人間牧場

〇彼岸花の咲くころ
 一週間続いた秋の彼岸もあっという間に過ぎ明日は彼岸明けです。各地から彼岸花の頼りが続々届いていますが、わが家の裏庭にも本数は少ないものの今年も1~2輪咲いていて、他の花には見られない不思議な自然が作り出した姿にただただ感心しながら見とれています。

 今年は高知県出身の植物学者牧野富太郎をモデルにした連続テレビ小説「らんまん」を暇さえあれば毎日のように楽しみに見ていることもあって、花に関してはまちづくりで菜の花や水仙など長年花咲く町づくりをリードしてきただけに関心も高く、家のあちこちにその名残の花を植えて楽しんでいます。

 しかし花づくりは根気のいる仕事で、種を蒔いたり苗を植えたり挿し木をしたりの世話が大変で、今年のように高温な日が続くとしなかればならければならず、いつも世話が行き届かず枯らしてしまうことも度々です。その点彼岸花のように自然に育つ花は季節が来ると自然に咲き、恐らく来年も咲いてくれることでしょう。

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