〇おやっ?何が始まるのだろう?
私の住んでいる双海町灘町地区は、町内で一番人口の多い所です。故に未だにあちこちに新築の家がボチボチ建っていますが、5丁目まである2~4丁目辺りでは空き家が目立つようになったり、周辺の田んぼも作り手がいなくなり、大草状態になり始めました。恐らく近い将来の10年後にはもっと空き家や耕作不耕地が増えるものと思われます。
そんな見慣れた光景の県道沿いの荒れた田んぼ付近を歩いていると最近、何やら工事用の資材が運び込まれているようで、「何が始まるのだろう?」思い始めました。その内電気工事用の車が電線工事を行い、どうやら太陽光発電のパネルを設置するのではないかと、近所の噂話が広がりました。あれよあれよという間に工事は進み、あっという間に沢山のパネルが取り付けられました。
先日その県道を挟んだ前の空き家が売れ、リフォームを終えて入居したばかりの家がありますが、この家を選んだ段階ではなかった太陽光パネルの反射や原風景の影響をもろに受けるだけに、隣近所の人の話だと他人事ながら少なからずのようです。でも太陽光発はクリーンエネルギーの代表なので、持続可能な開発目標の一つとして、国民上げて推進しなかればならないテーマでもあるのです。
かく言うわが家も、息子は自宅車庫の上に風力発電の小型風車や、小型ながら太陽光発電パネルを自分で設置してクリーンエネルギーを作って楽しんでいます。そういえばあちこちの家の屋根にはソーラーパネルが設置され、個人で売電する人も増えてきましたが、景観と開発という二面性をどう折り合いをつけるのか、難しい選択が迫られそうです。
「おや?何が? 始まるのだろう? 前空き地 資材次々 運び込まれて」
「何日か するとどうやら 太陽光 発電パネル 幾何学的に」
「気がつけば あちらこちらの 屋根の上 発電パネル 設置した家」
「作り手の いない田んぼが 増えてきた 雑草だらけ それとも発電」