〇朝寝は時間の出費である
私の日常は朝4時ころに目が覚めて始まります。「歳をとると朝起きるのが早い」とよく言われるゆえ大きな声では言えませんが、「早起きは三文の徳」とばかりに、早起きの効果を自分に言い聞かせてほぼ毎日、時計に頼ることもなく実行しています。私が午前4時に布団からそっと抜け出しても、一緒に寝ている妻は午前6時まで気づかないふりをして、布団を温めていますが、私と妻の間には朝だけでも2時間の開きがあるのです。
妻はその理由を家事で疲れているからと言い、「そんなに寝なかったら今に寝たきりになる」と「、もっと朝ぐらいはゆっくり」するよう勧めるものの、長年の習慣は治しようがないのです。私は役場に在職中、地域振興課長をしていたころ、毎朝4時に起床して細々準備をして、毎日朝5時から役場に行く8時までの3時間、自分が作ったシーサイド公園に出かけ、人工砂浜やミニ水族館の水槽掃除に明け暮れました。たった12年間でしたが冬の寒さや夏の暑さもしのぎやった清掃の蓄積は、多くの自信になりました。
アメリカの実業家カーネギーが「朝寝は時間の出費である。しかもこれほど高価な出費はない」と言っていますが、私も同感です。夏の暑い今頃は日中の気温が35度を超す猛暑になることも珍しくありません。それでも朝晩は気温も幾分下がり、農作業をするのも随分楽なので、朝晩に集中してやっていますが、大雨被害が西日本を襲った今回の水害以降、3週間ほどまったく雨が降らず、菜園の野菜も音を上げ始めていますが、朝晩の谷灌水のお陰で、ナスやピーマン、オクラ、キューリなどの夏野菜は豊作で、毎日美味しくいただいています。
「カーネギー 朝寝時間の 無駄遣い なるほど頷き 今日も早起き」
「もし私 人並朝が 寝坊なら 人並以下の 人生だった」
「この時期は 昼間猛暑で 熱中症 ゆえに朝晩 俺流作業」
「妻が言う そんなに寝ないと そのうちに 寝たきりなるよ 警鐘苦言」