人間牧場

〇外水道の故障
 わが家の長い塀の片隅に水道の蛇口が取り付けられています。塀の中に埋め込んでいますが、水圧をかけると蛇口からホースが抜けて、何度も針金で縛り直しても抜けてしまうので、思い切って蛇口を新しいのに取り換えて欲しいと地元の水道屋さんに頼みました。

 早速従業員さんがやって来てとりかえてくれましたが、エスロンパイプが古いのかその周辺が漏水と思われるように濡れてきたので、もう一度水道屋さんに来てもらい、診てもらったところ塀を斫るか新しいパイプを立ち上げるかどっちにするか選択を迫られました。

 埋め込みのため塀を斫ることは時間も費用もかかることから、新しいパイプを立ち上げる方法を選択することにしました。運よく予約の仕事が早く片付いたので工事に取り掛かってもらい、年内にどうにか修理工事を終えました。ホースもきっちりと取り付けてもらい、これで安心して年が越せそうです。

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人間牧場

〇真冬の草刈り作業
 正月を間で蚊に控えた今日は、急な思い付きでお墓に供えるシキビを取りに人間牧場へ行きました。その折気になっていた人間牧場梅園の草刈りが、秋ごろできていない部分があったので、草刈り機を積んで出かけ、シキビを木に登って切り終えてから、草刈りをしました。

 普通草刈りは春から秋にかけて草丈が伸びるこのにやるのですが、こんな寒い時期に草刈りをするのは初めてとあって、山々に木霊する草k力のエンジン音を聞いた近所の人やミカンの収穫作業をしている人は、「誰だろう今頃草刈り機を使うなんて」と思ったに違いありません。

それでも背に腹は変えられず、刈り残した梅園を2時間ほどかけて綺麗に草を刈ることが出来ました。これで懸案が片付き新しい気持ちで正月を迎えることが出来そうです。今はポンカンや伊予柑などの雑柑類の取入れの真っ最中で、農家の人は寒さに震えながら忙しく収穫作業をしているようでした。

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人間牧場

〇「川中島」不識庵機山を撃つの図に題す
 ~べんせいしゅくしゅく よるかわをわたる
  あかつきにみる せんぺいのたいがをようする
  いこんなりじゅうねん いっけんをみがき
  りゅうせいこてい ちょうだをいっす~

 わが町はかって公民館活動で詩吟が盛んに行われていました。そのころ吟者が朗々と吟じる漢詩の意味も分からぬまま、時が過ぎ今日を迎えています。昨日旅のツアーで尾道の名刹千光寺を訪ねましたが、その一角に頼山陽の立像が建っていました。

 吟者が「不識庵機山を撃つの図に題す 頼山陽」と吟じていたのをふと思い出しました。「(上杉の軍は)鞍の音立てないよに 静かに夜に乗じて川を渡った。明け方武田信玄は上杉の数千の大軍が大将の旗を立てて、突然前に現れたのを見て大いに驚く。しかし誠に残念なことにこの数十年、一剣を磨きに磨いてきたのに、打ち下ろす刃がキラリと光る一瞬のうちにあの憎い信玄を打ちもらしてしまった」そうです。

頼山陽は江戸後期の著名な歴史家であり日本外史を作った儒学者でもありますが、漢詩も沢山遺していて、一度その足跡を学んでみたいと思いました。

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人間牧場

〇年賀状印刷裏話
 私のパソコンには筆王というソフトを利用して年賀状用の住所録を入力していますが、厄介なのは400人の名前と宛名の中に、今年亡くなった人の名前が載っているため、消去しなければその人の元へ届いてしまうのです。

 今年も印刷してから確認していると2人の人の名前をプリントアウトしていました。一人はシーサイド公園にあったじゃこ天のお店で長年活躍した松本洋子さんです。消したくないという思いの表れだと勝手に思いながら、ブログ記事で「松本洋子さん」で検索すると沢山の記事にヒットし、年賀状製作の手を休めて懐かしく往時の思い出を偲びました。

在りし日の松本洋子さん(左端)

 もう一人は宇和島水産高校漁業科の大先輩玉井恭介さんです。玉井さんは広告代理店の部長をしていたころ、私の出世作?となった、「昇る夕日でまちづくり」と「今やれる青春」という2冊の自著本の監修を手掛けてくれた恩人です。特に宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」の事故ではお互い心を痛め、「希望海」という鎮魂歌を作詞したり、慰霊碑の建立に力を注ぎました。晩年は松山五行歌などに私と一緒に参加して、わが宴会所や人間牧場で句会などを催しました。

