人間牧場

〇珍しい花のプレゼント

妻が小西さんから貰ったさくらひめ

 昨日わが家へやって来た、伊方町瀬戸塩成の木嶋さんに会いに小西さんがやって来ました。その折居合わせた私の妻に、小西さんから花の鉢植えをプレゼントしてもらいました。

 聞けばこの花は最近愛媛県が開発した「さくらひめ」という品種だそうで、小西さんの説明を聞きながら、桜に似た五弁の花それぞれに珍しい斑点があることに気が付きました。

 最近は果樹も花卉もバイオ技術が進んでいて、〇〇×〇〇で、自然界では存在しない品種が作れるようになりました。勿論高度な技術と高い開発費、それに情熱がかかっています。

 今はマネしようと思えばそうした苦労をいち早く盗み取ることもできるので、特許などの対抗措置を取ってガードしていますが、市中に出回るものだけに鍵もかけられず厄介です。

 小西さんから花をプレゼントされ妻は大喜びで、早速玄関先へ飾りましたが、わが家の玄関は先日三宅島の佐久間さんから送られたカサブランカとともに、香しい香りが漂っています。

 「珍しい 見たこともない さくらひめ 桜の花に 似ていて非なり」

 「行政が 技術開発 した花は 特許守られ 市中出回る」

 「プレゼント 花を貰って わが妻は 大喜びで 早速飾る」

 「自然界 存在しない 幻の 花の名前を 聞いて納得」

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人間牧場

〇野菜倉庫の改造

 家庭菜園で色々な野菜を年中作っていますが、玉ネギとジャガイモは、一年中使うものなので、大切に倉庫の隅へ保管していますが、妻によるとジャガイモを何者かが食べているというのです。現場を見た訳ではないのですが長年の経験から、多分動物の仕業しかもネズミの仕業ではないかという結論に達し、倉庫の改造を頼まれました。だからといって倉庫の中を二重張りにする程でもないので、早速思案しました。

高床にして網で囲った食材倉庫

 まず通気をよくするために、親類の鉄工所から貰ってきて、わが家書斎の掃き出し窓下に置いていた1,20m×0.80mのステンレス製広敷を、丁度よい寸法だったので持ち込みました。少し窮屈ながら柱を削ったりして程よく収め、上に収納箱を置いてみましたがバッチグーでした。さてその後どうするか考えた挙句、漁師さんから貰っていた少し大きめの網目の網の両端を縫い合わせ、上下に巾着のように紐を通して出来上がりセットしました。

 思った以上の出来上がりだったので、仕事から帰った妻に見せると、まだ半信半疑で納得が行かないようでしたが、作った私が満足しているので、取り合えず使ってみることにしました。昨日はジャガイモと玉ネギの残菜を片付け、収納箱を綺麗に水洗いして天日に干し終わりました。あとは今月末ころ収穫予定のジャガイモと玉ネギを入れて保管したいと思っています。吉が出るか凶になるか、半信半疑ですが、多分これで大丈夫だと自分に納得させています。

 「倉庫隅 保管ジャガイモ 何者か 侵入かじる あいつの仕業」

 「丹精を 込めて作った ジャガイモと 玉ナギともに 貴重な食材」

 「漁師さん 貰った漁網 加工して 周りを囲う 出来栄え満足」

 「月末に なるとジャガイモ 玉ネギを 収穫保存 これでいつでも」

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人間牧場

〇カブトムシ飼育の防護網製作

 わが長男息子は、私が数年前人間牧場に造った腐葉土ストッカーを使って、昨年からカブトムシの養殖を始めました。養殖といってもそれほど大したものではなく、落ち葉を入れて作った腐葉土の上に、カブトムシの餌となる豚糞を入れて、その上に黒いマルチを被せて冬越ししているだけです。

先日息子とその後の様子を見に人間牧場へ出かけ、ストッカーのマルチをめくって表面を掘ってみると、丸々と太ったカブトムシの幼虫が沢山いることを確認しました。さてどうするか。これからカブトムシの幼虫が成虫になって地上に這い出るのを、逃げないようにするため、ストッカーの上に金網を張ることを思いつきました。

