人間牧場

〇今年もツバメがやって来て糞害です
 このところ中国から黄砂が飛んで来て車が汚れていますが、これも自然現象ゆえ収まるのを待つしかありませんが、今度はわが家の車庫内にツバメがやって来て巣つくりを始めたようで、せっかく車庫に入れている普通乗用車のボンネットの上に糞を落として困っています。

 妻は御幣担ぎの所があって、ツバメがせっかくこの家を選んでくれたので、子育てが終わるまでは大事に見守ってあげようと、車庫のシャッターを閉めないようにして欲しいと頼まれました。汚れても車を洗うのは私ですから、妻にしてみれば痛くもかゆくもない故の発言のような気もしますが、それもそうよと同調しています。

 糞除けに薄いブルーシートをボンネットに被せていますが、今日は乗用車に乗る予定なので、このまま汚れたまま出かけることも出来ず、車庫から車を出してボンネットの糞を洗い流し綺麗にしましたが、これから当分の間は妻の言う通りツバメ第一で対応したいと思いました。糞害に多少憤慨している今日この頃です。

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人間牧場

〇不器用な私の挑戦
 若いころから、器用な親父に「お前は不器用だ」と烙印を押されて大きくなりました。それもそのはず私設公民館煙会所を小さいながらも自分で建ててくれたほど器用だった親父から見れば、鋸やカンナ、ノミなど殆ど使ったことのない私ゆえ、「不器用」と言われても仕方がないのです。

 その器用だった親父が8年前に亡くなりました。今も親父の使っていたこれら日曜大工の小道具が残されていますが、私や息子が時々使って作ったり治したりに挑戦しています。昨日家の勝手口の沓脱座板が壊れ、妻はあいにく怪我をするところだったようで、直して欲しいと頼まれました。

 折れたねじ釘をインパクトやペンチを使って丁寧に抜き、ドリルで穴を開け変えてねじ釘で止めて一丁上がりでした。妻は親父が存命中でも私の見方のように、「あなたは不器用じゃない」と褒めていましたが、昨日は心から「お父さんも器用だね」と褒めてくれました。

背負子のロープ巻きに挑戦

 その余勢をかって、先日知人の大工さんに作ってもらった背負子に細いロープを巻き付ける作業をしました。文句を言う親父もいないので少し不安になりながらもうまく仕上がり、自画自賛「わいも器用だ。中々やるわい。親父どうだ」と少し胸を張りました。

「親父から 不器用烙印 押されてた 今もそのこと
気になりながら」

「今はもう 親父他界し いなくなり 親父遺した 道具使って」
「器用だと 妻と女性が 褒めてくれ その気になりつつ
馬鹿げた話」

「不器用を 地で行く私 これからは 親父目指して
                                                                                少し努力し」

 

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〇突然の来訪
 このところ年度初めということもあって、予期せぬ人が時々訪ねて来ます。私も出歩くことが多く家を留守にしていると、名刺やメモ書きが玄関先や郵便受けに入っていることもしばしばです。一昨日そんな予期せぬ来客が帰ったので、書斎でパソコンをいじっていると、市役所の松本さんがいきなり窓を叩くのでびっくりして外に出ました。

新任の地域おこし協力隊員山田さん

 聞けば所用でこちらへ来たので立ち寄ったそうで、この春から伊予市の地域おこし協力隊の隊員となった山田さんとご一緒でした。私設公民館聞煙会所でしばらくの間お話をさせてもらいましたが、聞けば山田さんは大阪出身とのことで、これから活躍に期待をしていますが、縁あって伊予市を選び、伊予市に選ばれて来た幸運をどう生かすか、まずは「一」からです。

 「一を創り 十を知り 百を考え、千を伝え 万を動かす」という言葉があります。つまり「万を動かしたかったら千を伝え、千を伝えたかったら百を考え、百を考えるには十を知る前に、創りたい一から始める」ことです。「たかが3年されど3年」、人を納得させるような自分になって欲しいと願っています。

「春異動 多くの人が 新天地 何をするのか 何がしたいか」
「まず一歩 踏み出す前に 一創る これが中々 出来ずに苦労」
「給料を 貰って修行 出来る人 しっかりせよと 言ってやりたい」
「3年は アッという間に 過ぎて行く たかが3年 されど3年」

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〇花の咲く季節
 春が来ると家の庭や近所の人の庭、それに道端に色とりどりの花が咲いて目を楽しませてくれています。私は花が大好きですが忙しくてそれほど花の世話は出来ず、むしろ家の周りの花づくりは妻の役目です。

