人間牧場

〇郡市公連会長・事務局長研修会での講演
 昨日は前日に引き続き寒い一日でしたが、愛媛県生涯学習センターで開催された郡市公連会長・事務局長研修会に招かれ90分間講義を行いました。研修会に先立ち井上教県公連会長さんが新年早々急逝されたため、臨時総会が開かれ副会長の二宮秀秋さんが会長に就任することになったようです。

 二宮さんは学校の校長先生を退任後桑原公民館の館長をされていますが、双海町下灘中学校校の校長をされていたこともあり、周知の間柄です。もう記憶が古くなって知らない人が多いのですが、伊予市中央公民館長だった玉岡乾三郎さんも下灘中学校の校長でした。ゆえに公民館に長く関わっている私としてはわが双海町に縁の深い人が会長になったことに驚いています。

 研修会講演のテーマは、私が県公連専門委員長を務めていることもあり、会長から諮問を受けた「10年後の県公連の在り方」の答申案づくりに関わりましたが、私が試案し機関決定した「公民館版SDGsのフォローアップ」について、先日調査が終わった結果について、平均点が低かった15資金調達、14ボランティア、12情報、16ネットワーク型を中心に話をさせてもらい、来年度は郡市公連でもSDGsの普及啓発をして欲しいと締めくくりました。

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人間牧場

〇コープえひめの宅配便は便利です
 田舎に住んでいると、不便なことがいっぱいあります。ガソリンスタンドもなくなったり、郵便局の土日集配廃止によって、出した郵便物が町内でも土日をまたぐと4~5日かったり、農協のATMが廃止され銀行も支店がなくなってATMが時間制限になりました。

 一番困るのは買い物で、小さな雑貨屋が1軒ありますが品物が揃わず、調味料が不足したり買い忘れた時は、同居ゆえ息子嫁に無理を言って借り、それなりに乗り切っています。私はかつてコープえひめの学識理事を6年間やっていたこともあって、その頃からわが家ではコープえひめの宅配便を使っています。

 毎週水曜日にはコープえひめのトラックがやって来て、先週注文した商品を届けてくれるので助かっています。そんな中田舎暮らしの特典である野菜は、家の敷地に隣接した畑で無農薬による栽培を私が作り、食べきれないほど育っていて、近所へお裾分けして喜ばれています。

 また海に面した町に住んでいるので、魚だけは殆ど買ったことがなく、漁師さんから新鮮な美味しい瀬戸内の旬の魚が届き、私が粗調理をして妻の手助けをしています。マイナスとプラスを相殺するとそんなに困ることはありませんが、夫婦ともまだ車に乗れるので今のところは大丈夫のようです。

 

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人間牧場

〇壺の中の水がかなり厚く凍りました
 今年一番の寒波襲来で、昨日の夜は少し雪が積もりましたが、今朝は吹き溜まりに僅かの雪しか残らず溶けていて、心配していたものの朝のウォーキングも何とかこなすことが出来ました。

 ウォーキングから帰宅して庭のハスを植えている壺を見ると、溜まったている水がかなり厚く凍っていて、中で育てているメダカは氷の中へ閉じ込められているのではないかと心配しましたが、どうやら底の方に避難して無事のようでした。

 私の住んでいる双海町は瀬戸内海に面していて、日常は温暖で積雪も殆どなく温暖ですが、冬の時期は関門海峡を通って吹きつける北西の季節風が強く吹いて体感的には寒く感じますが、気温はそれほど下がらず、昨日の雪も山沿いの中山町では15㎝ほどの積雪だったものの雪も積もらず、山添いの国道56号線を迂回した車が海岸国道378号へ迂回して通るためかなりの交通量だったようです。

「寒いねえ 今年一番 寒気団 朝の気温は マイナス1度」
「よ~く見れば 睡蓮植えた 壺の中 分厚い氷 張っていました」
「壺の中 飼ってるメダカ 氷漬け 心配したが 壺底避難」
「寒いのも 暑いのも苦手 年寄りにゃ 骨身に染みる 動きが取れず」

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人間牧場

〇論語読みの論語知らず
 若い頃2500年も昔の思想家である孔子の言葉を集めた「論語」を手に入れ読みました。しかし学歴もない私には漢字ばかりで読みにくく、ましてや解説も小難しく、いつの間にかその本は本棚のどこへ置いたかさえも忘れていました。

 

 

先日調べものをしていて書斎本棚の片隅に「論語」86の言葉というポケットサイズの本を見つけました。私の書斎の本棚は息子と一緒に使っているので、恐らく息子の蔵書だと思うのですが、興味が湧いて暇を見つけて読んでいます。