早速ホームセンターへ2

出来上がった金網の蓋3枚

 人で出かけ、1m×2mの金網3枚、角材や算木、短めのネジ釘などを買い求めて帰り、連休最後の日の夕方簡単なメモ程度の設計図を頼りに造り始めましたが、日没で途中で止めました。息子は仕事に出かけて留守でしたが、昨日はサツマイモの植え付けや締め切りの迫った原稿書き、それに葉書を10枚も書いたりと、それなりに自宅仕事をしました。

 昼過ぎに一段落したので、雨が降っても濡れない東屋で、一人作業を再開し、2時間ほどで3枚の金網蓋を完成させました。近々息子と人間牧場に運んで、寸法があっているか、カブトムシは逃げないかテストして、設置したいと思っています。まあ45歳になった息子と、73歳の親父が歳の取り甲斐もなくカブトムシに熱中するのですから、変わった親子だとしみじみ思います。

 「牧場の 隅に造った ストッカー マルチをはぐると 幼虫沢山」

 「カブトムシ 間もなく幼虫 成虫に なって地上に 這い出す捕獲」

 「金網で 囲って一毛 打尽する 作戦立てて 早速準備」

 「この歳に なって親子で カブトムシ 馬鹿じゃないのと 妻嫁笑う」

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人間牧場

〇立派なカサブランカの花が届きました

 一昨日外出先から帰ってみると、玄関先に縦長の段ボール箱が宅配便で届いていました。毎年のように届くこの荷物の送り主は、東京から遥か沖合に浮かぶ伊豆諸島三宅島に住む佐久間さんからでした。早速妻と一緒に段ボール箱を開けると、カサブランカの立派な花が蕾を閉じたまま沢山出てきました。家族全員を巻き込んでその立派な花を活けるに相応しい、少し大きめの花器を二つ用意し、水を入れて早速玄関先に活けました。

玄関に飾った三宅島のカサブランカ

 開きかけたた蕾からはカサブランカの花独特の香りが漂い始め、何とも言えない雰囲気でした。古い人間なので演歌歌手鳥羽一郎の「カサブランカ」という歌を思い出し、下手糞ながらハーモニカで吹いてみましたが、そんな歌など知らない家族から余りいい反応は返って来ませんでした。送られたカサブランカの花は格調高く、わが家の玄関先で異彩を放っていますが、妻の言うように送ってくれた佐久間さんにはお礼の言葉もない程感謝せずにはいられません。

 当時三宅島村の議会議員をしていた佐久間さんとの出会いは、東京有楽町駅前にあるフォーラムAという、立派な国際会議場で開かれた全国町村監査委員研修会でした。私が記念講演をした話がきっかけで、東京都の町村監査員研修会や、三宅島での研修会に相次いで招かれ、すっかり気ごころを許す間柄になったのです。以来遠来の友故、頻繁な音信や出会いはなくなりましたが、三宅島産赤里芋が届いたり、有難い交遊が続いています。

 三宅島は火山の爆発によって全島避難という長くてつらい島外での避難生活を余儀なくされた島です。私が講演で訪ねた時も、まだ立ち入り禁止区域などがありその爪痕を残していましたが、特別許可を受けてあちこちを案内してもらったことは、生涯忘れられない思い出です。偶然にも亡くなった私の親父が県外出漁で、三宅島付近まで出漁したり、私も水産高校の実習船愛媛丸で付近を航行した経験があるだけに、思いを寄せる離島の一つです。佐久間さん今年も立派なカサブランカの花をありがとうございました。

 「今年も 三宅島から 宅配が 箱の中から カサブランカが」

 「玄関で 花の匂いに 誘われて 下手糞ながら ハーモニカ吹く」

 「今頃は どうしているか 三宅島 友人音信 花に託して」

 「今は亡き 親父と私 伊豆諸島 付近航行 思い出浮かぶ」

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人間牧場

〇甘夏ミカンの収穫

 「えっ、初夏のこの時期にミカンの収穫?」と、みかんの産地愛媛でさえも、首をかしげたくなるそうですが、わが家では少々ミカンの木には負担をかけるものの、甘夏柑が色づいて収穫時期を迎えても収穫せず、初夏のこの時期まで樹上に置いて保存をするのです。収穫すると甘夏柑は保存が難しいので、わが家ではそんな方法をもう長い間やっているのです。

収穫した甘夏柑

 この時期になると無農薬栽培を知っている仲間から、甘夏柑をマーマレードにするので送って欲しいと催促があるのです。普通甘夏柑は皮を剥いて身を食べますが、勿論身も食べるものの、皮の内側についた綿毛を丁寧に取って細かく切り、何度か茹ではえて灰汁を取り、身も一緒に加え砂糖を入れて煮詰め、レモン汁を垂らすと、それは綺麗な黄金色のマーマレードが出来上がります。

