人間牧場

〇松山からの帰り道
 昨日は兵庫県西宮にある大手前大学の現代社会学部の授業がオンラインであり、地方の社会問題について話して欲しいと要請が入っていて、午前9時からレクチャーや学生との討論に臨みました。2年前まで大学の非常勤講師をしていて、学生の前で話すのは慣れていますが、zoomとなると話は別で、私が慣れていないこともあって少し不安でした。でも前日にテスト接続をしていたこともあって、何とか1時間ほどの事業を無事終えました。

 そのあとすぐに松山へ出て、予定していた会議を終え、夕方午後7時過ぎに三秋峠を下りました。高野川に出るといきなり伊予灘の海が開けてきます。いつも思うことですが、この海の光景を見る度に「ああ~帰った」と安堵するのです。昨日は運よく夕日が水平線の島陰に沈む瞬間でした。路側帯に車を止め、車中から夕日夕焼けを見ました。何度見ても飽きない光景です。私と同じように、何人かの人が車を止めて見入っていました。

 このところ台風4号が長崎県佐世保市付近に上陸し、その後温帯低気圧に変わったものの、雨模様の天気が続いていただけに、久々の夕日夕焼けでした。今回の台風は水不足を心配していただけに、被害のない恵みの雨を期待していましたが、太平洋側の高知県では大雨だったものの、降雨量は30㎜程度しか降らなかったようです。天気が回復して今日からまた暑い日が続くものと思われますが、夏の渇水が心配です。

「忙しい 一日終えて 峠道 降りた瞬間 海が広がる」
「『帰った』と いつも思える この風景 昨日は夕日 出迎えてくれ」
「台風が 去って天気が 回復し 今日から夏の 灼熱太陽」
「もう少し 降って欲しいと 思ったが 30㎜程度で 焼け石に水」

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