煙会所での句会風景(右端が玉井さん)

 偶然間違ってプリントアウトした2枚の年賀状は、投函せず、私の思い出として手元のハガキ入れに入れ、「届かなかったハガキ」として大切に保管したいと思います。お二人とも今頃天国のどこを旅しているのでしょうか?。

「誤って 2人の名前 消し忘れ プリントアウト 出すに出されず」
「お二人の 名前で検索 あれこれと 出るわ出るわで 懐かしくなる」
「まあこれも 二人私に 呼びかけた 出来事でした 冥福祈る」
「このハガキ 手元記念に 遺し置く 生きてる限り 大切にする」

 

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人間牧場

〇Stay Hungry Stay Foolish
 私は英語を書くことも勿論喋ることも苦手です。第10回総理府派遣青年の船の班長に応募した時、班長の資格は英会話1級程度の語学力でしたが、かつて咸臨丸が太平洋を渡ってアメリカへ行った時、乗船した勝海舟も福沢諭吉も英語が喋れませんでした。

 ところが咸臨丸に乗船した四国土佐清水出身のジョン万次郎だけは英語が喋れたのです。「100年後の昭和の咸臨丸と銘打って太平洋を始めて渡る青年の船に、みんな英語が喋れて四国出身の私だけが喋れないのも何かの因縁です。英語が喋れないだけで私のアメリカへ行く夢を断たないで欲しい。帰国したらナンバーワンに活動します」と大見えを切り、見事選ばれ建国200年のアメリカへ行くことが出来ました。

 こんなやり取りがあるほど愚かな私ですが、外国の著名人が話した言葉を、メモ帳に時々忘れないように書いていましたが、今日そのメモが見つかりました。「Stay  hungry Stay Foolish」とたどたどしい英語で書いていました。ご存じアップル社創設のスティーブ・ジョブズ氏が言った有名な言葉です。直訳すると「ハングリーであれ、バカになれ」ですが、「日常の中の非日常」「常識にとらわれない」という意味もあるようです。

 何でこんな英語を書いたかは何年か前のことなので分かりませんが、この言葉を聞いた時衝撃を受けたことは事実です。以来この言葉のような生き方がしたいと思って生きてきましたが、残念ながらバカの壁は未だに越えられていません。でもこれからもこの言葉を反芻しながら生きて行きたいと思っています。

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人間牧場

〇12月22日は冬至
 今日は一年拾で夜が一番長い冬至の日です。世の中は便利になったもので、インターネットで「双海町の今日の日の出と日の入り」を入力し検索すると、瞬時に日の出は6時56分20秒、日の入りは5時01分00秒と、表示してくれるのですからこのくらい便利なことはありません。

私が作った夕日の時刻表

 私が夕日でまちづくりをしていた頃、夕日が何時に涼むのか分からないため、松山地方気象台へ出かけて一年間の日没時間を調べて帰りました。その資料を基に、日本で初めてという夕日の時刻表を作りました。それが話題となって千部作った時刻表があっという間に売り切れたことがありました。

 今はそんなことをしなくてもインターネットという優れものがちゃんと教えてくれるのですから有難い世の中です。今晩は早めにお風呂に入り一年で一番長~い夜を存分に楽しみ、ゆっくり休みたいと思います。

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人間牧場

〇お酒を止めた記事を書きましたが・・・
 昨日自分の家で原木に生えたシイタケと、農家さんからいただいた紅まどんなを、松山に住む娘や息子のところへ、お裾分けしに妻と2人で出かけました。両方ともあいにく留守だったので、いつもの勝手口近くに置いて帰りました。

 若嫁の勤める喫茶店に立ち寄り、が主人が亡くなっているので一人身ゆえ、シイタケも紅マドンのほんの少し差し上げ、お茶をして松山市堀江の次男息子嫁の実家へ立ち寄りました。お父さんは最近まで病気だったのでお見舞いのつもりで立ち寄りましたが、お父さんは本屋さんへ出かけてあいにく留守でした。

 お母さんがいて帰るに沖縄県うるま市の神山酒造の泡盛をいただきました。私がお酒を呑まなくなっているのをしっているので、親しい友人と酒盛りをする時振る舞ってくださいとのことでした。今朝のFacebookに「お酒を呑まなくなって二十二年」の記事を偶然にも書いたこともあり、少々酒を呑んでいた頃が懐かしくなりました。