 甘夏柑のマーマレードはパンにもよく合うし、時折は熱いお湯の中に入れると美味しい飲み物にもなり、疲労回復に抜群です。時折レシピを送って欲しいという人もいますが、わが妻は「砂糖が大さじ何倍」などというレシピなどにこだわらず、味見をしながら長年のアバウトな作り方で、殆ど毎年同じような味に仕上がるのですから、やはり主婦の力は凄いもので、今年もそろそろ作ろうと張り切っています。

 一昨日、果樹園に脚立を持ち込んで、樹上の天辺辺りになっている甘夏柑をキャリーに5箱ほど収穫しました。じゃこ天のお店の人や知人友人にお裾分けし、段ボール詰めした甘夏柑は昨日の朝、郵便局に持って行って宅配便で送りました。遠くは北海道などへも送りましたが、郵便局員さんの話だと2日もすれば届くそうで、便利な世の中になったものです。今年は表作だったため実は小ぶりながら沢山なっていて、これからは毎朝スムージーの中にリンゴやキャベツとともに甘夏柑が入ります。美味しいですね。お陰様で健康です。

 「甘夏柑 樹上で越冬 保存する 初夏のこの時期 貴重な柑橘」

 「無農薬 ゆえに少々 見栄えせず しかし安全 マーマレードに」

 「皮剥いて タッパに入れて 冷蔵庫 冷やして食べる 何よりご馳走」

 「わが家でも 超食パンに 自家製の マーマレードを 付けて楽しむ」

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人間牧場

〇あの頃の私は若いねえ~

 先日facebook仲間の徳島県に住む宮本さんという女性から、facebookにて一枚の古い写真が送れてきました。宮本さん合併前の徳島県貞光町の職員をしていたころ講演で知り合い、そのことがご縁で貞光町の職員さんたちと交流が始まり、わが家の煙会所へも何人かが遊びにやって来ましたが、その後結婚や合併などで直接の交流は途絶えているものの、facebook書き込みなどで近況を知っています。

若かりし頃の木になるカバン第1号を持って・・・

 送られてきたセピア色の写真には、若き日の私がトレードマークである木のカバンを持って写っているのです。私は今も木のカバンを持って出歩いていますが、今使っているカバンは3代目で、写真に写っている木のカバンは第1号のカバンのようでした。多分このカバンを持った写真はおそらく手元に残っていないことを思えば、貴重な一枚だとついつい昔のことを思い出しながら、懐かしく拝見しました。

 あれから何年経ったでしょう。私の暮らしも大きく変化し、宮本さんの暮らしも変化したに違いありません。もう一度お会いして色々な昔話に花を咲かせたいものです。そういえばあの当時は役場の職員でした。人間牧場もまだ構想段階でした。そういえばお酒も鱈腹飲んでいました。写真の記録は記憶となって残っています。人はこうして知らず知らずのうちに歳をとるのでしょう。

 「メールにて 送られてきた 写真見て 私も若い みんなも若い」

 「あっカバン 私のトレード マーク故 懐かしくなり 思わず釘付け」

 「貞光も 私の町も 合併し 地図上消えて 少し寂しく」

 「もう一度 みんなに会って 話したい あれやこれやと 思いつくまま」

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人間牧場

〇魚釣り

 内孫2人と外孫2人の合計4人の男の子は腕白盛りです。外孫の朋樹は今年から高校生なのでそれほどではありませんが、ゴールデンウイークで学校が休みなので、4人が揃うと広い田舎の家の内外は、元気いっぱいの歓声が一日中聞こえます。外でバーベキューをしたり外食に連れだって出かけたりと、私も妻も孫たちに翻弄されて連休を過ごしていますが、寝食の世話をする妻は休む暇もなく中々大変なようです。

孫たちが釣ってきた魚

 昨日は2日続きで初夏としては珍しく、北風が吹いて寒い一日でしたが、孫たちのリクエストは釣りでした。息子はそのリクエストに応えて釣り道具やエサを準備し、下灘の豊田漁港へ出かけたようです、波風も強かったので止めましたが、思い立ったら吉日とばかりに出かけて行きました。その内帰るだろうと思っていましたが、中々しぶとく陽が落ちるころまで頑張ったようです。「どうだった。釣れたかい?」と聞くと、持ち帰ったクーラーボックスを開け、さあ武勇伝が始まりました。

