人間牧場

〇包丁の柄の修理
 家庭にはハサミ、鋸、金槌、などなど色々な道具がありますが、中でも台所で毎日のように朝・昼・夕と妻が台所で使う包丁は絶えず砥石で研いでいますが、庖丁を研ぐのはもっぱら私の仕事で、「お父さ~ん、庖丁を研いで~」とよく頼まれます。

その都度「任せとけ」とばかりに裏の外台所で少し水をかけながらピカピカに研いでやります。ところが長年使っていると包丁も刃金の部分がすり減り、切れ味が悪くなってきますが、先日手元の柄の部分が壊れて、さてどうしようと妻から相談を受けました。

 昨日所用で松山へ出た帰り道、ホームセンターに立ち寄り、木で出来た替え柄だけを買い求めて帰りました。古い壊れた柄をバイスに挟んで抜き取り、錆の出た手元の錆びを丁寧に落とし、地金だけにして、買って帰った替え柄に打ち込みました。

 するとどうでしょう。まるで新品のような包丁が出来、砥石で研ぎ直して妻に渡すと、「お父さんは器用じゃねえ」と褒めてくれました。「それほどでも」と一応謙遜して見せましたが、これから4~5年はまだまだ持たせたいと思っています。捨てれば危険物ですが、再利用すれば立派な道具に生まれ変わります。

「『包丁の 柄が壊れた』と 言う妻の 愛用包丁 替え柄で修理」
「普通だと 廃品置き場 行く所 修理をしたので 4~5年使える」
「年金で 細々暮らす わが夫婦 知恵・汗出して 無理無駄省く」
「台所 妻愛用の 包丁を 研ぐのは私 愛用砥石で」

[ この記事をシェアする ]