◯いつの間にか在宅者に・・・
新型コロナウイルスの影響で、様々なことが中止・延期になり、また不用不急の外出を控えたたため、いつの間にか春から初夏に季節も変わり、「はて自分は?」と自分の存在を考えると、戸惑いを隠しきれません。
普通の年であれば、3月・4月は年度替わりであれやこれや外出する機会も多く、その都度スーツを着て出かけていましたが、スーツを着る機会も殆どなく、ネクタイの締め方さえも忘れてしまいそうです。幸いこれからはクールビズといわなくても、ノーネクタイで出かけられる季節になったので、その心配はなさそうです。
この頃は朝から晩まで殆ど一日中在宅で、まるでご隠居さんのような無職でリッチな暮らしをしています。この状態を「老後のくらし」というのでしょうか。それでも自宅にいる私には農作業や原稿書きなど、やることはいっぱいあります。孫が学校へ登校するようになり、「おじいちゃん、おじいちゃん」ともせつかなくなり、少し自由時間が増えました。元に戻るのか?、それともこのままが続くのか?、不惑の日々が続きます。
昨日近くに住む元役場職員の友人に出会いました。彼はパチンコが趣味ですが、パチンコも自粛業種なのでそれも出来ず、結局余り体を動かすこともなく、家でテレビを観てゴロゴロしているようで、そのせいでしょうか、少し太ったと嘆いていました。痩せるのか努力が要りますが、太るのは意外と簡単です。別れ際いつも彼が私に言う言葉は「あんたが羨ましい」です。私は彼が言うように、お世辞でなく本当に羨ましいのでしょうか?(大笑い)
「コロナにて いつの間にやら 在宅者 元に戻るか あるいはこのまま」
「年月を かけて慣れてた あれやこれ たった二ヶ月 忘れてしもた」
「これを機に これから在宅 ご隠居さん 悪くはないな ひっそり生きる」
「もう少し 社会に役立つ ことせねば 罰が当たると 心入れ替え」