人間牧場

〇雨の中のウォーキング
 「何もこの雨の中を歩かなくても」と妻に言われましたが、毎日一万歩を目指して歩いている私にとって、ズボンのポケットに入れて持ち歩いているスマホに内臓されている歩数計が歩けば勝手に計測するので、嘘はつけないとばかりに、長靴を履き傘を差してウォーキングにでかけました。

 台風が近づきしかも雨の中を歩いている人は一人もいませんでしたが、朝6千歩、昼過ぎ4千歩歩いて目標に1万歩を達成しました。上灘川に沿った道すがら川を見ると、昨日の朝より少しずつ水かさが増し、上流で降った雨が少し濁っているようにも見えました。

 三日前までは約1か月間雨の降らない好天が続いて川はまるで水無側状態でしたが、今日の雨でさらに水かさが増すものと思われます。台風の日に水や川を見に出かけて無くなった人がいるので、早々に引き上げましたが、今度の台風は雨台風のようで、台風から遠い関東圏でも大雨による被害が相次いでいます。

 わが家も急峻な裏山が家に迫る危険地帯なので、雨台風には特に注意をしています。菜園を持っているためからからに乾いた畑を見て、「一雨欲しい」と4日前までは思っていたのに、台風が来て雨が降ると、「雨がやんで欲しい」と思う、私は何とご都合主義な人間でしょう。

 

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〇台風10号に翻弄され続けています
 今日8月29日は予定だと、しまなみ海道を車で渡り明日の朝の午前中、広島で行われる研修会の講演のため前泊する予定でした。ところがところがこの一週間超大型、超スローな台風10号の行方が定まらず、やきもきしながら朝を迎えました。

 昨晩相手に電話すると「朝まで待って」とやる方向に傾いていました。たとえ雨が降っても槍が降っても講演にこちらの都合で穴を開ける訳には行かないので、そろそろ準備をして少し早めに出かけようかとした9時ころ、相手先から「止む無く延期」の連絡が入りました。

 

 家族みんなが台風の影響を心配して「止めた方がいい」とか「危ないから止めるべき」とあれこれ言われていたので、ある面ホッとして連絡を聞きました。それには台風の進路や影響もさることながら、ある問題があったからなのです。

 実は2週間前妻の同級生の家にお邪魔した時、そこのご主人が車庫から車を出した際、私の車にバックで追突し、私の車の後ろのトランクやバンパーをへこませてしまったのです。庭先の事故は警察の事故証明は必要でなく、相手の損害保険会社が自賠責保険で治してくれるそうなのです。

 おまけに修理に必要な日数の間、ディーラーの手配した代車はレンタカーで対応するようで、修理に出した日から手配のレンタカーを借りて帰っていて、慣れない車での、ましてや台風接近のこの時期の高速道路での運転は危険だと判断され心配ゆえの助言でした。

 延期連絡はある意味残念ですが、ある意味ホッとした感じがしています。予定が空欄になった今日と明日をさてどう有意義に過ごすか、あれこれ考えていますが、テレビにかじりつき台風10号の行方を追っても始まりません。あれこれ見繕って楽しくやる予定です。

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〇竹トンボ製作
 遊び道具など殆どなかった少年時代、欲しかった肥後守という小刀を親父に買ってもらいました。その小刀をポケットに入れて野山に出かけ、竹や木を使って色々な遊び道具を作って友だちと一緒に遊びました。

 その中に竹トンボがありました。本物のトンボという動物を知っている私は、本物のトンボと似ても似つかぬのに何故竹トンボというのだろうと、「疑問の館」のトンネルの中に入っていましたが、いつしかそんな疑問も忘れ、小刀や竹の鋭い削ぎ先で手を切ったりしながら夢中になって作りました。

 やがて竹トンボが出来ると仲間が集まり海岸の砂浜に出て飛ばす競争をするのですが、作り方によって高さや遠さに差が出来ましたが、友だちの中には器用な子がいて、いつもその子には叶わず悔しい思いをした思い出が残っています。

 先日「お年寄りと昔の遊びをしよう」という集会に招かれ、子どもたちと一緒に体育館で色々な遊びをしましたが、体力こそ負けるものの駒を回したり竹トンボを飛ばしたりすることは、昔取った杵柄で、慣れていず不器用な子どもたちには競争しても連戦連勝でした。

 

 近々子どもたちを集めて竹トンボ作りに挑戦してみようと思っています。宇和島市には竹トンボの達人がいるようなので、是非講師に迎えより高く、より遠くへ飛ぶ夢の竹トンボ作りに挑戦してみたいと話をしています。楽しみです。

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〇ゴキブリ・カメムシ。クモ・ムカデ・・・
 田舎に暮らしていると、イノシシやハクビシン、サル、カラスなどの有害鳥獣の被害によく会います。加えてゴキブリ・カメムシ・クモ・ムカデなどの小動物が突然目の前に現れて、ゴキブリなどは履いていたスリッパを手に持って追いかけたりしますが、皆さんはどんな小動物が苦手ですか?。