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人間牧場

〇喫茶店でホワイトを飲む私
 私たち夫婦は息子家族4人と同居をし一つ屋根の下で暮らしています。ゆえに息子や私が敬意をもって鬼嫁と呼ぶ若嫁、それに高1と中2の孫に元気を貰いながらすこぶる仲良く暮らしています。

 若嫁の実家は喫茶店を経営していますが何年か前マスターだったお父さんが亡くなってからは、お母さんが経営を引き継ぎマスターとしてお店を切り盛りしています。若嫁は喫茶店に勤め、おもにコーヒーの焙煎や接客をやっています。

 そんな関係もあって時々客として店に立ち寄りますが、妻はブラックを注文しますが、コーヒーのカフェインが体内に入ると夜寝れないことがあるので、今日も松山に出かけた折立ち寄りましたが、妻はミックスジュース、コーヒーの飲めない私は通称ホワイトと呼んでいるホットミルクなのです。

「あんな美味しい香りの高いコーヒーが飲めない人間なんて」とよく呆れられますが、私から言えば「あんな苦いものをよく飲むなあ」とは私の弁です。わが家でコーヒーを飲まないのは私だけで、あとの6人はコーヒーが大好物のようです。

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人間牧場

〇年賀状作成
 毎年この時期になると年賀状の作成に取り掛かります。私の年賀状は風変わりで、まず虫眼鏡がないと読めないほど小さな文字で、今年の私の10大ニュースを選んで書いています。去年までは「〇月〇日 あれこれ」と書いていましたが、同じ日もあるので月日をやめて「〇 あれこれ」と書くことにしました。

 届いた方から「文字が小さくて読めないのでもっと大きな文字にしろ」とお叱りを受けますが、私はわれ関せずで今年もさらに小さい文字で書いています。若し届いたら虫眼鏡か天眼鏡で読んでください。さて私は現職の頃は毎年約10000枚もの年賀状を出していましたが、今は徐々に減らし、年金暮らしの身分をわきまえて400枚限定にしています。

 昨日総務省が来年からハガキを今の63円から85円に値上げするという、大それた発表がありました。今でも63円×400枚=25,200円で痛いのに、これ以上の出費は自殺行為です。ましてや私はこの20年間毎日ハガキを3枚書いて出しています。計算だとポケットマネーで3枚×63円=189円使っているのに、来年から3枚×85円=255円、4日で1,020円です。私のような庶民のささやかなたしなみまで値上げされるとは、トホホです。

 ちなみに今年の年賀状に書いた私の10大ニュースは、①108体の人形が語る漁村の昔、②48年間の金融広報アドバイザーを今年で辞める、③第16回地域教育実践交流集会、④県公民館研究大会の鼎談出演、⑤鼎談打ち合わせのため島根・山口・広島の小旅行、⑥県景観シンポのパネリスト出演、➆愛車をエアコン故障で買い替え、⑧双海ジュニアリーダーの活躍、⑨人間牧場のウッドデッキ大修理、⑩テレビ・新聞・雑誌・ブログなどで情報受発信などでした。印刷所校正終了、年賀状持ち込み終了、住所録修正終了、あとは2~3日内に印刷、投函予定です。

 

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人間牧場

〇結婚披露宴こぼれ話
 昨日吉永早希ちゃんの結婚披露宴で少し涙が出るような光景に出会いました。昨日の結婚式は式も披露宴も和服姿は前撮りだけで、その模様は披露宴会場の大きなスクリーンに映る姿を見せてもらいました。新郎も新婦も終始洋装でした。

 故にお色直しは白いドレスからピンクのドレスに替えただけでした。その1回だけのお色直しに介添え役として指名されたのは早希ちゃんの祖母に当たる私の実姉でした。

 サプライズだったため姉は驚いた様子でその任に当たりましたが、結婚式には2年前亡くなった夫の写真を持参して早希ちゃんの花嫁姿を見せていました。夫が生きていたらさぞ喜んだことでしょう。

 孫である早希ちゃんの手を引いて保育園へ送り迎えした姿が思い出されますが、昨日は介添えというよりは早希ちゃんに手を引いてもらっているような感じがしましたが、姉にとっては生涯忘れられない思い出になりました。その姿を目の当たりにして私も少しだけウルウルしました。

 

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