人間牧場

〇アジの刺身

 魚処双海町に住んでいると、様々な魚がごく自然に届きます。魚には旬があって、旬を外すと同じ魚なのにそんなに美味しくないものも沢山あるようです。昨日の夕方懇意にしている漁師さんからカナガシラとアジが届きました。アジには平アジと丸アジがあって、平アジの方が好まれますが、丸アジは身も分厚く丸アジの方が美味しい季節もあるようです。

美味しい魚が届きました

 昨日いただいたアジは丸アジでした。わが家ではいただく魚が新鮮なため、小魚は天ぷらや南蛮漬けなどにして食べますが、少し大きめの魚は刺身か煮つけか焼き魚にして食べるというシンプルな料理が多いようです。昔漁師さんから聞いた話だと、「刺身か焼くか、棄てるよりましだ煮て喰おう」だそうですが、メバルやカナガシラの煮つけは最高です。

 昨日いただいた丸アジは6匹でした、頭と内臓と尾びれを取って粗調理し、わが家3匹、息子家族3匹ずつに振り分けしましたが、それぞれ刺身にして新玉ネギとすりおろしショウガを添え美味しくいたがきました。食後孫たちから「美味しかった。おじいちゃんありがとう」とお礼を言われました。「届けてくれたおばちゃんに美味しかったと言っとく」と返しました。

 粗調理が終わり残ぱん処理していると若嫁が、アジとカナガシラの頭が欲しいと言うので渡しました。若嫁はこの残ぱんを利用していつもブイヤベースを作り、料理に使っています。捨てるべき部位を使うしたたかさは、見上げたものだといつも感心しています。丸アジの刺身は今流の言葉だと「めちゃ美味かった」でしょうか。いつもありがとうでした。

「漁師町 住んでるお陰 旬魚 届いて嬉し 早速調理」

「大きめの 丸アジ刺身 新玉と ショウガを添えて 舌鼓打つ」

「捨てる部位 若嫁これを ブイヤベース 主婦の鏡と 誇りに思う」

「めちゃ美味い 今流言葉で 表現し 孫に笑われ 少し恥ずかし」 

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