 恐らく特に女性の方からはゴキブリ・カメムシ・クモ・ムカデ、スズメバチ全∼部と言われそうですが、ゴキブリ=不衛生、カメムシ=悪臭、クモ=気持ち悪い、ムカデ・スズメバチ=危ないというイメージが強く、どうすれば遭遇した時駆除できるか考えて、スプレーやガムテープを用意している人も少なくないようです。

 今日の昼前、居間よりほんの少し前、居間でテレビを見ていた妻が「きゃあ~お父さんムカデがいる」と叫びました。急いでその場所へ行ってみると、少し大きめのムカデが畳の上を這っていました。妻は別の部屋に用意しているスプレーを取りに出かけました。私はタンスの上のハエ叩きを取り出し、上から思い切り叩いて殺処分しました。命中率100%でした。

ムカデは普通ツガイで暮らしているので、もう一匹どこかに潜んでいるものと思われます。用心したいと思っています。私はかつて手袋の中に入っていたムカデに刺され、アナフラキシーショック症候群になり救急車のお世話になった経験があるので、気が気ではありません。

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〇予約しているというけれど
 妻の眼の手術が終わって丁度1週間が過ぎました。日帰り手術を選択したのであくる日は早朝に、一週間後の今日は11時に予約が入り、二人とも古い時代の人間ゆえ、30分前に病院へ行き受付を済ませて順番を待ちました。

 そのうち11時ころに「若松繫子さん、中へお入りください」と呼び込みがあり、検査室で10分ほど入念な検査が行なわれたようです。それから待つこと1時間50分、「予約とは一体何なのか?」と思う程、また「忘れられているのでは?」と思う程待たされました。

 結局診察室で2人で医師の説明を聞きながら診察を終えたのは午後1時過ぎでした。私と同じように診察順番をが来るのを幼稚園年長の女の子を連れて診察を待っていた親子連れも、待ちくたびれてぐずったり居眠りをしていました。今流行りの先生なので、行列しない行列が出来ることは理解できますが、病気でもない私も病気になりそうな雲行きでした。

 診察は5分ほどで済みましたが、経過は良いようで、眼球の抜糸をして、2週間後の予約を入れられ、近所の薬局で目薬を貰い病院や薬局を後にしました。2週間後にまた待たされる憂鬱を思いながら、何はともあれ診察を終えて帰りました。ホッとして、ドッと疲れて、2週間後の想定される憂鬱を想像しました。今日私の時計は2時間待ちぼうけの時間でした。

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〇「あなたはストレスがないの?」と言われました
 昨日盆踊り会場で久しぶりに出会った中年女性の方から、「久しぶりにお会いしましたが、お元気そうで何よりです。いつもニコニコしていて羨ましい。あなたはストレスがないの?」と突然言われました。「そんなことありません。私も人並みに色々悩むことがあって・・・」とあれこれ言うと、「そんなの私から見ればストレスの内に入らない」とまで言われました。

 それからその方は今悩んでいる身の回りのことを並べたて、話されました。「自身がガンになった」こと「両親が老いを迎え手がかかる」こと、「年金暮らしで食べるのがやっと」などなどでした。本人が言うのには「まるで私にだけ何でこう悪いことがついて回るのかしら」とストレスがMaxで「生きているのが時々嫌になる」とのことでした。

 その人から見れば確かに私の悩みなどストレスの内に入らないかも知れませんが、「一生懸命前向きに生きていればまたいいことがありますから、プラス思考で生きましょう」と励ましました。いやはやとんだ話を聞いたものです。かく言う私も79歳という過去年齢の間には、超がつくほどのストレスを抱え病気にもなりましたが、妻を始め家族や多くの人の励ましや手助けで何とか乗り切り現在を迎えています。

 恐らくこれから迎えるであろう20年ほどの未来年齢も、あれこれストレスを抱えるものと思われますし、今も小さなストレスを持って生きていますが、喜びの種を見つければ何とか乗り切れるような気がします。人から見れば私の生き方は幸せそうに見えるのでしょうか?。

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〇あっ、虹だ!!
 子どもの頃から、天空に7色の弧を描いたように突然出る虹を見ると何かいいことがありそうな特別幸せな気持ちになります。今日先ほど外出先から帰って北の空を見るとそれは綺麗な虹が架かって、妻と二人でしばらくの間見とれてしまいました。

 これまで入道雲以外は雲一つない真っ青な夏空が広がっていましたが、台風10号の接近で雲行きが怪しくなり、小粒の雨に太陽に光が反射して出来たものと思われますが、虹の根元に宝物があるという絵本を小さい頃に読んだからでしょうか、今もそのことが気になって虹の根元付近を観ましたが、その内に次は消えてなくなりました。

 虹や夕日や朝日などの自然現象を、私のような素人が写真に収めるのは容易なことではありません。写真に撮ったつもりでも、いざバックアップして見ると見た目ほどの美しさはどこへやらです。それでも記録しないと記憶としては残りません。もう少し修行が必要なようです。

 

 

