〇柚子大根
今年の年末は日本列島に強い寒波がやって来て、普段は瀬戸内海気候と呼ばれる温暖な地なのに、ここ四国愛媛県久万高原町では積雪が70㎝を超え、自衛隊が災害派遣されるなど、日頃雪に慣れていないため大きな騒ぎとなりました。
わが家も5㎝ほどの積雪がり、家の隅には孫二人が作った雪だるまが3日間も融けずに残っていました。家の横の家庭菜園には大根、白菜、キャベツ、ブロッコリーなどの冬野菜が植えられていますが、融けにくい雪を被って寒そうでした。
わが家ではこの時期、大根を使ったおでんやブリ大根、それにすり大根などが食卓を賑わせていますが、柚子と鷹の爪を使って漬ける柚子大根という浅漬けを沢山作ります。これまでは大根を水洗いして天日で乾燥して沢庵を作っていましたが、沢庵は少し干し過ぎると固いし、糠に入れる塩が体に悪いため、最近はもっぱら柚子大根の浅漬けに凝っています。
雪のような真っ白な短冊切りの大根に、黄色い柚子の皮、真っ赤な鷹の爪が彩りよく入れられ、酢を使うため体にもよく、またサクサク・ポリポリ感が良く、熱々ご飯のお供やお茶うけに最適で、楽しみながら妻と2人で食べています。
「雪が降り 今年年末 あちこちで ひと騒動あり 大変でした」
「菜園に 植えた野菜も 雪被り 冷蔵庫のよう 霜焼けしそう」
「大根と 柚子に加えて 鷹の爪 白・黄・赤が 程よくマッチ」
「ポリポリと ご飯や茶請け 音がする 大根浅漬け 旨い美味いと」