 私から見れば雑魚の類ですが、釣った本人からすれ小鯛やアジはこの上ない釣果のようで、「竿がしなった」と身振り手振りで話をしてくれました。はてさて「この雑魚の処理はどうするの」といえば、「氷を入れているので、それはおじいちゃんにお願いします」でした。しかもこんなに小さい魚なのに「アジは刺身にしてね」と、とんでもないリクエストです。まあ仕方がないと思いつつ、今朝は調理の仕方を考えています。

 海が近い場所にあっても、私を含めて釣りをする機会は殆どありません。夏になると家の倉庫にしまっているインディアンカヌーを出して、海遊びにも連れて行ってやりたいと思っていますが、それさえもかなり面倒くさくて遠のいています。息子も私もアウトドア―派なのに、人様の楽しみに手を取られて、孫たちの楽しみには余り無関心過ぎているようにも思うので、今年の夏はミニハウスもできたことだし、孫たちの思い出づくりに一役買ってやろうかと、息子と話をしています。

 「魚釣り 孫リクエスト 準備して 風の強い日 ものともせずに」

 「夕やみが 迫る時間に 帰るなり 釣った釣れたと 孫の凱旋」

 「クーラーの 中を覗けば 雑魚ばかり それでも孫たち 身振り手振りで」

 「お魚の 処理はじいちゃん 頼んだと 刺身や煮付け 出来るはずない」

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人間牧場

〇ゴールデンウィーク夕日

 ゴールデンウイークもいよいよ後半となり、そろそろ落ち着くべき所へ落ち着こうとしています。このところ雨の日を除けばほぼ毎日、こんなド田舎の双海町へも沢山の人がやって来ます。特にJR下灘駅は異常なほどの過熱ぶりで、特に夕方になると沢山の人で、賑わうというよりごった返しています。

 ゴールデンウィークの楽しみ方は人それぞれですが、私のようなロートルは、できるだけ混雑を避けた静かな場所を求めています。結局のところ一番静かな場所は自分の家という結論に達していますが、それでも1時間圏内に住む子どもたちが家族を連れて遊びに来るので、家の中も決して静かではありません。

 昨日は子どもや孫たちがやって来て、家の庭でバーベキューをしていました。肉の好きでない私も誘われるまま参加しましたが、「歳をとったら肉も少しは食べなさい」と妻・若嫁・娘たち女性群に諭されて、皿に焼肉を乗せられましたが、昨晩は少し胃もたれがしたような感じがして、少し寝つきが悪かったようです。

 昨日は低気圧や前線が去った後、天気は回復したものの少し肌寒い強い風が一日中吹きました。ここのところいい日和が続いて、家から見える夕日夕焼けを一人楽しんでいますが、息子が車庫の屋上に設置している発電用風車を入れて写真に撮ると、また違った趣の夕焼けが鑑賞できました。

 「ゴールデン ウィーク人混 避けるなら わが家一番 金要らず」

 「子や孫が 人の迷惑 顧みず 集まり焼肉 誘われました」

 「わが家から 見える夕日を ただ一人 見るのもおつな 楽しみ方だ」

 「車庫の上 発電風車 取り込んで 夕焼け写真 絵になる光景」

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人間牧場

〇綿棒を耳に使ってはダメ

 先日新聞の生活欄を読んでいると、「耳鼻科医の日々是好日」という欄に、「耳掃除しては駄目」という小さな見出しを見つけ、「えっ!!?」と思いました。素人ならいざ知らず耳鼻科のお医者さんが言うのですから、素人の私が「えっ!!?」と思うのは当然です。書き出しに次のような文章が載っていました。

綿棒を耳に使っては駄目?

