人間牧場

〇今年も実行委員長に選ばれました

 教育長をしていた2年間は職務で双海町子ども教室の実行委員長をしていましたが、退職と市町村合併を機に委員長職を民間にしてからずっと、子ども教室の実行委員長に選ばれ続け、今年もまた一昨日夜開かれた実行委員会で、数えてみると13年連続で何の疑いもなく、ましてやさしたる断わる理由もなく、委員長の職を引き受けてしまいました。自分の心の中では「もうそろそろ」と「まだまだ」がせめぎ合いをしている最中です。

 それでもプログラムの実行場所のひとつが人間牧場だったリ、各種各方面からの支援も受けているので、もう暫く甘んじたいと思い、昨日は早速公民館の隅田さんにわが家に来てもらい、実行委員会で決った内容を元に、募集要項を作る作業に取り掛かりました。ベテランだった赤石さんが他部局へ異動し、新人の隅田さんを後任に迎えてのこの1年でしたが、事故もなくそれなりの成果を積み重ねながら、また新しい年度が始まりそうです。

 社会への恩返しを目論む私にとって、青少年の健全育成や地域づくりは重要な意味を持った活動です。とりわけ私的施設である人間牧場との関わりは、目に見えない部分でかなりの成果を上げていて、代替プログラムや代替施設が見当たらないだけに、少し気を揉みながらやっていますが、これをマンネリと捕らえるか伝統と思うかは人それぞれです。マンネリとは同じことの繰り返しですが、伝統は常に新しい試みを加えながら同じことを積み重ねる手法です。活動と運動の組み合わせをしっかりと持つならば、それは伝統として残って行くのです。今年も応募に応じてくれる元気な子どもたちが沢山いることを願っています。

  「13年 断わるさした 理由なく 役職受けて 今年も頑張る」

  「そろそろと いやいやまだまだ せめぎ合い 心の葛藤 当分続く」

  「10年間 続けば立派な 物語 子どもの心 育みながら」

  「無人島 培う力 今もなお 人間牧場 舞台にドラマ」

実行委員会で決った今年のプログラム
実行委員会で決った今年のプログラム

 

 

 

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