人間牧場

〇木製収納箱の製作

 今週末に迫った人間牧場での餅つきに備え、色々な準備を始めました。もち米は田処の亀本さんと西岡さんから頂いた私の分を、それぞれが洗って水に漬けること、タッパーと餡子は松本さん、餅取り粉と昼食準備食材は妻と、昨年と同じようなそれぞれの役割で準備を進めていますが、餅つき機材は私が一手に引き受けています。

出来上がった蒸し器の木製収納箱

 餅米をかまどにかけて蒸すのに蒸し器が4個必要なのに、大西の親友大河内さんから貰った木製の丸い蒸し器が古くて使えなくなったため、2日前ホームセンターダイキで1万4千円、餅丸め切り機5千円で妻が買って帰りました。昨日の昼過ぎ外出先から帰ったので、早速倉庫の端材置き場から杉板や算木を見繕い、木製の収納箱を作りました。

 自称不器用男ゆえ、思った以上のものはできませんでしたが、私的には思った以上のものが3時間ほどで出来上がりました。妻に見せると「まあお父さんも、おじいちゃんに似て器用じゃねえ」とべた褒めでした。それくらいのことで有頂天にはなりませんが、設計図など画かず頭に描いた寸法通り、いい収納箱ができました。今日にでも「令和元年十二月吉日 若松家」なんて箱書きでもしようかと思っています。

「週末の 予定の餅つき 準備する 役割分担 それぞれ目論見」

「お高いが 蒸し器を妻が 買い求め 収納箱を 作る算段」

「自称だが 不器用男 設計図 頭に画き 鋸と金槌」

「よし出来た 思った以上の 出来栄えに じいちゃん以上 お褒めの言葉」

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人間牧場

〇おでんカフェ

 今年も昨年に引き続き、地域教育実践交流集会の2日目に「おでんカフェ」という討議を行いました。今年の案内人は野村小学校の二宮伸司さんでした。資料に「おでんカフェとは」というリード文が載っていました。

 ーおでんは、色々な具材を一緒に煮ることによって、それぞれがいい味を出します。会場をおでんの鍋と見立てて、色々な人の出会いと会話を経て、一人一人がいい味を出していくと考えています。「カフ ェ」のようなリラックスした雰囲気の中で、少人数に分かれたテーブルで、自由な対話をしていただきます。(ワールドカフェ方式) まずは、皆さんが最初に座っているところを「ホーム」とします。人が同じところに留まらないのと同じように、親(ファシリテーター)を残して旅に出ます。旅に出て、知らない人と対話をし、美味しいおでんの具材となって「ホーム」に帰ります。そこで知り得たことや感じたことを改めて話し、最初の自分とどのように変わったか(あるいは変わらなかったのか)話し合います。メンバーをシャッフルして、対話を続けることにより、参加した全員の意見や知識を集めることができる対話手法の一つです。(1995年、アメリカ合衆国のファニータ・ブラウンとデイヴィット・アイザックスが開発した対話の手法とされています。二人が開催したある会議の日程が、悪天候により変更を余儀なくされたため、急遽テーブルクロスの代わりに模造紙とおもてなしのコーヒーをセッチングしたことに始まります。待たされていた出席者は、会議のテーマについて自由な交流を始め、結果的に創造的で有意義な会議が成立したというものでした。移動可能な自由でオープンな設定により発想も豊かで活発に表出され、参加者がテーマをもとに相互理解を深めることを目的とします。問題解決や結論を求めるものではありません。)

今回はおでん鍋に見立てた段ボールを使い、「私の地域教育」というテーマで、出された意見をポストイットに書いて鍋の中へ具材として入れましたが、多くの出会いと気づきの意見が沢山出ました。二宮さんお世話になりました。

「おでんカフェ 段ボール紙 膝の上 鍋に見立てて 六六討議」

「出た意見 ポストイットに 記入して 具材沢山 美味しい味に」

「色々な 議論の手法 面白い スキル益々 グレードアップ」

「本物の おでん大根 厚揚げや ジャガイモ頭に 浮かんでゴクリ」 

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人間牧場

〇国立大洲青少年交流の家でのこぼれ話

 私は毎日午前4時半に起床します。その癖は旅先でも同じです。前日は1泊2日で地域教育実践交流会に出席したため国立王子青少年交流の家に泊まりました。前夜は分散会の後賑やかな交流会や二次会が行われ、遅い人は12時ころまで話し込んでいたようですが、私は10時30分頃そっと二次会場を抜け出し、宿舎に戻りひと風呂浴びてテレビを観ながら12時ころ床に就きました。

