人間牧場

〇野菜の苗の定植

 毎年のことですが210日を過ぎ、220日を迎えるこの頃になると決ったように、苗物を作っている親友の水口マリ子さんから、「苗の準備が出来たので、取りに来るように」と電話が入ります。今年も私が山口へ出張中の16日に電話が入ったようなので、明くる日の午前中軽四トラックにキャリーを積んで出かけました。マリ子さんは出かけてあいにく留守でしたが、若奥さんが対応してくれてキャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、などなどの野菜の苗を沢山いただいて持ち帰りました。

いただいた大量の野菜の苗
いただいた大量の野菜の苗

 はてさてこの野菜の苗をどこに植えるか、思案する暇もなくとりあえず、トマトやピーマン、青豆といった夏野菜を雑草とともに引き抜き、牛糞を万遍なくふって耕運機で耕しました。この作業は30度もある残暑の中ゆえ大汗をかき、とりあえず土曜日の午後半日で何とか、畝立てまでの作業を終えました。昨日は午前中中学校の体育祭と来客で手を取られたので、午後から植え付けを始めました。今年は畝幅が少し狭かった感じもしますが、ビニールハウスのトマトの残骸も取り終わり、畑はすっかり秋モードに変身しました。

キャリーに詰め込んだ野菜の苗
キャリーに詰め込んだ野菜の苗

 野菜の苗の定植を全て終えたのは午後6時でした。初老の私には少々ハード過ぎた感じもしましたが、「お父さん疲れているようなので、これを呑んだら」と、息子がギンギンに冷えたノンアルコールビールの蓋を開けプレゼントしてくれました。そのビールの美味しかったことは言うまでもありませんでした。昨夜は風呂に入って汗を流し夕食を済ませた後、マッサージ機で身体を揉み解し少し早めに床に就きました。お陰様で今朝は身体も元気も十分回復したようで、ひとまず一安心です。

 このところ、畑のあちこちにモグラが出没し、折角植えた苗や播いて生えた芽が、無残な姿になっているのも見受けられるようで、心を痛めています。多分牛糞や豚糞などを使って有機栽培を心がけているためミミズが発生し、そのミミズを食べにモグラが出没しているようなのです。毎年のことながらモグラを捕獲する知恵もなく、早速ホームセンターへ出かけ捕獲機の品定めをしなければならなくなりました。上手く捕獲できる保証はありませんが、またまた厄介な出費です。

  「春と秋 野菜の苗を 大量に いただく故に 猫の手借りたく」

  「夏野菜 雑草ともに 引き抜いて 牛糞ふって 耕運機かけ」

  「畝立てて 定規当てつつ 苗植える 性格そのまま 少しゆがんで」

  「菜園に モグラ出没 首ひねる どうしたものか 土中ゆえに」

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