〇雪道の嫌な思い出
私は若い頃鳥取県へ行く途中、ちょっとしたスリップ事故に遭いました。征瀬戸大橋を渡り蒜山高原までは順調に進みましたが、長いトンネルを越えて鳥取県へ入った途端雪が増え、雪道に慣れていない私はとりあえず前に進むしか方法がありませんでした。冬用タイヤもチェーンもなく気をつけて走ったつもりでしたが、その内横滑りしてガードレールにぶつつけて自損事故を起こしてしまいました。講演先の車で迎えに来てもらい何とか講演を終えたものの、事故した車で帰るのは無理と判断し公共交通で帰ることにしました。講演中に置いた車を広島の知り合いの車屋さんの台車で運んでもらい、私より先に車が帰るという何とも奇妙な出来事でした。忌まわしいあの雪道の事故を思い出す度に「雪道をあなどってはいけない」と肝に銘じています。