人間牧場

〇蜜蜂巣箱の大掃除と蜜蝋塗り作業

 「雨が近い!!」「どうしても3月中には!!」という焦りもあって、昨日は予定していた来客が急に来れなくなったことを幸いに、朝から蜜蜂の巣箱の点検作業をしました。家の裏に置いている8つの巣箱と、人間牧場に置いている6つの巣箱を順次点検しました。主な作業は巣箱の掃除と蜜蝋塗りです。まず巣箱を仰向けにして中の残巣やゴミを金ヘラで丁寧に取り除き、同じように底板もしっかりと掃除をしました。その後ガスバーナーに火をつけて燃えたり焦げない程度にさっと火を通します。こうすれば冬篭りしていたスムシやゴミが綺麗に落ちるのです。

掃除と蜜蝋塗りの終った巣箱
掃除と蜜蝋塗りの終った巣箱

DSCN3059 蜜蜂は清潔な動物で、汚いと入居してくれないので入念にこの作業を行いました。そしてバーナーで温めながら巣箱の入口や内部、底板に蜜蝋を塗って行くのです。蜜蝋は蜜蜂の巣を60~70度くらいの温度に温めたお湯で、溶かして作ったものだそうでが、詳しいことは知りません。点検や掃除を終え蜜蝋を塗った巣箱を元通りにして甘露をしのぐビニール波板を、風で飛ばされないようにブロックや石で押さえ一件落着ですが、この作業が甘いと風で吹き飛ばされ、何度も痛い目に遭っているので、念入りに行ないました。

 それもこれもこれまでの作業は全て、養蜂の師匠である西予市野村町山奥組井上登さんにご指導いただいたことを、見よう見真似で行なっているだけですが、今年は既に7年目の春を迎えています。昨日は暖かかったので、井上さんから年末に貰いダイニングのテーブル下に置いていた、キンリョウヘンの鉢植えも外に取り出して、たっぷり水を与えました。一鉢は既に花芽が膨らんで近々の開花を予感させていますが、その他は蕾も固く花か芽か判別つきにくい状態です。そのうち蜜蜂誘引の手助けとなることでしょう。

  「春が来た 雨や月日を 気にしつつ 蜜蜂巣箱 蜜蝋塗って」

  「蜜蜂に 思いを寄せて 早七年 師匠の教え 不器用ゆえに」

  「蜜蝋を 塗った巣箱の 入口に 匂い嗅ぎつけ 蜜蜂一匹」

  「キンリョウヘン ダイニング下 取り出して 水をたっぷり 今年も頼む」 

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