〇紛失した原稿が見つかる
パソコンが私の不手際で、10日ほど使えなくなっていたのを、年度末で何かと忙しい娘婿と息子に無理を頼んで、何とか修復をしてもらいましたが、まだその後遺症がぎこちなく、特に締め切りが迫っている書いたはずの原稿が、必死になって探したもののどこを探しても見つからず、仕方なく書き直そうと腹をくくっていました。ところが昨日何気なくパソコンをいじっていると、書いた原稿が画面に出てきたのです。嬉しくなってその原稿に修正加筆し、メール便で送りました。
ところが嬉しさの後の落胆と言うのでしょうか、メールの文章に添付したはずの原稿が届いてないと、相手先から返信メールをいただいてしまいました。いつもと違うパソコンの作動で添付ができなかったようです。早速夜遅く仕事から帰った息子に頼んで修復して原稿を送りましたが、深夜ゆえ相手の確認はしていないものの、多分大丈夫のような気がしています。はてさてとんだハプニング騒ぎでしたが、原稿を最初から書き直すこともなく一件落着しそうです。
ところで、私の場合原稿は何度書き直しても一字一句、前の原稿と同じ原稿を書くことはできません。それだけ記憶力が減退しているのでしょうが、良い方に考えれば多少なりとも思考力が進んでいるともいえそうです。パソコンの凄さは、登録しておくと一字一句間違うことなく覚えていて、操作さえ間違わなければ完全に元通りの原稿が画面に出てくるのですから驚きです。人間とパソコンの違いは思考力でしょうが、すでにAI(人工知能)は人間の思考力をも越えようとしています。素晴らしくもえらい世の中になったものです。
「パソコンの 故障で消えた はず原稿 何気もなしに 見つかり嬉し」
「パソコンは 一字一句を 覚えてる 使い方さえ 間違わなければ」
「私には パソコンの真似 できないと 凄さ感服 偉い世の中」
「AIに 人間使われ 右往左往 する日も間近か どうなる世の中」