人間牧場

〇今治市連合自治会研修会に招かれて

 2ヶ月前のある日、古い友人の元県庁職員小島さんから「自分の親友の今治市役所の職員から、講演依頼の口添えを頼まれたので是非受けて上げて下さい」と電話が入りました。一も二もなく「予定が合えば・・・」と電話を切るとおっつけ市民生活課の女性担当係長さんから連絡を受け、7月3日で調整に入りました。聞けば私が昨年の11月松山の友輪荘で開かれた、中国四国ブロック生活学校・生活会議運動研究集会で講演した内容が、まちむらという雑誌の129号で、5ページわたって見開きで紹介された記事を読んでのご依頼のようでした。

 演題もその時の「「明日の地域を創るために」で話がまとまり、昨日の午後からの研修会でしたが、食事も含んだ事前打ち合わせをするというので、約束の11時30分に間に合うよう、自宅を9時に出て松山~北条~菊間~大西経由の海岸国道を通ってのんびりゆっくり、会場となっている今治市役所の敷地内にある今治市公会堂へ到着しました。この公会堂は世界的な建築家で、今治出身で世界的に有名な丹下健三さんの設計建築物で、最近リニュアール工事を終えた見事な建物でした。老人グラブの研修会や婦人会の研修会などで何度かこのステージに立っているので、少し安心して望みました。

 美味しい昼食を近所の小料理屋で会長、副会長さんとともにいただいたあと、市長さんが楽屋まであいさつに見えられ、午後2時から研修会はスタートしました。研修会は千人収容のホールですが、予定参加者が300人なのでテープで囲った中心部分に参加者が集まり、こじんまりとしていました。それぞれ自治会の役員さんなので意識も高く、一生懸命私の話を90分近くも聞いていただきました。講演が終わると笑いのヨガという体操が指導員さん二人によって披露され、私もステージ上でリズムを取りながら加わり大いに笑いましたが、中々のものでした。帰りは玉川~奥道後経由の道を選び、ほのぼのとした気持ちで7時前に自宅に到着しました。

  「大は大 小は小なり 悩みあり 明日の地域 創る意欲を」

  「口添えを してくれた友 有難や 講演引き受け 昨日出かける」

  「久々に 瀬戸内右に 見て走る しまなみ界隈 自転車活気」

  「馴染み顔 幾つか楽屋 訪ね来て 握手をしたり 語らいしたり」 

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