 あくる朝は、やはり4時30分に目が覚め、タブレットで調べものをしたり、ブログを書いたりして過ごした後、身支度を整えて裏からそっと外散歩に出かけました。リックに日ごろ使っている小さいLED懐中電灯と軍手を入れていたので準備万端です。不審者と見間違えられないよう一人で黙々と、青年の家の坂道を少し速足で国道まで歩きました。

朝の集い

信号で引き返し少し長い上り坂をしっかり歩きました。駐車場まで戻ると私の目の前に何やら黒い動物がいきなり出てきて驚きました。懐中電灯を照らすとそれは小型のイノシシでした。私も驚きましたがイノシシも驚いたのか暗い左の道を一目散に走り去りました。いやはやここまで来てイノシシとは・・・でした。

 

ムササビ

 そのうち東の空が明るくなり始め、朝の集いに参加する人たちが、「おはようございます」と声をかけながら、ぞろぞろ広場へ出てきました。7時から朝の集いがあり一日が始まりました。食事の前ラウンジで新聞を読んでいると、職員の大藤さんが、「交流の家にムササビが住み着いていますが見ますか!!」と言われ、見るとラウンジのカーテンの向こうのガラス窓の隅に、ムササビがうずくまっていました。

ムササビは夜行性なので夜は活動に出ていて、朝が来たのでねぐらに帰ったようで、眠そうな顔をしてたじろきもせず、じっと私の顔を見つめていました。駐車場辺りのイノシシといい、広場に集まったいわば動物の人間といい、また窓の外に巣を作って住んでいるムササビといい、青少年交流の家はどうやら動物たちの集まる格好の場所のようでした。

「1万歩 毎日日課で 歩いてる 旅先なれど 目標目指す」

「交流の 家に通じる坂道を 懐中電灯 頼りに歩く」

「目の前に いきなりイノシシ 驚いた イノシシさんも 私に驚く」

「ラウンジの 窓の外には ムササビが 交流の家 動物集まる」

 

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人間牧場

〇大いに盛り上がったチャリティオークション

 今年も全国から集まった参加者が、おらが自慢のお土産を沢山持って来てくれました。今年の参加者は350人と目標の320人を上回り、過去最高の人数となりましたが、分散会が終わった後の夕食を兼ねた懇親会も190人と、これまたレストランが満席状態になる程でした。

チャリティオークションの様子

 レストランでの食事は分散会毎のグループ形式でしたが、いつの間にか飲むほどに酔うほどに人の輪は大きく広がり、様々な深い交流となりました。交流会の会場が広いため声が届きにくい難点も、音響のスペシャリスト平岡さんたちの骨折りで何とか乗り切ることができました。

 交流会恒例のチャリティオークションは、私と松本さん、隅田さん、宇津さんなど毎度お馴染み双海組が取り仕切り、競り市や押し売りを繰り返し、何とか全ての商品?を処分することができました。売り上げは直ぐに計算され皆さんに報告しました、今年も57,000円あったそうです。

私はこの日、自分が自宅横の家庭菜園で作った自慢の大根と聖護院大根、それにハチミツを持って行きましたが、余りにも興奮し過ぎて誰に売ったかさえも覚えていない始末です。このオークションの模様も誰かが写真に撮って、facebookにアップして拡散していました。

「交流会 みんな自慢の 持ち寄った 土産押し売り チャリティオークション」

「松ちゃんは 紅マドンナを 一箱も 負けじと私 自慢の大根(爆笑)」

「双海流 今年も チャリティ 大はしゃぎ 食事も忘れ 一役担う」

「これなんぼ 売った買ったと 声が飛ぶ 競り市何と 5万7千円」

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人間牧場

〇自分で撮れない自分の写真

昨日と今日の2日間、国立大洲青少年交流の家で、地域教育実践交流集会が行われました。私の出番は開会あいさつとチャリティオークションでしたが、いずれも自分で撮れない自分の写真のため、証拠写真が残っていないと思っていましたが、何と何と誰が撮ってアップしたのか分かりませんが、年輪塾の赤いブルゾンジャンバーを着てステージで熱弁をふるう私の写真が、facebook上に出回っていました。大感謝です。