 それでも自分が植えたか僕は覚えていて、花の時期が来ると思い出しています。その中でも気に入っている花はヤマブキとオオデマリです。ヤマブキは鮮やかなヤマブキ色で、同じ黄色でも菜の花とは違った色合いをしています。

 一方オオデマリは白花系とピンク系それにグリーン系があるようですが、わが家のオオデマリはグリーン系で、近所の人に一枝貰ったのを挿し木して育てたのが大きくなったもので、グリーン系の花は珍しいので毎年花が咲くのを楽しみにしています。

 昨日畑の隅でアザミの花を見つけました。まだそれほど花は開いていませんが、葉っぱがトゲだらけなため、やがて草刈り機の餌食となって刈り取られてしまいます。野趣たっぷりのアザミの花も私の大好きな花の一つです。

「家の庭 ヤマブキ色の 花が咲き 春が来たよと 言ってるようだ」
「オオデマリ 深い草色 珍しく 大好きな花 挿し木で育て」
「トゲがある ゆえにやがては 草刈り機 刈られてしまう 悲しき運命」
「冬を越し 一生懸命 咲いた花 愛でてやらねば 可愛そうです」

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〇お坊さん人形との出会い
  一昨年久万高原町で開かれた四国へんろ道文化世界遺産化の会のフォーラムにパネラーとして招かれた折、ひょんなことから人形作家林さとみさんという女性に逢いました。その後林さんと写真家の展覧会があるというので、妻を誘い久万高原町まで見学に行きました。その折妻は受付でお坊さんの人形を1体買い求めて持ち帰り、お守りにしてはどうかと私にくれました。

 その後そのお坊さん人形は私の机の上に置かれ、朝晩手に持ったり撫でたりしながら、その何ともユーモラスな姿に癒され一年が過ぎました。今年の3月18日同じフォーラムが同じ久万高原町で開かれ、博学でもない私に実行委員長の渡辺浩二さんから再びオファーがかかり、断り切れず再登板となりました。

 何を話そうか悩みましたが、林さんの作ったお坊さん人形のことを話そうと人形の写真をタブレット内蔵のカメラで撮り、パワーポイントに取り込んで当日を迎えました。てっきり林さんも来るだろうと思った私の作戦は見事に外れ、林さんは現れませんでした。仕方なく参加者にお坊さん人形の写真を見せて話しましたが、あああああああああああああああでした。

 もし許せるならこのお坊さん人形を使って、来年は違ったアプローチをしたいと、思い始めています。そのためには林さんに人間牧場や海の資料館、それにゲストハウス煙会所へ来てもらわなければなりません。面白い物語ができそうです。

 

 

 

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人間牧場

〇舞たうん151号 
 えひめ地域活力創造センターの発行している「舞たうん」という雑誌に、「特選ブログshin-1さんの日記」という連載記事を書いています。今回151号でVol.58号になる、私にとっては超ロングセラーの連載です。

 今号の特集テーマは「学生が地域を変える~地域の活力づくりの新しい形~」でした。私の今回のテーマは「子どもや学生も地域を変える新しい戦力である」ことについて書きました。この号には双海町ジュニアリーダー会代表の二宮莉穂さんも寄稿していて、相談した訳ではありませんが、違った角度から書くことができました。

JR下灘駅をバックに世にも珍しい23人のテープカット

 私は原稿を早書きする癖があって、いつも締め切りより早く提出し、校正の段階で23人がテープカットした写真を入れてもらうよう、写真を送付していましたが、一昨日送られてきた印刷物にはその写真が入っておらず、少し残念な気もしますが、印刷物は一度発行すると修正が効かず、後の祭りとなってしまったので、この記事にその写真を添付しておきます。

「記事書いた 校正終わった 添付した 写真掲載 何故かスルーし」
「印刷の 終わった物は 修正が 効かぬ残念 諦めましょう」
「この写真 23人揃い踏み テープカットの 珍しスナップ」
「これからは 念には念を 入れなけりゃ 肝に銘じて これにて落着」

 

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人間牧場

〇どうやら花粉症のようです
 家庭菜園のに植えていた冬野菜の大根や白菜、カブにトウが立ち、菜の花が咲いたため、引き抜いて処分をしました。その折菜の花の花粉が衣服に着いたからでしょうか、この4~5日鼻水が出始め柔らかいティシュのお世話になり始めました。

それは花粉症だと家族も医者もみんなが言います

 妻や若嫁に話すと「それは花粉症だと思うので病院に行った方がいい」と勧めてくれました。一昨日野金曜日早速歩いて5分の場所にあるたけます診療所に出かけました。受付にいた患者さんは午前9時過ぎだというのに私一人でした。

