〇妻に移した風邪
「風邪は人に移したら治る?」なんて戯言を言いながら、この一週間風のような気配を身体で感じながら過しました。熱が出た訳でもなく、咳も出なかったことから、「風邪じゃあなかったのかな?」と思いながら、今は元気も回復して、毎日一万歩を目指して元気に早朝ウォーキングを楽しんでいます。
ところが一昨日から妻がどうやら風邪を引いたらしく、熱や咳も出ていよいよ怪しくなってきました。妻は気丈で昨日もそんな体調ながら仕事を休むことなく、家事など殆どしない私のために三度の食事準備も、しっかりとしてくれていますが、どこかすまない感じがしています。
妻は「お父さんの風邪が移った」と言い張っていますが、一緒に風呂に入り、一緒の布団で寝ているのでその主張はある意味当たっているようです。今朝も風邪気味なのに仕事に出かける私のために、食事を作って食べさせてくれました。はてさてそんなことは考えないことにしていますが、妻に寝込まれたりしたら、私の日々の暮らしは一体どうなるのでしょう。
結婚して既に47年が経ちました。私のためや家のために妻がしてくれてきた内助の功を思うと、これから先は私が妻に内助をしなければならない番です。しかしキャンプ活動や人間牧場でご飯・味噌汁を作ったことはあっても、家で火事をしたことなど殆どない私ゆえかなりの難問です。親父も母が亡くなってから自立して16年間も1人暮らししたのですから、できないことはないと鷹を食っています。早く妻の風邪が治りますように・・・。
「他の人に 移せば治る ジンクスで どうやら妻に 移したようだ」
「風邪気味の 妻に替わって 何もせず 亭主関白 誉めたことでは」
「もしなんて ことはないはず 鷹を食う 受けた恩義は ちゃんと忘れず」