 耳掃除していますか? 耳掃除されると何となく気持ちがいい? 耳掃除しないと汚くなる? ちょっと待って。耳掃除をしてはいけないのです。耳の中には繊毛という毛が芝目のように入り口の方に向いて生えています。耳あかは表に出るようになっているのです。それでも耳の中がかゆくなったりすると、どうしても耳掃除をしたくなります。耳の入り口から鼓膜までを外耳道といいますが、そこの上皮は非常に薄く掃除をするだけで傷つきやすいのです。傷ついたところから細菌が入ると外耳炎になり、慢性化すると真菌(カビ)が生えてきます。~中略~綿棒ならよいだろうという方もおられるかも知れませんが、それも駄目です。なぜなら綿棒を耳の中に入れると耳あかを鼓膜の方に奥深く押し込んでしまうからです。耳の中の毛が耳あかを押し出そうとしているのに、それを押し込んだら意味がありません。米国では綿棒の注意書きに「耳の穴に入れないように」、「耳には使用しないように」とと書かれていて、既に常識になっているのです。

 まさに「えっ!!?」でした。私は温泉が大好きで時々妻と二人で出かけますが、少しお高い温泉の洗面台の前にはヘアトニックや乳液とともに綿棒が置かれていて、風呂上りには必ずといってよい程綿棒を使って耳の掃除をしていましたが、「これからは綿棒を使うのを止めよう」と思いました。まさに寝耳に水の話でした。私は子どものころ耳がよく聞こえるようにと、母ちゃんの太ももを枕にして、母ちゃんに耳掃除用の小さい竹べらで耳垢をよく取ってもらいました。

 母ちゃんの太もものぬくもりを感じながら余りの気持ちよさについうとうとしたことを、遠い記憶の彼方に覚えています。母ちゃんは私に「近頃言うことを聞かなかったのは、耳糞のせいだった。耳糞を取ったのでこれでよく言うことが聞けるようになる」と、太鼓判を押してくれました。懐かしい思い出です。

 「新聞を 読んで気が付く 馬鹿の知恵 アメリカ常識 日本まだまだ」

 「綿棒で 耳の掃除は ダメですと 嘘か本当か お医者さん言う」

 「温泉に 行く度綿棒 使ってた 今から止めよう 遅くないはず」

 「母ちゃんの 膝を枕に 耳糞を 取ってもらった 思い出懐かし」

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人間牧場

〇コンクリート工事

 ミニハウスの土台補強工事、側溝の修理工事に続いて、今年3回目の海の資料館海舟館前の土間を修理する、コンクリート工事を昨日は半日かけて一人で行いました。この場所は山から流れ出る清水を引き込んだ大事な外洗い場のすぐ横なのですが、親父が存命中親父自らの手で造ったものの、少々歪で一輪車に荷物を積んで通る度に、注意をしないと止まってしまい難儀をしていた場所なのです。

土間のコンクリート工事

 本当は斫って根本的な修理をしたいところですが、左官さんや土木業者に頼めば費用もかかるので、とりあえず自分の頭の中に設計図のようなアウトラインを描き、倉庫から持ち出した端材で型枠を作り、綺麗に掃除をして少し大きめのパレットで練り込みを開始しました。先日ホームセンターで買ってストックしていたポルトランドセメント1俵と砂利や砂を順番に入れて万遍なく混ぜ合わせ、水を入れてコンクリートを練るのですが、これが中々の重労働で、午前中の涼しい間ながら大汗をかいてしまいました。

 コンクリートの量は計算をした訳でもないのでいつも全て目分量ですが、昨日に限っては少な過ぎも足過ぎもなく、まあ素人ながらその目見当の確かさに、少々自信のようなものを感じました。スコップで入れたコンクリートをコテで丁寧に塗り、使った小道具類を水洗いして一丁上がりです。昨日は天気や風通しも良く、養生のため一応通行止めにしていましたが、今朝は固まり具合出来具合を見計らって、型枠の端材を取り除こうと思っています。

 私の汗をかいて作業をする姿を見て若嫁が、「お父さん、最近はすっかり土木作業員だね」と笑って声をかけてくれましたが、日曜大工ならぬ日曜土木作業員のような自分に、思わず納得の手合いでした。家の周りはあちこちに修理をしたらいいような場所がちらほら見えます。これまではその殆どを業者や親父に任せていましたが、自分でやれば原材料費だけでサンデー毎日ゆえ手間賃も要らず、多少いびつでも自己満足している今日このころです。妻も私の器用さ?を褒め殺しのように誉めてくれています。(大笑い)

 「このところ 日曜大工 ではなくて 日曜土木 コンクリート練る」

 「長年が 経つと家では あちこちで ほころび目立ち 素人修理」

 「不器用を 自認の私 誰からも 文句言われぬ やりたい放題」

 「出来上がり まずまずのよう 妻と嫁 誉める言葉に 調子に乗って」

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