〇孫との約束のイカダ作り始める
新型コロナウイルスの影響で長い休みとなっている孫奏心は、来週から学校の授業が再開される連絡を受け、竹の確保だけで進んでいないイカダ作りが気になって仕方がないようです。この2~3日孫奏心は私の所へ何かとすり寄って来て、「おじいちゃん、早くイカダを作らないと学校が始まる」と訴えるのです。イカダはどうせ早く作っても海に浮かべるのは夏休みだからと思うのですが、ハンモックや畑など自分たちが夢に描いたプロジェクトが、ことごとく出来上がって気を良くしていることもあって、ノリノリなのです。
昨日は午後から雨が降るという天気予報だったので、午後から東屋に竹などを持ち込みイカダ作りを始めました。真竹の大きいのを7~8本並べ、少し細めの竹を真半分に割り上と下で挟むようにして、ステンレスの少し大きめの針金で止める手はずですが、竹の表面はツルツルでよく滑るので、この作業は中々でした。針金の先端で孫たちが怪我をしないよう注意をして組み立てました。その後孫奏心の発想では割竹で囲うようでしたが、木の板を使うよう設計変更し、何とか午後6時ころ昨日の作業を終えました。
作業をする時孫奏心は私を師匠と呼び、私も孫奏心を弟子と呼んで、色々な手仕事を怪我をしない程度に手伝わせていますが、最近は道具の名前もすっかり覚え、昨日は小学5年生ながらインパクトを使ってネジ釘打ちまで出来るようになり、大喜びで夢中になってやっていました。子どもに刃物などの道具を使わせるのは危険なため、ついつい私がやってしまいがちですが、意識的に道具を使わせると、出来るようになるものです。今日も雨模様ですが、孫奏心は昨日の続きをやりたいのか早起きして、朝食や宿題を早々と済ませスイッチはONのようです。
「学校が 間もなく始まる 急がねば 孫の算段 目に見えるよう」
「竹藪に 出かけて切って 持ち帰り 準備万端 イカダ挑戦」
「雨模様 東屋孫と 二人きり 弟子と師匠で 作業を開始」
「最近は 道具あれこれ 使わせる 少しずつだが 中々やるわい」