〇木嶋水産で美味しいシラス丼を食べました(その2)
木嶋さんは現在伊方町の町議会議員さんです。若い頃から進取の気概に溢れていて、彼が商工会青年部で活躍していたころから、深いご縁の付き合いをしています。最近は三崎町で浅野さん兄弟が主宰する喜久家プロジェクトの、年に一度の交換会に小西さんや片岡さんたちも参加していて、そこで木嶋さんと出会い、私のいないところで私の悪口?(大笑い)を随分話していたらしく、「一度自慢のシラス丼を食べ臭に来て」という木嶋さんの誘いに悪乗りし、今回の訪問となりました。
この日の海はあいにくの時化模様でしたが、木嶋水産の船漕ぎ網はシラス漁していたらしく、余熱の残る工場内を通って、2階の食堂へ案内してもらいました。食堂にはミザワで木嶋さん親子が仕留めたというアオザメが、リアルにも畳表に黒墨で魚拓されて飾っていました。昼には少し早かったのですが、早速お目当てのシラス丼をいただくことにしました。炊き立ての熱々のご飯の上に釜揚げしたばかりのシラスをたっぷり乗せ、生卵とねぎを散らし、木嶋さん秘伝配合手作りの出汁醤油を掛けて、かき混ぜながら食べました。これはもう絶品で、同行の小西さんも片岡さんもお替りをするほどでした。
そのうち近所に住む緒方二三子さんが会いに来てくれました。緒方さんはもう20年間も友人の西岡真由美さんとともに、必ず私の誕生日に花束を届けてくれる最愛の人なので、嬉しい再会となりました。緒方さんには食後のデザートまで届けていただき、その気配りの細やかさには恐縮してしまいました。釜揚げのシラスをお土産にまでいただき、お暇してから折角ここまで来たのだからと、三崎二名津の田村菓子店を訪ねました。木嶋さん宅を出る時前もって電話を入れておいたので、田村さんはお店でお茶を出して歓待してくれました。田村さんは失礼ながらこんな小さな田舎の小さな集落で、菓子店をしっかりと経営していて、頼まれればどこへでも作って持って行く身体を張った積極商売をしています。何事にも積極的でまじめな生き方は、私の大好き人間の一人です。
木嶋さんと田村さんに出会っただけでも昨日の一日はとてもラッキーでした。二名津を出る頃雨がポツポツ降り始めましたが、気象クラウドの天気予報は合っていて、夕方まではそれほどの雨でもなく、午後2時ころ自宅へ帰ってから細々身の回りの作業をしましたが、案の定予定通り前線を伴った低気圧の影響で、夕方からは強風を伴ったかなり強い雨が降り始めましたが、その内妻の友人がタケノコを沢山届けてくれたので、外に大釜を据えて多少濡れながら孤軍奮闘と相成りました。
「獲れたての 釜揚げシラス ドンブリに たっぷり乗せて ネギも散らして」
「社長さん 秘伝と自慢 するだけは あると納得 しながら食べる」
「ああ美味い 満足手合い ご近所の 親友女性 デザート差し入れ」
「足伸ばし 菓子店営む 友の店 これまた満足 出会い重ねる」