 2500年も経っているというのに、「義を見て為ざるは勇なきなり」(人として行うべきことを分かっていながらそれをしないのは臆病者である)、「巧言令色鮮なし仁」(口先のうまい人や見かけばかりのものにロクな者はいない)、「知者は惑わず仁者は憂えず勇者は懼れず」(知の人は惑わない、仁の人は憂えない、勇の人は恐れない)、「学びて時にこれを習う亦説ばしからずや、朋あり遠方より来る、亦た楽しからずや、人知らずしてうらみず、亦た君子ならずや」(学んだことを折を見て復讐することは楽しいこと、懐かしい友だちがふいに遠くから訪ねてくれる、これもまた嬉しいこと、世間が自分を理解してくれなくても、人を恨まずクヨクヨしない、こういう人こそ立派な人物である)(「吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従う、七十にして心の欲するところに従って矩を踰えず」(私は十五歳で学問に志し、三十で独り立ちし、四十になると迷わなくなった、五十になって天命をわきまえ、六十になって人の言葉が素直に聞かれるようになった、七十になった今思うままにふるまっても道を外すことは亡くなった)、「過ぎたるは猶お及ばざるがごとし」(やり過ぎも足りないも同じようなもの)などなどという言葉を、子どもの頃から論語とは縁遠い無知文盲と思えるはずの親父から小言のように聞かされて育っているのです。

 私は親父より多少賢く生きてきたつもりなのに、こうした言葉を果たして息子に伝えたり教えたりしたであろうかと猛省するも、七十から八十の坂を越えようというのに残念ながら矩を越えていません。悲しいかな、あ~あ~私の人生です。

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〇農作業に庇のついた帽子は必需品
 寒い冬ゆえ妻の用意してくれた耳まで隠れるニットの帽子を被り、家の外での作業をしていますが、昨日そのままで畑果樹園に入り、若嫁から頼まれたレモンを20個ばかり収穫していました。

 もう終わりに近づいた頃、レモンのトゲのある枝が額に当たり、擦り傷程度で大事には至りませんでしたが、枝のある木に近づいて農作業する時は、必ず庇のついた帽子を被るよう自分に言い聞かせていたことをすっかり忘れていました。

 庇のついた帽子だと庇が枝のあることを予知してくれるのです。これまでにも何度となくその恩恵にあずかり大事に至らなかったことを思い出しました。年齢を重ねるとついつい億劫になって帽子を被らなかったり、枝先が近づく予知能力が鈍くなって思わぬ怪我をするものです。

 怪我や擦り傷をしても唾をつければ治ったり、ヨモギをすり込めばどおってことはなかったのに、今は治るのに時間がかかるようになってきました。今回は額を突いたほどで済みましたがもし目でも突いたら大事でした。以後気をつけますが、はてさて庇のついた帽子は何処へ?、はいちゃんと被って頭の上に・・・。あった、あった、忘れてた。

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〇蜂蜜の精製
 私が10年ほど前に始めた養蜂は、親子の引継ぎ会話も殆どないまま、ほぼ自然体で同居の長男息子に引き継がれ、いつの間にか息子が主、私が従という関係になって3~4年が経ちました。私の荒々しい養蜂作業とは違い、息子は設計の仕事をしていることもあって、緻密で特に食べるものだからと衛生面に気をつけています。

 蜂蜜は巣箱を設置し蜜蜂が巣箱に入居するよう養蜂と呼ぶにふさわしく色々な知恵を使いますが、それで終わりではなく、蜜蜂が巣箱に運んで来た巣を切り取り蜂蜜を絞ったり、その蜂蜜が発酵しないように温度をかけて水分を飛ばしたり、瓶詰めしたりと、幾つもの厄介な作業がありますが、もっぱらその作業の殆どは息子の手間暇に委ねています。

 先日息子がインターネットで優れものの湯煎道具を買いました。自分の小遣いでやっていることなので、私は文句を言う筋合いはないのですが、親の私から見れば少し凝り過ぎの感じがしてなりません。昨日あたりからこの湯煎道具を使って蜂蜜の精製を始めていますが、便利で清潔で早いと喜んでやっています。私は息子の詰めた瓶詰を知人友人に差し上げる程度ですが、あれこれ楽しそうにやっていて何よりです。

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人間牧場

〇西予市野村町に来ています
 今日は地域教育実践ネットワークえひめ南予ブロック交流集会が西予市野村町であり、会場となっている野村支所に来ています。事前に南予ブロックの代表を務める浅野先生から、「少し早めに出逢い昼食でも」と誘われていたので、12時少し前に会場へ到着し、二人で近くの食堂「一二三」という、90歳と85歳の姉妹が切り盛りする食堂へ歩いて出かけ、ちゃんぽん定食を頼みました。

 お世辞抜きの美味しさで満腹の手合いでした。その後会場となる新築なった西予市役所野村支所の3階へエレベーターで上がり、仙波さんや真鍋さん、堺さん、ながしまさんら中予組と合流しました。今日の会には12月の大洲集会で出会った大分の佐藤さん率いる高校生も海を渡って参加してくれていました。

