人間牧場

○梅雨明け間近な暑い連休の一日

 九州地方の熊本、福岡、佐賀、大分などでは、降り始めからの雨量が500ミリを超える信じられないほど降って、各地で土砂崩れや堤防決壊が相次ぎ、一時は25万人以上に避難指示や避難勧告が出されました。死者や行方不明者を合わせると30人にものぼり、今年は最悪の悲しい夏となってしまいました。
 昨日は梅雨明けを思わせる真夏の太陽が照りつけ、雨から一転して各地で35度を越す猛暑日となって、これまた各地で熱中症や水の事故が相次いだようで、雨が降れば雨の被害、晴れれば暑さの被害と、人間の弱さを露呈しているのです。

 天候不順は様々な場所に影響が出ています。屋外のイベントは軒並み中止や延期に追い込まれ、雨が三粒降ったら漁に出ないというわが町の漁師さんは、もう長い間操業ができずモヤモヤとしているようです。
 昨日は毎年海の日に開いている双海の夏祭りが行なわれました。平成の大合併から8年目を迎えて、イベント事情もすっかり様変わりして、予算の都合なのか下灘と上灘が一年交代の開催となってしまいました。しかもこのイベントも「双海ならでは」を感じさせにくい企画になって、これも時代の流れと多少思ったりするのです。それでも少しで地域をも盛り上げようと、色々なグループや団体が出店してマルシェを開いていました。

シーサイド公園のビーチ

 昨日は小学校4年生になる孫朋樹が泊まりに来ていて、泳ぎたいと言うのでシーサイド公園のビーチまで連れて行ってやりました。単車の後に乗せて地域事務所裏の駐車場まで行き、そこから海まで歩きましたが、ビーチには涼を求める海水浴客が沢山来ていて、大賑わいでした。朋樹はゴーグルと足ヒレを着け、足の届く渚付近を行ったり来たりしながら1時間近くも泳いでいました。私はその監視役として堤防の上から、泳ぐ姿を確認しながら時を過ごしましたが、麦藁帽子とバスタオルで日除けをしたものの、一番暑い午後2時からの時間帯だったため大汗をかきました。

海水浴を楽しむ孫朋樹

 昨日は弟家族5人や娘家族4人、息子家族4人、私たち夫婦2人の計15人が、中庭で炭火を起こした本格的なバーベキューをやりました。午前中私と妻が伊予市内まで買出しに出かけ、娘・息子嫁・弟息子嫁たち女性群が料理を作ってくれました。6人の子どもたちは大いに喜んではしゃぎ回り、私たちも久しぶりに楽しい野外パーティーで、ご馳走を沢山食べました。酒も呑まず肉を余り食べない私は、もっぱら野菜や魚中心でしたが、西日の当らない中庭は心地よい風が少し強めに吹いてとても爽やかでした。

バーベキュー

 私より7つ年下の弟も、先月で仕事を定年退職しました。若い頃奥さんに先立たれたものの娘も嫁ぎ、息子と同居をして穏やかな暮らしをしているようで、何はともあれホッとしています。梅雨明け間近です。今年も暑い夏がやって来ました。元気にこの暑さを乗り切りたいものです。

 

 

 

 

 

  「大雨が 一転昨日 猛暑日に いやはや暑い 冬が恋しい」

  「久方に みんなが揃い バーベキュー 子ども喜び キャーキャーはしゃぐ」

  「アルコール ゼロと書いてる ビール飲む 大酒飲んだ 昔懐かし」

  「孫連れて 海水浴を 監視する 汗タラタラと まるでサウナだ」

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