〇停電って本当?
昨晩ちょっとした騒動がありました。LINE仲間から停電の一報が寄せられました。幸いわが町は停電しませんでしたが、何が原因か分からぬ停電に不安になりました。
ふと無人島キャンプをしていた時の事を思い出しました。無人島では勿論電気がつきません。非常用の発電機や懐中電灯は持っていても、そんな灯りで活動をする訳に行かず、日が暮れると基本的にはどうすることも出来ず,夜が明けるのを待つしかありませんでした。
ある時台風が来ました。私たちは身に危険を感じて、隣の二神島に避難しました。避難所となった集会所の畳をなでながら「畳って温かい」。「スイッチをひねれば電気がつく。蛇口をひねれば水が出る。私たちは大切なことを学んだ」と語っていました。参加した少年たちは語っていました。
電気のスイッチをひねれば電気がつく、蛇口をひねれば水が出る、こんな当たり前の暮らしに慣れていると、当たり前につく電気も水も、当たり前にあることに気がつかないものです。私たちは幸せだと思いました。この当たり前が文明ですから、節電・節水に気をつけて電気や水を大切に使って暮らしたいと思いました。
幸いわが町では電気が消えることはありませんでしたが、ふと昔のことを思い出しました。(四国では一時39万個が停電しました。周波数リレーで停電したそうですが、2時間ほどで復旧しました)