 間もなくジオチャレンジという地元高校生の仕切りで、集会が始ま有ましたが、今日は高校生の各団体による地域づくり実践ポスターセッションとグループディスカッションの二本立てで、ネットワークえひめの代表を務めているため即興で開会の挨拶をしました。

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人間牧場

〇私のFacebookを乗っ取られそうです(大笑い)
 私は殆ど毎日朝4時に起床しFacebookとアメーバブログ、それにワードブログに日々の想いに書いています。アメーバもワードもFacebookに連動しているので、Facebookにアクセスすれば、全てが読めるようになっています。

 この4~5日、私のFacebookに徳島県佐那河内村の彦上さんという若い女性の記事が入り込み、まるで私のFaceBookが乗っ取られているような雰囲気です。別に悪いことでもないし、先日煙会所や人間牧場に来られた時のことを紹介してくれているので、消去する必要もなくむしろ喜んで受け入れています。

 私は昭和19年生まれのいわば地味で古いタイプの人間です。書いている記事も幾らふざけたつもりで書いても、定型外へはみ出すことは殆どありませんが、彦上さんの記事は動画や画像をふんだんに取り込み、私の「静」に比べるとまさに「動」的で、面白さやワクワク・ドキドキ感があるようです。

 多い日には100人を超える仲間のアクセスがある私のFaceBookも、そろそろそうした「静」から「動」へのイメージチェンジをしなければならないようです。面白い試みがまた始まりそうで楽しみです。

「毎日の 日課のように ブログ書く 読む人多く あれやこれやと」
「4~5日は FaceBookに 別の人 記事があれこれ
                                                                           乗っ取られました」
「私のは 昭和生まれの 古い記事 若者動画 まるで生きてる」
「これこそが 異文化ギャップ ハンマーで 頭殴られ 衝撃大きい」

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人間牧場

〇大根事情
 最近までは、秋に蒔いた大根が大きくなるとこの時期に、大根を畑から引き抜いて水洗いし、5~6本をまとめてくくり、竹竿に吊るして乾燥させ、半乾きの頃合いを見て、漬物樽に糠や塩を混ぜて入れ、その上の重しを置いて、大量に沢庵を作っていました。

 歯応えがあってそれはそれとして美味しいのですが、年齢とともに歯の噛む力が弱くなったり、塩分の摂り過ぎが問題になることから、次第に沢庵は姿を消してしまいました。今は大根を畑から引き抜いて水洗いして葉っぱを落とすと、ピューレーで固い部分の皮を剥ぎ、車状に切ります。

 それを短冊状に切った物を計量器で測り、3㎏くらいを少し大きな蓋が密閉できるタッパーに入れ、塩と砂糖と千切りしたゆずの皮を入れた上に柚子の絞り酢と足らない分は米酢を加え、鷹の爪を3~4個輪切りにして入れ、一晩寝かせると浅漬けの美味しい柚子大根が出来上がります。

 寒い時期ゆえ日持ちもするし、何よりも純白の大根に黄色い柚子の皮と真っ赤な鷹の爪が生えて箸が進み、白いご飯やお茶漬けの添え物として勝るものはないくらいです。安価でしかも塩分を果物酢が消すため、健康への配慮もされこの上ない漬物です。

「近頃は 大根沢庵 作らずに 浅漬け漬物 至って便利」
「大根を 洗い皮むき 短冊に タッパに入れて 一夜寝かせば」
「純白の 大根黄色い 柚子加え 真っ赤鷹爪 食欲そそる」

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人間牧場

〇108体の人形を見たい人が何人も・・・
 11月3日(下灘公民館祭り)・11月12日(上灘公民館祭り)・12月2日~3日(地域教育実践交流集会)と昨年は3回も展示会を開いた「108体の人形が語る昔の漁村の暮らし」でしたが、その後わが家へ戻り、海の資料館「海舟館」に私が日曜大工で設えた古いタンスを改造し、タンスの中へ納めていますが、年末から今年になって、「人形が見たい」という人が相次いで、かなり頻繁に見学者がやって来ています。

 勿論倉庫を改造しただけの粗末な手作り施設なので入館料など取らないし、他の展示物も含めて手で触れるので、中には「写真に撮っていいですか?」「触っていいですか?」などと断りを入れて珍しそうに触ったりしながら見ているようです。「海舟館」の館長や学芸員、説明者は一人3役で私一人が担っているので、私のスケジュールが空いていなければ見ることはできませんが、意外な人気に少々驚いています。

 見学が終われば隣のゲストハウス「煙会所」の囲炉裏部屋へ案内し、妻や若嫁が在宅の場合に限り、お茶の接待を行い四方山話に花を咲かせますが、人が集まることはいいことで、今年の春から始めた108体の人形を200体に増やして、収納している古いタンスの棹を早く満杯にしたいと、今からワクワク・ドキドキしながら、人形作家林さんに無理難題な注文を付けてお尻を叩いています。

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