〇ウイークリーえひめリック
私たちの住んでいる所は田舎ゆえ無料配布の対象外ですが、松山圏域の家庭には「ウイークリーえひめリック」という新聞が無償で配られているようです。先日親友から「12月13日付ウイークリーえひめリックというリビング新聞に、あなたの書いた記事が載ってます」と電話が入りました。愛媛県金融広報委員会から頼まれて書いたことは覚えていますが、どのように載っているのかも分からず、とりあえずお礼を言いました。
おっつけ4~5日前、金融広報委員会の事務局を担当している日銀松山支店から、掲載紙がページに付箋をつけて送られてきました。ゲラ校正はしたものの5面の暮らしフォーカス「お金」という囲み記事を見て、少し恥ずかしくなりました。今回の記事は昨年末から正月を挟んだ今年初め頃の、私と孫のユーモア溢れる笑い話です。タイトルは「育爺(いくじい)のつぶやき・お小遣いで買った釘100本」というお話です。
家の敷地内庭に、昨年度の冬休み中小さな畳2畳ほどのミニハウスを孫と二人で造りました。費用はウン万円かかりましたが、孫が親と相談して、貯めたお小遣いの中から出したのは僅か千円でした。孫を連れてホームセンターへ行き、千円で釘を100本買いました。孫は寒さをものともせず私と一緒にその釘を使って、ミニハウスは無事完成しました。その後約1年間、今ではすっかり子どもたちの間で人気となり、沢山の子どもたちが遊びにやって来ています。
同居している私はさしずめ育爺です。幸い私は金融広報アドバイザーなので、金銭・金融教育という観点で孫に様々な形で関わっていますが、今回の原稿もそんなある意味とるの足らない話題を書きました。このところこの新聞の反響は大きく、今日は新聞を見た親が4~5人連れ立って、松山からわざわざミニハウスの見学に来るようです。嬉しい反響に目を細めています。
「情報紙 田舎の町ゆえ 配布なし 見ることもなく 見た人松山」
「育爺の つぶやきリビング 新聞に 載ってあれこれ 電話やメール」
「釘100本 自分の小遣い 千円も 出してハウスを 完成させる」
「ミニハウス 今では子ども 居場所です ワイワイガヤガヤ 大人に秘密」