人間牧場

〇わが家ではトマト三昧の日々

 今年もわが家に夏がやって来ました。夏といえばトマトやスイカを連想します。スイカは長雨の影響で花は咲いても実が止まらず、収穫はまだまだ先のことながら、多少落胆していますが、トマトは春先家庭菜園内に造ったビニールハウスのお陰で露地物が出回る前から、木なり完熟トマトを食べ始め、露地物が収穫できるようになった今は、両方のトマトが競うように熟れて、毎日まるで主食のようにこれでもかというほどトマトを食べています。

収穫したハウス育ちの中玉アイコ
収穫したハウス育ちの中玉アイコ
今朝も美味しくトマトジュースを飲みました
今朝も美味しくトマトジュースを飲みました

 妻はどこで聞いてきたのか、私も含めた男性高齢者の前立腺肥大にトマトがいいらしいという話を信じ、やたらとトマトを使った料理を食べさせてくれています。元々トマトが大好物な私ですから、嬉しいには違いありませんが、大きな声では言えないまでもさすがに少々?といった感じも拭えません。聞く所によると売っている市販のトマトは少し色が来ると青いままで収穫、流通過程で追熟させて消費者に届くようにしているらしく、あまり美味しくないのは当然らしいのですが、わが家はまさに樹上完熟なので、トマト特有の匂いも甘さや香りも満点で、「美味しい」ことを実感しています。

 トマトには色々な種類があって、わが家でも大玉桃太郎、中玉アイコ、小玉ロケット、小玉チェリーなど4種類の苗を植えていますが、品種それぞれの趣があって、皮の厚くて固いロケットはジューサーで皮ごとスムージーやジュースにして飲んでいます。今ではわが家の夏の飲み物第一位の人気ぶりです。私が子どもの頃は冷蔵庫もなく、母親が畑から持ち帰ったトマトを水洗いしてタライ桶に入れ、流しっぱなし冷や水で冷やしてかぶりついていました。冷えたトマトに少し塩を振りかけて食べると、トマトの甘味が口いっぱいに広がり、涼や幸せを感じたものでした。

 今朝、ビニールハウスに水遣りに入った折、真っ赤に熟れたアイコを4個収穫し、若嫁に手渡してやりました。若嫁は早速息子や孫たちの食卓に出したようですが、息子も孫もトマトは大好物でよく食べてくれます。野菜を作る者にとって、家族の「美味しい~」という言葉はたまらなく嬉しい反応です。今朝もトマトを食べている孫たちが、「トマト大好き、美味しい」と言ってくれました。

  「梅雨だけど トマト沢山 収穫し 朝昼晩と 三昧の日々」

  「ロケットは トマトジュースに して飲んで 大玉中玉 そのまま食べる」

  「前立腺 トマトがいいと 聞いて来た 妻はせっせと 私のために」

  「『美味しい』の 一言嬉しく なりにけり 今日もせっせと 菜園作業」 

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