〇便利なティシュペーパー
子どもの頃はなかったものにティシュペーパーがあります。何気なく無造作さに使ってていますが、よーく見ると向こうが透き通って見えるほどの薄さです。紙が貴重だった昔のことを考えると、よくもあこんな薄い紙が作れたものだと感心します。ティシュペーパーは使い捨ての代名詞のようなものですが、物価が上がって少し高くなったとは言いながらまだまだ安価です。
最近は街角でティシュをサービスで配る人たちを見かけることも、それを植え取る人も殆どいなくなりましたが、私などは欲が深いのか「もう一つ下さい」と言って貰い便利に外出用のハンカチとともにつかっていますが、先日も一緒に歩いていた妻に、「そんなことしないで、恥ずかしいから」となだめられる始末です。
この4~5日夏風邪で熱が出たり鼻水や痰が出て、その度に枕元に置いてもらった一箱のティシュを使い続けました。傍に置いたゴミ箱はティシュペーパーで一杯になりましたが、しみじみと便利な世の中になったものだと思いました。かつてバブルが崩壊した頃、トイレットペーパーが品薄となり、売り場には行列が出来たことがありますが、若し戦争でも起こったらこんな使い捨てな暮しもどうなることやらです。