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〇今年の夏は3度の食事のデザートはスイカでした
 今年のわが家の家庭菜園は自分が作ったスイカが大豊作で、スイカ大好き人間の私は、7月末から今日まで、約1ヶ月間毎日のように3度の食事の度にデザートにスイカを食べまくっています。

 

 今年の夏は昼は猛暑日、夜は熱帯夜と真夏の太陽が照り付けたり温度が下がらず、梅雨の最中にはスイカの花はいっぱい咲くのに雨で実がつかず不作を心配していましたが、その後は雨が一粒も降らず、不作から一転して大豊作となり、大玉は13.5㎏のジャンボスイカを筆頭に大玉・小玉がいっぱいなって、ハクビシン除けにスイカの玉の上に収穫用のキャリーを被せましたが、数が足りないほどでした。

 スイカは冷蔵庫の場所を取るため2つある冷蔵庫と息子宅の冷蔵庫はいつもスイカが主導権を握るように鎮座しています。今日は朝早くから夕方まで講演のため出かけていましたが、帰宅すると直ぐに、又夕食後のデザートに、妻がよく冷えたスイカを出してくれ、大満足の手合いでした。畑にはまだスイカがゴロゴロあって4~5日は名残のスイカを楽しめそうです。今年のスイカはシャキシャキ感抜群で糖度も豊作ゆえそれなりにあって、当たりはずれがないのが特徴です。今日も満腹・満足の一日でした。

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〇妻の眼の手術・経過観察診察・保養などなどで多少疲れました
 19日に入院もせずに目の手術をしたことを、臆目もなく私のFacebookにアップしたところ、大勢の方々からお見舞いの書き込みメールをいただき、感謝の気持ちいっぱいです。手術日の夜は若嫁が私と妻の分の夕食を作ってくれ、有難くいただきました。

 メールや書き込みの中で多かったのは「長年私のために陰になって働いて来た奥さんのお陰だから、恩返しのつもりで、この際しっかり看護し、手足になって働くように」という私宛の但し書きが沢山ありました。ごもっともなご指摘なので、甘んじて受け入れ手足になった気持ちでやってはいます。

 手術の明くる日朝一番で病院へ経過観察のための診察に出かけ、診てもらったところ、予想以上に経過は良好なようで、まずは一安心といったところですが、妻はこの暑いのに、4日間は顔を洗ったり化粧もご法度で、昼間は透明のゴーグルのようなメガネをかけ、夜は透明のレンズのような蓋を右目にテープで張り付けて寝ています。

 本当は家事全般を私がやらねばならないのでしょうが、家でやったことがないので、妻が洗濯や食事の準備をいつも通りやってくれていて大助かりです。おっとこんな私の醜態を書くとまた皆さんの責を買うことになるので、この程度にしておきます。

 今日からは首から下のシャワーが出来、明日1日が過ぎれば顔を洗ったりお風呂にも入れるようで、もう少しの辛抱です。この3~4日は外出も余りせず、目の届く家の内外で窮屈な日々をウロチョロと過ごして来ましたが、明日は解禁となり講演に出掛ける予定です。

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〇すっかり姿を消したそろばん
 今日机の引き出しの中を掃除をしていると懐かしいそろばんが出てきました。そういえばこの4~5年そろばんを使った記憶がなく、その存在さえもすっかり忘れていました。私たちが子どもの頃は、「読み・書き・そろばん」といって、学校や習い事でよく耳にする言葉でした。ところが電子計算機の普及によってそろばんは私たちの暮らしの中から姿を消してしまいました。

 今は余程のことがない限りそろばんを使うことはありませんが、「ご和算で願いましては1円なり、2円なり、3円なり~」と読み手が声を挙げ、そろばんの音をパチパチいわせて計算をし、「分る人」と言えば手を挙げて答え、当たっていれば「ごめい算」なんて、自分が間違っていても口裏を合わせて答えていたことを懐かしく思い出しました。

 今は学校教育の算数や数学の授業でも小さな計算機の持ち込みが自由で、そろばんは教材の座を計算機に奪われ出番の機会もなくなってしまったようです。それでも都会へ行くとそろばん教室や書道教室などがあって、子どもたちの習い事の中では、くもん教室、ピアノ教室、水泳教室などともに、子どもの興味より親の習わせたいものの一つのようです。

 私が小学生の頃は、商売人は必ずそろばんをはじいていました。中には5つ玉のそろばんまであり、また学校には低学年用に大きなそろばんがあって懐かしい記憶として残っています。今年新札が発行されましたが、経済の父と言われる渋沢栄一が10,000円札の肖像が使われたため、渋沢栄一の持論「論語と算盤」がすっかり有名になりましたが、残念ながらそろばんは遠い昔の道具となってしまいました。私は机の引き出しにしまっていたそろばんを捨てる気持ちは毛頭なく、恐らく死ぬまで持ち続けることでしょう。

「わが机 引き出しの奥 そろばんが 出てきてビックリ 懐かしさの余り」
「ご和算で 願いましては 1円なり 苦手だったが 口裏合わせ」
「学校で 使わなくなり 仕事でも 使うことなく 思い出彼方」
「新札の 渋沢栄一 そろばんの 必要説くが 使う人なし」

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