〇畑の草取り作業
家庭菜園で野菜を作るようになって一番嬉しい季節は冬です。白菜やキャベツなどの葉物野菜に加え、カブや大根の収穫ができることもさることながら、雑草に追いまくられなくて済むからです。しかしそんな束の間の楽しみも、立春を迎えるこの時期になると既に終わりに近づき、早くも畑ではハコベ草などがはびこり始め、ほおっておくと作物を覆ってしまうほどになるのです。
昨日は風もなく比較的穏やかな日和だったので、午後畑に出て玉ネギとニンニク畑の草を引きました。玉ネギもニンニクも植えてから収穫するのに7か月以上もかかる息の長~い作物ですが、今年は植えて間もなく振り撒くはずの除草剤を撒かなかったため、例年より草が目立ち中腰での作業は、冷たい外気温で指先がかじかみ、思うほど進みませんでしたが、何とか玉ネギとニンニク畑の草を取りました。
除草が終わった畑に肥料を万遍なく撒きました。豚糞や牛糞などの有機肥料を撒いて中耕したところに植えていますが、化学肥料も追い肥としてこれからの成長にには欠かせないと聞いていたし、2月中旬を過ぎて追い肥をやると玉ネギにトウが立って、玉ネギが固くなって食用に適さなくなるとも聞いているので、今年最後の追い肥です。
畑の中ではブロッコリーやカリフラワーが収穫期を迎えています。ブロッコリーの深い緑とカリフラワーの白色は、食卓に彩を添えてくれます。マヨネーズや胡麻ドレッシングで食べても美味しいし、チーズフォンやシチュウー具材としてもよく使います。そろそろ大根を特製ケンツキ器で短冊にして、干して作る切り干し大根も作らなければなりません。そろそろジャガイモの植え付け準備も・・・と、楽しくも少ししんどい農作業を思いながら過ごす今日この頃です。
「山は雪 だけど畑じゃ 雑草が 早くも伸びて 尻に火が付く」
「玉ネギと ニンニク畑 中腰で 草取り作業 指先かじかむ」
「ブロッコリー カリフラワーを 収穫し 食卓鮮やか 彩添えて」
「手伝って くれる人なし 菜園の 野菜収穫 あちこち配る」