っていますが、換金などするつもりはなく、結局息子に引き継いでやろうと思っています。さて未使用ならいざ知らず、一度使ってスタンプを押している切手は、切り取らなければただの紙ごみとなってしまうのです。切り取った切手は集めて福祉団体に届ければ、何がしかのお金に換金され、活動資金となるようです。

 日本の切手は印刷技術が素晴らしいため、海外の切手収集マニアにとっては人気があるようです。普通はスタンプの押された手紙を受け取っても切手など見ることは殆どありませんが、封書から切り取った切手を何気なく見ると、「えっ、切手ってこんなに色々あるの?」と思うほどたくさん種類があって中々楽しいものです。私には一個人ながら郵便配達をする人が驚くほど沢山の手紙やハガキが連日届いています。デジタル万能と思える昨今ですが、アナログもまた楽しからずやです。

「消印を 押した手紙の 古切手 切り取り集め 福祉に活用」

「そういえば 子どもの頃に 珍しい 切手集めて 自慢していた」

「何気なく 見ているようで 見ていない 切手色々 あるのに驚く」

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人間牧場

〇便利な世の中になるはずなのに・・・・・

 世の中は人工知能などハイスピードで日々進化していますが、私のようなロートルには進化の速度が早過ぎて、ついて行くことすらできない有様で、分かったような顔をして諦めながら日々を過ごしています。

届いていた不在連絡票

 農協の合併統合に端を発した統廃合による合理化は、その後追い打ちをかけるように地方自治体にも及び、平成の大合併で私たちの暮らしも一変しました。合併や統合は効果効率が最大のメリットですが、中央や中心から離れた場所にはメリットどころかデメリットの方が多く、私たちのように田舎に暮らしていると、不都合なことがいっぱいあり、時には憤ることもたくさんありますが、「そのようになってますから」と最後は押し切られてしまうのです。

 3日前外出先から自宅に帰って郵便受けを見ると、郵便物に交じって「書留等ご不在連絡票」という細い紙切れが入っていました。「伊予郵便局窓口でお受け取り」か「再配達でのお受け取り」かを選択するようになっていましたが、伊予郵便局は遠いし、再配達も気の毒だと思い町内の双海郵便局へ出かけました。

 窓口で係の女性と色々話しましたが、結局のところ今日も自宅には日中受取る人がいないので、午後に郵便局の窓口へ転送してもらった柿止め郵便物を、印鑑と免許証の写しを持って取りに行くことになりました。双海郵便局の集配業務は昨年から本庁と思える伊予郵便局に統合されてしまいました。郵便物を配達に来る配達員も見知らぬ人が多く、「ご苦労さん」と声をかけてもそ知らぬ顔で何とも世知辛い世の中になったものです。

 便利な世の中になりながら、一方ではこのように不便この上ない世の中になってしまいました。多分これからも合理化と言う名のもとに公共サービスは、私たちの暮らしの中から益々遠のいて行くようです。何とも寂しい世の中になったものです。そうだ菅新総理に「110番」しようかな。

「世の中は 進化はしても 後退も 色々あって 上手く行かない」

「集配は 一元管理 地元から 撤退したため 不便きたして」

「ご苦労さん ねぎらい言葉 かけるけど そ知らぬ顔で 見知らぬ局員」

「新総理 声なき声を 聴きたいと 言うけど下々 期待もしない」

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