人間牧場

〇真鯛をいただきました

 昨日の夕方、長男息子の友人が、「下灘の漁師さんから鯛を貰ったので食べてください」と、活きのいい天然真鯛を4匹もわが家へ持って来てくれました。私に粗調理の役目が暗黙のうちに回り、早速裏の外調理場で鱗を引き始めました。何にでも興味を示す孫たちが傍にやって来て、「鱗を引かせて欲しい」と頼むので、体験のつもりでやらせましたが、初めてのこととあってまあ下手糞でもどかしく、魚は素早く清潔が勝負なので、「今度教えてやる」と納得させ直ぐに止めさせました。

いただいた真鯛

 鯛は骨が固く料理の難しい魚です。特に頭を大骨から切り取ったり、半分に割ったりするのは出刃包丁を使ってもかなりの腕力と技術が必要なのです。頭を落として内臓を開けるとこの時期の鯛には粟子や白子があって、昨日の鯛は4枚とも白子でした。3枚におろし頭やヒハラ、大骨は煮付け用に小切りして、冷蔵庫に入るようタッパーに入れ、冷蔵庫焼けしないようラップをかけて収納しました。

 次男嫁の実家の親が最近入院手術をして退院しているので、全快見舞いのつもりで息子と相談し、丸々1匹分を発泡スチロールの箱に入れて松山市堀江まで届けることにしました。昨日はゴールデンウィーク中ながら新型コロナウイルスの影響で市内は車も空いていて、往復2時間ほどで午後7時ころ帰宅しました。昨日はわが家も鯛一匹の半分が刺身、アラ炊きとして食卓に上りました。特に白子の味は絶品で、今晩も刺身を食べれるものと期待をしています。私は魚大好き人間です。それにしても田舎暮らしは幸せです。

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