〇10個に増えた蜜蜂巣箱
蜜蜂の師匠井上登さんのご指導とご協力で、今年も遅ればせながら蜜蝋塗りと、キンリョウヘン設置を終えました。今年は空いた巣箱を入りそうな場所へ少し移動したため、ハテさてどうなるか心
配していますが、数えてみると巣箱は人間牧場に6個、家の裏山に4個と、何と何とこの5年間で合計10個にもなっているのです。先日蜜蜂が冬越した巣箱の底板をヘラで掃除をしていて、ゴム手袋の隙間から入りこんだ蜜蜂に右手の平を刺されてしまいました。早速アロエの葉っぱをちぎって塗りこんだお陰で、大事には至りませんでしたが、今年最初の難儀で、今年の養蜂もかなりの苦労するだろうと予想をしました。
この時期は人間牧場も裏山も、一番草を刈る作業が既に始まっていますが、その都度楽しみで巣箱の観察を続けています。私の昨年までの卓上カレンダーの日々のスケジュール末尾に、「人間牧場草刈り」「インゲン種蒔き」などと農作業メモを簡単に書いていますが、この5年間の卓上カレンダーを見てみる
と、どうやら巣箱への蜜蜂の入居は、連休あたりに集中しているようなのです。最近は蜜蝋塗りとキンリョウヘン設置を一緒にしえてもらっているので、この時期に集中したのかも知れません。今年は冬の寒さが厳しく、4月に入ってからも肌寒い日が続いて、蜜蜂の活動が今一活発になりませんでした。ところがこの三連休には肌着一枚違うほど気温が上がり、各地から夏日観測の話題が届くようになり、蜜蜂の活動が一気に加速し始めました。
連休初日に広島県府中町から、人間牧場へ視察にやって来た人を案内した折、巣箱2号の入口に蜂球(蜂が分蜂して丸くなる現象)を発見、視察の人に悪いと思いましたが、防虫ネットを被りゴム手袋をして蜂玉を巣箱の中に入れる作業をしました。お陰様で何とか巣箱の中へ入ったようです。
昨日の時点で人間牧場1号巣箱(昨年秋から入居して越冬)、巣箱2号(4月27日入居)、巣箱3号(4月27日入居)、巣箱4号(昨年秋から入居して越冬)、巣箱5合(4月27日入居)、巣箱6号(今のところ空き家)、裏山巣箱7号(昨年秋から入居して越冬)、巣箱8号(今のところ空き家)、巣箱9号(昨年秋から入居して越冬)、巣箱10号(4月27日入居)と、8箱入居、2箱空き家となっていますが、連休の陽気で空き家の解消を期待しているところです。今年も蜂蜜の収穫を大いに期待したいものです。
「気がつけば 蜜蜂巣箱 10になる 今年も期待 蜂蜜収穫」
「温かく なりて蜜蜂 活発に 既に八箱 入居確認」
「どの箱も 違う集団 女王蜂 箱の中では 壮絶営み」
「朝食に 蜂蜜かけて パンを食べ 蜂の苦労を 偲びながらも」