赤いジャンバーを着て開会あいさつをする私の写真
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人間牧場

〇お笑い芸人友近さんがJR下灘駅にやって来た

 先日昼食を食べながら自宅居間でテレビを観ていると、双海町のJR下灘駅が映っていました。JR下灘駅もすっかり有名になって、旅人は勿論、人気のある芸人さんが沢山やって来ています。この日は愛媛県出身の友近さんと中川家さんでした。

よ~く観ていると、何やら知った顔が出てきました。何と友近さんの高校時代の同級生だと紹介された女性は、私の従兄弟の奥さんでした。従兄弟は木材販売業を営んでいて剣道6段の腕前で、三人の子どももそれぞれ剣道を習っている剣道一家なのです。

友近さんには失礼ながら、従兄弟の嫁さんの方が顔的には誰がどう見ても美人だと思うのですが、その女性が双海町下灘に嫁いで平凡な主婦になり、あまり美人でもない友近さんが、今話題の芸人になって人気を博しているのですから世の中は分からないものです。

 勿論友近さんは、浮き沈みの激しい芸能界で、ここまで人気を得るには、私たち素人には分かるはずもない血の滲むような下積み努力をしていて、その姿に敬意を表するのです。友近さんの夢計画は下灘駅の見える場所に温泉を造ることだそうでした。頷きながら大笑いをしました。

「昼食を 食べつつ テレビ 観ていると 下灘駅が 紹介されて」

「友近さん 本県出身 有名人 従兄弟の嫁が 同級生とは」

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人間牧場

〇即席みそ汁の贈り物

 明日から私が代表を務める地域教育実践ネットワークえひめの、年に一度の交流集会が一泊二日の日程で、国立大洲青少年交流の家を会場に開催されます。今年もゴングの回を含めると5回の定例会や数回の部会を経て、色々な準備を進めていて、事前申し込みだと320人の申し込み人数をクリアーしたようだと、事務局の中尾さんから連絡が入りました。

ギノー味噌の田中社長さんから頂いた即席みそ汁

今日は午後1時からその事前準備のため大洲へ向かいますが、毎年この大会にギノー味噌の田中社長さんにお願いして、即席みそ汁をいただき参加者全員に配って喜ばれています。先日田中社長さんと連絡が取れ、ギノー味噌の本社へ取りに行きました。350食と言えば大変な量で、軽四トラックの荷台に積んで持ち帰り、とりあえず親父の隠居の客間へ仮置きしています。

雨が降らなければもう一度、軽四トラックの荷台に積んで出かけようと思っています。これまで12年間の殆どの交流集会に、商品を快く提供してもらっている田中社長さんには、感謝しても感謝しきれないほどの恩義を感じています。私の日常的に使っている似顔絵入りの名刺も、「裏が味噌」のコマーシャルを出してもらっていて、ギノー味噌の田中社長さんは私の大事なパトロンなのです。

「明日からは 国立大洲 青少年 交流の家 宿泊研修」

「ギノー味噌 社長に貰った 即席の 味噌汁配布 あれやこれやと」

「ギノー味噌 社長私の パトロンだ 物心両面 長年感謝」

「集会に 目標以上 申し込み お飾り私 少し手伝い」

国立大洲青少年交流の家での準備風景
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人間牧場

〇干し柿揉み

 今年は干し柿づくりが例年より少し遅れてしまいました。それが良かったのか、毎年カビが生えるのを心配して熱湯に浸けるべきかどうか迷うのですが、今年はこの一週間ほど気温が下がり、北西の季節風も適当に吹いて、柿の表面が乾いてきました。

手に手袋をはめて揉み解した干し柿

 早速揉み頃とばかりに、真新しい白い軍手を両手にはめ、今日はしっかり柿を揉み解しました。柿を揉むのには結構力が必要で、100個もあるため寒風の中寒さを堪えて1時間ばかり作業をしました。この作業を2~3度繰り返すと、一週間もすれば渋が抜け、柔らかくて甘く美味しい干し柿が出来上がる予定です。