やがて診察室に入るよう案内されてノックして入ると、馴染みの先生が「どうされましたか?」と症状を聞かれました。少し大げさな表現で、私「鼻水がゾロゾロ出ます」と言うと、医師「花粉症の症状ですね。薬を出します。何日分がいいですか?」。私「とりあえず1週間分」、医師「はいご苦労様」でした。

 問診だけで「花粉症」という病名をつけて、薬を処方され、受付でお金を払って隣の薬局へ処方箋を持って行き、お薬をいただいて帰りました。朝夕食後2回言われた通り薬を飲んでいますが、一緒に貰った鼻スプレーの使い方が分からず、散歩のつもりで薬局に出かけ使い方を教ええてもらい、自宅で処置をしています。薬が効き始めたのでしょうか、幾分鼻水も収まりつつあるようです。嘆かわしい春先です。

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人間牧場

〇煙会所での飲み会
 昨日わが家の私設公民館煙会所に子ども教室の関係者が集まり、13日の実行委員会に提案する今年度の事業計画について検討会を行いました。主目的は検討会でしたが、この3月末で退任した森田館長の送別会、4月から後任になった奥村公民館長の歓迎会、それにジュニアリーダー会が進めているベンチ製作ですっかりお世話になった北風建設の社長の慰労会、それに社会教育課へ異動になった隅田さんの歓迎会と、あれこれをまとめての飲み会でした。

 この3年間新型コロナの感染拡大で飲み会を伴った交流会が自粛されていましたが、間もなくコロナが1類から5類に引き下げられる予定なので、まさに久しぶりの楽しい飲み会となりました。私は子ども教室の実行委員長をしているので、快く私設公民館煙会所を場所として提供し、酒を呑まない私が氷を買って発泡スチロールでビールを冷やして準備したり、いつものことながら妻に頼んでおでんを炊いてもらいました。10日ほど前首を切ってトウが立つのを防いでいた大根を畑から引き抜いて使いましたが、鍋の底が見えるほどみんなに喜んで食べてもらいました。

 人を迎える準備は何かと大変です。部屋の内外、それにトイレまで綺麗に掃除をしました。また倉庫から木炭を出して炭箱に入れて囲炉裏で火を起こしました。慣れているのでどおってことはありませんが、3時間余りの間は炭を火の中へ足し続けなければなりません。またお開きになった後の片付けも、火事にならぬよう日の始末には特に気をつけ、お客さんが帰った後の片付けや掃除もしっかり行いました。楽しい一夜でした。

「酒の席 久しぶりだと 思いつつ 一人であれこれ 準備おさおさ」
「おでんでも 作ろう妻が 言ってくれ 役割分担 10人分を」
「飲むほどに 饒舌になる 仲間たち 昔私も あんな時代が」
「アルコール ゼロのビールで 気分だけ 酔った気持ちで 仲間に入る」

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〇今年の桜の花の記憶の記録(その2)
ランダムに、綺麗かった潮風ふれあい公園の今年の桜の写真をアップしてみました。

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〇桜の花見途中に目に留まった標柱
これまで穏やかな日々が続いていたのに、昨日の昼頃から低気圧や前線の影響で春の嵐が吹き荒れ、せっかく「今年の桜は殊の外綺麗」とみんなが褒めていたのに、桜吹雪が舞って残念ながら散ってしまいました。

私たち夫婦は一昨日週間天気であらしが吹くことを予想して、潮風ふれあい公園へ見納めの桜を見に出かけました。先日とっておきのその写真を私のfacebookにアップしたところ、沢山のお褒めの書き込みがありました。恐らくその時の花の咲き具合以上に満開で、穴場を知ってる多くの人が満開の桜を見て堪能していました。

 のんびりゆっくり潮風ふれあい公園を歩いていると、藤棚近くで一本の標柱が目に留まりました。この標柱は私が実行委員長をしている子ども教室の、通学合宿夕焼け村が20周年を迎えたのを機に、タイムカプセルを埋めた在処を示す標柱なのです。

 はてさて掘り起こす予定の2029年まで私は元気で生きているだろうか?と、指折り数えてみました。あと6年ほどですから確証はないものの、何とか見届けたいものだと、体調管理を誓いました。

「桜散る 嵐の前に もう一度 満開見たい 妻と出掛ける」
「そこここを 散歩してると 標柱を 見つけあれこれ 思い巡らす」
「掘り起こす 予定の年月 記している それまで私 元気だろうか?」
「あと6年 何とか元気 保持をして 見届けたいと 自分に誓う」

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