〇名もなき花たち
単純な思い付きで「自分で採った蜂蜜を食べたい」と思い、蜜蜂を飼って10年余りが経ちました。毎年蜂に刺されながらも蜜蜂と付き合っていますが、ふと蜜蜂に関する疑問が次々と湧いてきます。
「蜜蜂の巣は何故6角形なのか?」。「傍に幾つも巣箱を置いているのに、自分の巣箱以外の巣箱に迷って入らないのか?」。「1匹小さじ一杯の蜂蜜をどの花から運んで来るのか?」。蜜蜂に聞いても言葉が通じないので全てが謎だらけです。
今日庭のツツジの木に絡まったつる性の雑草に白い花がいっぱい咲いているのを見つけました。本来はツツジの木を弱らせるので、取り去るべきでしょうが、蜜蜂を飼っていることもあって、花の少ないこの時期ゆえ残しています。
まるでジャスミンの花のような白い可憐な花で、遠目で見るとまるで白いツツジの花が咲いているようでした。気がつけば身の回り、家の周りには名もなく、いえ名さえも知らない草花がいっぱいいっぱい咲いています。らんまんというNHK連続テレビドラマを殆ど毎日見ているゆえ、花がやけに愛おしく感じられます。
どうやらセンニンソウかも・・・
世の中は便利になったもので、「晩夏から初夏に咲くつる性の植物」で検索すると出るわ出るわです。この花の名前はどうやら「センニンソウ」だと突き止めました。小さな花故蜜蜂の餌となる蜜は少ないと思われますが、匂いを嗅ぐなどしっかり観察したいと思います。
ツツジの木 絡まり白い 花沢山 咲かせて綺麗 名など分からぬ」
「便利だね あれこれ書いて 検索す センニンソウと 言う花かもね」
「今日にでも 花に鼻おば 近づけて 調べてみたい 蜜蜂のよう」