人間牧場

〇古いタンスの棹に命を吹き込む
 古いタンスは保存したくても場所を取るし壊す以外に方法がないようです。ところが人形作家林智美さんに依頼していた100体の人形が間もなく出来上がるので、その保存や展示方法を考えていて、古いアンティーク風タンスを利用すれば上手くいくかも知れないとひらめき、早速タンスの引き出しを7棹引き抜いて貰ってきました。

 水洗いして汚れを落とし水分を丁寧に取って1週間ほど陰干しをしました。その間鉄の鍵穴の上部をグラインダーで切り取り、鉄の取っ手はそのまま残すことにしました。そして人形を受け取り予定の前日の昨日、刷毛で丹念にワックスを塗り、半日をかけて布切れで磨きました。見違えるように綺麗になった7つの棹はひっくり返して展示台になる予定です。

 今朝林さんが予定より早くわが家へ到着したので、一緒に手伝ってもらい、トラックに積んで地域事務所まで持って行き、エレベーターで3階まで上げました。本当は人形の受け取りはわが家で行う予定でしたが、1週間後の来週の火曜日に、私が会長を務めている双海史談会の例会で集まった会員に見てもらい、意見を聞いたのち、11月3日と12日の公民館祭りに展示台として子の棹の上に人形を乗せて展示するため地域事務所の3階で人形を受け取りました。

「古タンス 粗大ゴミのはず 閃いて 展示の台に しようと画策」
「持ち帰り 水洗いして 陰干しし グラインダーで 鉄鍵削る」
「7棹の タンス引き出し ワックスを 丹念塗って 磨きをかける」
「われながら いい考えと 自賛する 今日は人形 飾ってお披露目」

 

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