shin-1さんの日記

○代行運転10円タクシー

 昨日は夜11時、テレビの前でウトウトしながらテレビを見ていると、息子から電話がかかってきました。「2次会が終わったので伊予市まで迎えに来て欲しい」というのです。息子は昨晩所属する建築関係の会の新年会があったようで、1次会終了後元会長さん宅へ流れて2次会をしたようです。息子嫁が迎えに行く予定でしたが、孫を寝付かせたりしているため、私が代行運転を買って出ました。昨日の夜は少し強い雨が降っていたので、外に出しているトラックを運転して出かけました。

 私は若いころ大酒を飲んでいました。その報いで今は体調を壊して酒を断っていますが、飲んでいた10年前までは毎晩のように妻が自宅から25キロも離れた松山の繁華街まで迎えに来ていたのです。仲間たちはいつしか妻のことを「代行運転10円タクシー」と呼んでいました。

 そのころは今のようにまだ携帯電話がなかった時代だったので、酒を飲むと公衆電話を探して10円を入れわが家へ「迎えを頼む」と電話していました。忙しい合間を縫って妻は嫌がることもなく往復2時間をかけて私を送り迎えしてくれたのです。お酒が全てではありませんが、お酒を介した交流の輪がどんどん広がり今の自分の人脈を作ったのですから、妻には感謝しなければなりません。

 昨晩の待ち合わせ場所は伊予市役所に程近いスーパーフジの駐車場でした。到着して電話をかけようとすると充電し忘れていた携帯の警告文字が表示されました。「やばい」と思いましたがどうにか電話が通じて、暫くすると息子が車に戻ってきました。

 息子は日常的にお酒を飲むタイプではないので安心していますが、酒を飲まなくなった私には息子の酒の匂いが、狭いトラックの運転席ゆえほんのりと懐かしく伝わってきました。帰る道すがら色々な話をしました。今日の会合のこと、日常の仕事のこと、人間牧場のこと、将来のことなど、日ごろは疎遠な息子との会話は思わぬ収穫でした。かつて妻が迎えに来たころも、やはり同じように帰りの車の中で日ごろのうっぷんや将来のことを酒に酔った勢いで随分話したものでした。

 代行運転10円タクシーがなくなって久しくなりましたが、久しぶりに代行運転して昔が懐かしく思い出されました。


  「その昔 酒を飲んでは 妻迎え 十円タクシー 懐かし日々が」

  「ほんのりと 酒の匂いが する息子 助手席乗せて わが家へ向かう」

  「春雨を ヘッドライトが 割るように 照らす夜道に 犬二匹」 

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shin-1さんの日記

○ちびっ子ギャングがやって来た

 年末年始に長男息子の家族が、年始に娘の家族がそれぞれ泊まりにやって来て随分賑やかでしたが、そのほとぼりも冷めた昨晩から祭日を利用して、長男息子家族が泊まりにやって来てました。多分今日一日を置いた明日夜からの週末は娘家族が泊まりにやってくる予定なので、チビッコギャングの襲来を覚悟を決めて迎えました。長男息子には二人の子どもがいます。2歳半、それに8ヶ月のいずれも男の子ですが、まあやんちゃ盛りです。長男息子が一心という名前なので、希心と奏心名づけられた孫たちは、今のところすくすくと順調に育っているようです。

若松進一ブログ

(長男希心君)

 長男希心は随分言葉も覚えて、片言ながら会話が弾むようになりました。オムツも殆ど取れてたまにお漏らしするようですが、オムツが取れたら私の相棒にして色々な所へ連れて行ったり遊んだりしてやろうと思っています。やはり男の子なのでしょうか、アンパンマン、アカレンジャー、恐竜などが大好きで、わが家に来ると娘の長男の成長時代に買ったおもちゃが沢山置いているため、遊び道具に事欠くこともなく遊んでいます。今回は娘家族と時差帰省のため、おもちゃの取り合いによる喧嘩は免れ、ひとり優越感に浸って遊んでいるようでした。

若松進一ブログ

(次男奏心君)

 一方次男奏心はハイハイが上手になって、所かまわず這いずり回っています。戸を開けることも覚えたため気が抜けなくなってきました。「ヨーイ」と手を上げると同じしぐさをし、「パチパチ」といえば拍手をするなど、これまでにないような芸も披露してくれ、一番可愛いしぐさをしてくれるのです。今はまだ人見知りすることもなく、母乳と離乳食が行き届いて、赤ちゃんと呼ぶにふさわしく丸々と太っているのです。

 抱いてくれとせがむので抱き上げると、赤ちゃん特有のお乳の匂いがプーンと匂いとてもいい気分になるのです。

 昨日は希心が「おじいちゃんとおばあちゃんと風呂に入る」と言うものですから、二人を私たち夫婦が風呂に入れました。少しぬる目のお風呂にいっぱいお湯を張り、妻が二人を順番に洗い湯船に浸からせました。二人とも洗う時は少し泣きべそでしたが、お風呂が大好きなため嬉しそうに湯船の中でバチャバチャさせながら遊んでいました。希心は10まで数も数えれるので10を3回繰り返して30数えさせ、額から汗が噴出したのを見計らって出しました。年齢的には60歳以上もかけ離れた孫たちの成長著しい肌を見ていると、私たち夫婦の肌の何とみすぼらしいことか、二人で笑いながら幸せの余韻に浸りました。


  「孫二人 元気に育つ われ二人 少ししょぼくれ 思わず笑う」

  「泣く笑う まるで蜂の巣 突くよう 久々活気 わが家楽しく」

  「寝る前に 孫を膝乗せ せがまれて 本読み聞かす 夜は更け行く」

  「這えば立て そんな心境 察してか 孫は早くも つかまり立ちぬ」


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