〇ソラマメの収穫
毎年この時期になると、懇意にしてもらっている伊予市街の水口種苗店から、段ボール箱に入れられたソラマメが宅配便で届きます。今年は先日苗物を貰いに行った時大奥さんから、「今年はこれまでソラマメの収穫を頼んでいた人が都合で当てに出来なくなりました。お忙しいでしょうが、よかったらソラマメの収穫に来ませんか」と言われました。今年は新型コロナウイルスの影響で、全てキャンセルとなり「サンデー毎日なので喜んで・・・」と返事をしました。
ところがこのところ藪用が入りあたふたしていると、「いつ来られますか?」と前夜妻に電話が入りました。昨日の午前中出かける旨を電話返信し出かけました。この時期種苗店は田植えのシーズンに入り、予約の稲苗の育成や出荷作業で猫の手も借りたいほどの忙しさが見て取れたので、少々心苦しく思いましたが、大奥さんはいつものように優しく対応してもらい、ご一緒に先日開業したJR駅近くのソラマメ畑へ出向いて、私と世間話をしながらソラマメをハサミで切り取り、キャリー1箱と手提げカゴ1ぱいをいただいて持ち帰りました。
さあそれからが大変です。隣近所や近場の親類へ新鮮なうちにお裾分けして上げました。幸いわが家も先日香川から送ってもらったソラマメを食べ尽くしたところなので、今日にでも皮を剥いて食べようと思っています。旬のものはとても美味しいのですが、旬はあっという間に終わります。この時期しか食べられないソラマメを、自分の菜園で作ることもなく、さも自分が作ったような顔をして、恩恵にあずかりました。友人のfacebookにソラマメのかき揚げが美味しそうに紹介されていました。そうだ今日は妻に頼んでソラマメのかき揚げにでもしてもらいましょうか。
「猫の手も 借りたいほどの 忙しさ ソラマメ収穫 来ないか誘われ」
「行きますと 言ってはみたが 薮用で 2日も遅れ お詫び方々」
「ソラマメの 畑に入り 実入りした ソラマメハサミ 次々収穫」
「ソラマメの かき揚げ食べたい 妻に言う 今夜の食卓 今から楽しみ」