〇カラス天狗面
いつの頃からかは定かではありませんが、私は面を集めています。今やその数も50体近くになっていて、自宅横の倉庫を改造して造った、手づくり海の資料館「海舟館」の板壁に、今は亡き親父が飾ってくれていて、自分で言うのも変ですが、よくぞ集めたって感じです。
先日私が実行委員長を務めている子ども教室の、「わくわく生活体験夕焼け村」のさよならイベントで、キャンドルサービスをやった折、火の神役を頼まれましたが、牛の峰地蔵尊の守り神という発想を思い立ち、収集面の中からカラス天狗面を選んで壁から取り外し、持参して仮装しました。
いきなりカラス天狗面を被った火の神が薄暗いホールへローソクの火をかざして出て行ったものですから、円陣を組んだ子どもたちもスタッフも大いに驚き、あっけに取られていましたが、効果は抜群だったようでした。昨日はそのカラス面を「海舟館」の壁に、元に戻して飾りました。気がつけば伊予銀行上灘支店でロビー展に貸し出したりしたこともありましたが、今ではすっかり忘れられた存在となっていました。
展示物は飾って自慢したって仕方がありません。幸いわが海舟館はゲストハウス「煙会所」とともに、来訪者がかなりあるので、少し展示に見せる工夫をしてみたいと思いました。そのためにはまず展示している面の写真を撮って、一覧表を作らねばと思い始めました。はてさて目論みどおりできるかどうか・・・・。
「海舟館 展示している 面外し カラス天狗を 使って仮装」
「火の神に 扮した私 面被り 子ども大いに 驚きました」
「50体 以上もあるが 無造作に ただ掛けているだけ 少し反省」
「あれこれと 思うけれども 忙しい 理由に何も 先に進まず」