 干し柿は余り乾燥させると固くなるので、渋が抜けたら小袋に入れて冷凍庫に保管すれば、いつまでも柔らかい干し柿が味わえるのです。干し柿は縁起物として正月飾りに使い、残りは干し柿が大好きな私と孫奏心がおやつ代わりに食べる予定です。今から楽しみです。

「今年は 熱湯殺菌 することも なしに順調 干し柿づくり」

「手袋を はめて干し柿 揉み解す 結構力と 手間暇かかる」

「一週間 すれば干し柿 出来上がる 孫と二人で 今から楽しみ」

「干し柿は 正月飾りの 縁起物 残ろりは孫と 私のおやつ」 

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人間牧場

〇今年ももち米が届きました

 毎年この時期になると、わが家にもち米が届きます。送り主は隣の集落に住む農家の西岡栄一さんです。西岡さんとは現職の頃双海町役場に渡しと一緒に勤めていましたが、お互い退職後もお付き合いを重ねていて、毎年この時期になると自らの田んぼで育てた今年産のもち米を持って来てくれるのです。

もち米が一俵届きました

 西岡さんは最近脊椎の病気治療をしていると風の噂で聞いていましたが、昨日は奥さんとお二人で私の留守中に見えられたそうで、運よく若嫁が在宅だったこともあり、モチ米30㎏の2袋を若嫁がトラックから降ろし、家の玄関先に入れてくれたようでした。(若嫁は実家の経営する喫茶店で輸入コーヒー豆を焙煎していて、重い米袋を造作もなく運んだようで、西岡さんもその様子に驚いたようでした)

その後自宅に帰り若嫁に西岡さんの話を聞いたので、早速お礼のつもりで西岡さん宅を訪ねました。聞けば脊髄の手術もその後のリハビリも、難儀はしたものの順調に回復しているとのことで、何はともあれ安心をしました。帰りに奥さんから自宅で作った黒豆までいただきました。

早速このモチ米を使って、一週間後に人間牧場で年輪塾恒例の餅つきをやる予定で、既に準備を進めています。このモチ米はモミ蒔き、田植え、稲刈り、脱穀、精米とまさに八・十・八の手間暇かけて西岡さんが作ってくれたものです。そのことを忘れずついたお餅は、日ごろお世話になっている色々な人に配りたいと思っています。

「今年も 自分で作った もち米を 何と一俵 届けてくれた」

「病み上がり 風の噂で 聞いていた 順調回復 破顔一笑」

「もち米は 八・十・八回 手間かけて 餅つきを経て 胃袋収まる」

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人間牧場

〇いつまでも歳をとらない写真

 写真は撮った一瞬の時を静止させるため、何年経っても歳をとることなく保存されます。写真など殆ど撮らなかった昔に比べ、現代はカメラが普及して日々の暮らしの中に溶け込み、毎日日記のつもりでブログを書いているため、搭載用の写真をデジタルで撮り続けています。最近は自撮り機能までも付いているので、自分の写真も時々自撮りしています。

 しかし撮った写真が余りにも多過ぎて、使った写真さえどこにしまったのか覚えていない、困った状態です。時々古い写真が必要になるので、パソコンの収納機能をバックアップしながら、「エッ、こんな写真がこんな所にあった!!」と、驚いたりしていますが、昨日自分の13年前の写真が出てきました。見覚えのあるこの写真は、人間牧場で開いた国土交通省主催の観光カリスマ塾の折、私のアクリル板等身大の立像写真を親友松本さんが作ってくれた時のもののようです。

 この時は友人のカメラマンが専用のカメラで何枚か撮ってくれましたが、立像写真に採用した以外の写真も何枚かありました。人間牧場水平線の家の板間には今もアクリル板立像は置かれていますが、退職間もなかった60歳ころと今とでは随分風貌が違うと、若かりし頃を思い出しました。「写真は歳をとらない」そんな馬鹿げた当り前を感じながら・・・・・。

「10年を 過ぎた自分の 写真見て あの頃私は 若かったなあ~と」

「デジタルは セピア色には あせぬけど どこにあるのか 多過ぎ分からず」

「10年前 今と比較を してみると 一目瞭然 老いた老けたと」

「歳相応 写真は嘘を つきません 撮っておこうか 10年後のため」

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