〇黄色い曼殊沙華の花が咲き始めました
あと一週間もすれば秋の彼岸となります。今年は春先から新型コロナウイルスの流行(パンデミック)で、世界中を震撼させる歴史に残る年となっていますが、日本でもコロナに加え熊本を襲った豪雨災害や熱中症を気遣う猛暑日が何日も続くなど、天変地変に悩まされ続けています。
それでも季節は巡り、日中は残暑が厳しく目にはさやかに見えねども、秋は次第に深まりつつありますが、わが家の庭には綺麗な黄色い曼殊沙華が咲き始めました。彼岸頃に咲くから別名彼岸花と呼んでいますが、今年は一ヶ月も雨らしい雨が降らなかったため、例年だと緑の葉っぱが見られるはずの赤い曼殊沙華はまだ芽吹いていないようです。
珍しい黄色い花の曼殊沙華は、友人の後藤田さんが昨年球根をわざわざ送ってくれたもので、心待ちにしていた甲斐あって綺麗な花を咲かせてくれ、私たち夫婦のダイニングの窓越しに見えるよう植えているので、毎朝・昼・夕、妻と二人で眺めながら食事をしています。
いつも思うことですが、それにしても曼殊沙華の花は毒花といいながら、何故にこんな綺麗な花を咲かせるのでしょう。まさに自然のなせる業でしょうが、気品さえ漂う曼殊沙華の花に思わず目を奪われてしまいます。花の命は短いので、せいぜい愛でてやりたいと思っています。
「今年は 二ヶ月大雨 一ヶ月 渇水の日々 余りに過酷」
「お彼岸が 近づき畑 あぜ道に もうすぐ真っ赤な 曼殊沙華見ゆ」
「友人が 送ってくれた 球根に 初めて綺麗な 黄色い花咲く」
「窓越しに 見える黄色い 曼殊沙華 妻と二人で 綺麗綺麗と」